kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

排外主義的傾向をあからさまにする山本新選組の地方議員に呆れる

 今の山本新選組の地方議員にはこんな奴がいるのかと呆れた。

 

 

 東京の足立区議会議員か。定数45で16位当選してやがる。問題の区議は1期目で現在55歳。なおかつて山本太郎に居住経験があると思われる江東区新選組の区議はいない。

 

go2senkyo.com

 

 

 そういや「カタコト動画」ってあったな。山本太郎はどっかの芸能人の真似だとか言い逃れしてたんだっけ。もちろん支持者や信者たちはそれを全面的に受け入れた。

 でも組の地方議員がこういうXを発信している事実を知ると、日本国憲法を「よい憲法」だと思う人が支持層の3分の1しかいなかったり、各種地方選で石丸伸二や斎藤元彦や立花孝志らに投票した人の割合が国民民主党(民民)以上に多かったという出口調査の結果とよく整合しているよなあと思う。

 そんな新選組山本太郎をしばしば応援しながら、今回民民に走った須藤元気にも同じ種類の危うさを感じるが、それは改めて取り上げたい。今回は上記Xと同じ方の新選組批判のXをあといくつかリンクする。プロフィールを見ると、もともとは新選組をかなり熱心に応援していた方のようだ。

 

 

 新選組はもう新自由主義政党といっても過言ではないと思う。排外主義傾向とあわせて非常に危険だ。

 

 

 上記リンクの件は、新選組の組内では「狂言だった」ということになっているらしく、この件をブログで取り上げても新選組の支持者や関係者からも全く反応がないが、本当に山本太郎の言う通りなのだろうか。私は大いに疑っている。

 新選組にはどうやらかなりの富裕層に属する人たちにファンが多くて結構大口の献金もあるらしく、山本太郎のカリスマ人気にも支えられて党勢は現在でも膨張中だけれども、組内にはいろいろ複雑な力学が働いているらしく全体像はなかなかつかめない。これは参政党についてもいえることだけれども、地方に着実に根づき始めている。

 しかし党(組)の限界が山本の限界と事実上同じである体質は結党当時から全く変わっていない。もうポイントオブノーリターンをとっくに超えているのではないだろうか。

 そういえば新選組参院選宮城選挙区に候補を立てると発表した。

 

 

 

 昨年の衆院選後に、民民支持層はかつての5倍になり、新選組は3倍になったと私はみているが、裏を返せば民民には昨年までのコア層が支持層全体の2割しかおらず8割は「外様」であり、新選組もコア層は3分の1でその倍の「外様」がいると思われる。両党の性格は大きく変わりつつあるといえる。

 しかしその「外様」を招いた地方議員は昨日今日初当選したわけではなく、前記足立区議が当選したのは2023年だし、民民に関していえばもとは他区の自民党区議でその後立花孝志になびいた挙句に立花と喧嘩別れした二瓶文隆を民民がスカウトしたのも2023年の区議選より前だ。つまり両党とも、その頃から右にウイングを広げようとしていた。民民などは小倉健一だったかが、民民は昔からずっと極右新自由主義者の持ち物だったと言わんばかりのふざけた記事を先日公開していた。

 その2党と参政党が現在伸びており、それ以外の政党は逆風を受けているのが現在だ。

 そんな今、内閣不信任案を出して衆院解散で衆参同日選挙だ、などというのはとんでもない話だ。あれは、長嶋茂雄よりも6歳3か月しか若くない小沢一郎が、俺の目の黒いうちに大きな政局にしろと力み返って、それにベテランの政治家たち(小川淳也だったもう立派なベテラン議員だ。手塚仁雄辻元清美も同様)たちが振り回されているだけだ。小沢の個人的な欲望は抑え込まなければならない。

 2020年に新立民が小沢の入党を認めたことは間違っていた。枝野幸男の責任も重い。