今日は東京都議選の告示日。
昨夜、帰り道で玉木雄一郎と須藤元気の二連ポスターを見かけた。須藤も山尾(菅野)志桜里と同様に公認予定取り消しを期待している民民信者あるいは玉木信者にとっては凶報かもしれない。こちらとしてはほくそ笑んだだけだが。
数日前に歩いた時には貼ってあったはずの江東区長の大久保朋果と都議選の無所属自民裏金系世襲二世候補・山崎一輝の二連ポスターは剥がされていた。無所属だからポスター貼れないんだっけね。昨年の衆院選では金澤結衣が無所属になったためにハンディキャップが増えて票を激減させた。それなのに須藤元気は票を大幅に増やし、あわや当選というところまで善戦した。その須藤は都議選告示前から民民公認候補の自民系世襲三世候補(選挙違反で失職した木村弥生前区長の甥)・高橋巧を熱心に応援している。江東区内では須藤の人気は高い。都議選のために須藤は汗をかいているから、その須藤と玉木の二連ポスターを江東区内に貼りまくっているであろう民民玉木分派が須藤の公認予定も取り消すという目はまずあるまいと私はにらんでいる。
読売は自民系裏金無所属候補を自民が一丸になって応援しているみたいな飛ばし記事を一昨日(告示日の前々日)に出して、明らかにその候補を事実上応援していたが、江東区内の「自民系」は「江東三国志」だけでも三分裂しているので最初から一枚岩ではない。2021年の衆院選では、それまで民主・民進系にいた柿沢未途が自民系無所属で出馬した。旧希望の党だが民民にも立民にも在籍歴はない。どちらにも属さずに谷垣禎一に取り入り、明らかに自民党入りを目指していた。それに反旗を翻して極右候補を愛知県から引っ張ってきたのが、今回の都議選に無所属裏金系で立候補した山崎一輝らである。山崎の父・孝明は江東区長だった(2023年死去)。だから江東区の自民党は主流派は極右系(山崎家系)だが、同じ自民党員でも柿沢家系と木村家系には、一世というか創始者がともに新自由クラブ在籍歴があるので、清和会系の山崎家とは相容れない。そこに弱い立民にもつけ入る隙があり、それを突いて補選と本選を合わせて2度の衆院選を同じ年に連勝したのが昨年の酒井菜摘だった。2度とも酒井の得票率は30%に満たなかったが、2021年の柿沢未途も自民系の分裂選挙だったこともあって得票率は32%しかとれていない。山崎孝明・一輝親子やその後ろ盾である萩生田光一らが推した極右候補の今村洋史は得票率11.2%で4位に沈んで大惨敗した。山崎一輝はその後2023年4月の江東区長選と2024年7月の東京都議補選に連敗中だ。決して強くはない。山崎は都議会自民では幹事長を務めた「大物」だったらしいが、自民党は世襲政治家が威張れる悪風が充満する政党だからそうなっただけで、政治家としての実力には疑問符がつく。現に今は小池百合子によって区長に送り込まれた大久保朋果にペコペコするばかりで、かつて反小池の急先鋒だったという面影はもはやどこにもなく、古くからの支持者たちにも呆れられているらしい。だから山崎は今回も厳しい選挙になるだろうといわれている。
下馬評では定数4の江東区選挙区において強い候補が3人いて、残り1議席を4人が争うとされている。その4人のうちの1人が山崎なのである。他の3人が都ファ、共産、立民。つまり無(自)ファ共立の4党がサバイバルレースを行うというとんでもない選挙区、それが江東区選挙区だ。もっとも民民の支持率低下で3位予想の民民候補も混戦に引き戻される可能性も皆無とはいえないかもしれない。そこらへんは新聞社、通信社、放送局などの情勢調査が明らかにしてくれるだろう。