国政選挙の選挙戦中に民意が大きく動くという前代未聞の状況になっている「かもしれない」。「かもしれない」というのは誤差を含む情報にもとづく推定だからだ。しかし当たらずと言えども遠からずだと思う。
共同通信 第2回 参院選トレンド調査(7月5~6日実施)
— 三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部 (@miraisyakai) 2025年7月6日
比例投票先
自民 18.2(+0.3)
参政 8.1(+2.3)
国民 6.8(+0.4)
立憲 6.6( -3.2)
公明 5.0(+1.4)
れいわ 3.7(+0.3)
維新 3.4(+0.9)
保守 2.5(+1.4)
共産 2.5( -0.2)
社民 0.9(+0.1)…
政党支持率でも参政党が3位に躍進し、それにつられたのか参政党と同傾向にして少し前までバブル人気を誇っていた民民がやや盛り返して2位になり、立民が4位に落ちた。
共同通信 第2回 参院選トレンド調査(7月5~6日実施)
— 三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部 (@miraisyakai) 2025年7月6日
政党支持率
自民 21.9( -3.6)
国民 10.3(+2.2)
参政 9.2(+0.8)
立憲 9.1( -2.3)
公明 4.9(+1.2)
維新 4.8(+0.5)
れいわ 4.1(+0.4)
共産 3.0(+0.2)
保守 2.5(+1.2)
社民 0.9(+0.1)
みんな 0.0(…
また石破内閣支持率の急落も目立つ。
共同通信 第2回 参院選トレンド調査(7月5~6日実施)
— 三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部 (@miraisyakai) 2025年7月6日
内閣支持率 25.4%(7.0ポイント減)
不支持率 62.6%(4.8ポイント増)
※毎月実施されている共同通信世論調査とは質問の構成が異なります。
JNNではまだ立民が比例投票先の2位を保っている。しかしここでも参政が3位だ。
JNN世論調査(7月5~6日実施)
— 三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部 (@miraisyakai) 2025年7月6日
比例投票先
自民 25
立憲 12
参政 9
国民 8
れいわ 6
維新 6
公明 5
共産 3
保守 2
社民 1
それ以外の政党・政治団体 5
決めていない・答えない 19
政党支持率になるともっとカオス(混沌)で、参政党は立民と事実上肩を並べた。しかも立民の政党支持率は自民や民民ともども下落傾向にある。
TBS世論調査
— おちゃ 🇯🇵 参議院選挙の情報発信! (@ocha_itk) 2025年7月6日
⇒参政党と立憲で支持率野党第一党争い
政党支持率では、▼自民党の支持が前回の調査から3.5ポイント下落し20.8%、▼立憲民主党は1.9ポイント下落し6.3%、▼日本維新の会は1.8ポイント上昇し4.1%、▼国民民主党は0.9ポイント下落し5.9%、▼参政党は4.1ポイント上昇し6.2%でした。
こりゃ選挙結果どうなるかわからないな。
それと、非改選も含めた次項の過半数もわからないというより、割れる可能性の方が高い。そうなると、参院選後に自民党の総裁が変わる可能性がある。この流れからしたら、自民の党勢下落を食い止めるのは右翼ないし極右の政治家を総裁にするしかないという判断が当然出てくるだろう。
昨日明らかになった現状に対する批評は、下記レバ子氏のXが的を射ていると思う。
なんとなく非自民票を集めて野党の地位に安住する時期は終わっています。今後自民党は極右の侵食を受け、おそらく党内権力が変わります。英国保守党は極右リフォームUKより右になりかえって沈没しました。右派ポピュリストはまず保守を食ってからこちらの陣営へ。対峙する強さを。明日も頑張ります。 pic.twitter.com/xV1nbvUPm4
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年7月6日
石破茂から高市早苗に代わったら自民党が「かえって沈没する」可能性があるかもしれない。
また、下記の民主・民進系政党の現状に対する批評にも同感。
社さ新党と新進党の合併は、日本でまともに社会主義をそれどころかニューディール的な政策を放棄するものとなりました。誰もがブレアにビル•クリントンになろうとした政党。それも民主党でした。そうしてお遊びをしていた時期はとうに過ぎました。今から目指す社会像を明確にすべき。手遅れになる。 pic.twitter.com/GpVhQfy6dU
— レバ子@Labor Struggle (@laborkounion) 2025年7月6日
今回の選挙戦でのテレビ討論会を見ても、野田佳彦がどういう社会を目指しているのかがさっぱり伝わってこない。しかも立民の政策PRも、野田に限らず「つなぎ」の食料品消費税率減税のあとの本命であるはずの「給付付き税額控除」のアピールを全然しない。これでは「選挙ブースト」も起きないよ。昨年の衆院選では自民党が選挙ブーストを起こせずに負けたが、今回は自民と立民が選挙ブーストを起こさずに負ける可能性がある。野田も代表就任後もう9か月も経つのに(決して「産まれたて」なんかじゃないよ!)現状ではお話にならないのではないか。仮に比例区の得票率が「立民の一人負け」と評された前回の参院選を下回るようなら、野田の責任問題になって然るべきだとと私は考える。
そういえばnews23の討論会で司会の小川彩佳に「もっと簡潔に」と要望されてキレた石破茂もひどい。石破茂の喋り方がスローモーなのは前からだが、今回は特に視聴者に弛緩した印象を与えている。自民、立民の両党の党首のこのようなあり方が、選挙戦中に支持を失いつつある理由になっているのではないか。
その他にも「変わらなければならない」政党はいくらでもあると思うが、今回は言及しない。
日本の政界は、今やそういうたいへんな「戦国時代」にあるということだ。このような時代に禁物なのは「調整型のリーダー」だと私は思う。そういうリーダーはあっという間に時代の奔流に流されてしまうからだ。たとえば立民の前代表のような人を私は念頭に置いて書いている。