kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

横浜市長選で田中康夫が当然の惨敗

 横浜市長選については何も書かなかったが、前回立民が支持し、社民・共産が支援した現職が今回は自立相乗りとなって「ゼロ打ち」は目に見えていた。

 対立候補の中心が誰なのかもはっきりしなかったが、得票の2位は田中康夫だった。私は2005年の郵政総選挙に田中が極右政治家たちを束ねて「新党日本」を立ち上げた頃から田中を見放していたから、ブログ開設後に田中について肯定的な記事を書いた記憶は全くない。しかし山本新選組の支持者を中心に田中を応援する人たちは結構いた。2016年の参院選東京選挙区には田中が維新公認で立候補し、山本太郎民族主義右翼の無所属候補・三宅洋平を支援した。この選挙では私は田中と三宅を共倒れさせるべく、戦略的投票で民進党の2人目の候補だった小川敏夫に投票した。結果は、選挙戦終盤に三宅が伸びて田中の票をかなり食ったために、狙い通り田中と三宅の共倒れが実現した。その意味では会心の選挙結果だった。

 田中は前回、2021年の横浜市長選にも出馬したが落選した。今回は現職と田中以外の他の候補がパッとしなかったために田中が筆頭の対抗馬だったらしい。

 しかし田中は、既に2005年に極右たちを束ねた政党「新党日本」を立ち上げた頃には本性を表しつつあったけれども、今や田中自身も極右の域に達したトンデモ政治家だ。それを指摘したのがおじいちゃんお化け氏だった。

 

 

 下記はおじいちゃんお化け氏のリポストで知った。

 

 

 田中康夫生活保護バッシングまでやっていた。片山さつきと何も変わらない。

 

 

 藤原規眞もますます馬脚を激しく現し続けてる。もう私が支持することはないだろう。

 

 

 田中康夫は『噂の真相』の執筆者仲間だった本多勝一が、もう田中の長野県知事時代から見放していた政治家だ。つまり全盛期中には本多は田中を見限っていた。あの小沢一郎と本多が意気投合したのは今世紀に入ってからだが、このように人を見る目に問題がある本多も、田中に対しては早々と見切りをつけていた。

 その田中に「花をつまんで投票する」とかいう左派や「リベラル」っていったいなんなんだろう。

 もっとももっとも声が大きかったのが新選組信者たちだったから、今回の横浜市長選が接戦になるとは全く思わなかった。もし少しでも接戦の可能性があると思ったらブログで田中を叩こうかと思っていたが、そうなる可能性は皆無だと判断したので無駄な時間を費やすことは止めたのだった。

 

 

 渡辺喜美も田中を応援していた。田中は、東京都の江東区江戸川区でいえば、上田令子と三戸安弥の「自由を守る会」みたいな立ち位置と言えるかもしれない。しかし三戸や上田が支持されても古色蒼然の田中が支持されるはずもなかった。

 

 

 3年後に参院議員になるつもりらしいミサオ・レッドウルフは田中を熱烈に応援していた。こんなざまだから新選組支持層で日本国憲法を「よい憲法」と思う人は自民や維新の支持層よりも少なくなるんだよ。

 

 

 

 前述の通り、私は2000年代には既に田中を見切っていた。残念ながら本多勝一よりは見切るのが遅かったけれど。

 

 

 いくらなんでも田中みたいな「昔の名前で出ています」では無理だったってことだ。