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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自民党総裁にふさわしいのは 高市氏28%、小泉氏24% 朝日世論(朝日新聞デジタル有料記事(9/21)の無料プレゼント)

 高市早苗の消費税に関する発言がブレているようだ。時事通信より。

 

www.jiji.com

 

高市氏、消費減税「排除せず」 自民総裁選

時事通信 政治部 2025年09月21日18時16分配信

 

 自民党高市早苗前経済安全保障担当相は21日、インターネット番組「チャンネルくらら」の収録で、食料品の消費税率ゼロへの引き下げに関して「あらゆる選択肢を排除する気はない。与野党で協議してベストだと思える方法を取っていく」と述べた。ただ、党内の反対論が根強く、各店舗のレジの仕様変更にも時間がかかるとして「即応性がない」とも指摘した。

 

URL: https://www.jiji.com/jc/article?k=2025092100195&g=pol

 

 このように総裁選の候補者の発言にブレがあることは、総裁選での旗色があまり良くないのではないかと思わせるもの。

 それを裏づけるような世論調査結果を朝日が出してきた。

 

www.asahi.com

 

 これは有料記事だが無料部分を以下に引用する。有料部分のプレゼントのリンクは本記事の末尾に張る。

 

自民党総裁にふさわしいのは 高市氏28%、小泉氏24% 朝日世論

2025年9月21日 21時40分

 

 朝日新聞社は20、21の両日、全国世論調査(電話)を実施した。新しい自民党総裁に誰がふさわしいと思うか聞いたところ、高市早苗・前経済安全保障相が28%、小泉進次郎農林水産相が24%で続いた。自民支持層に限ると、小泉氏が41%、高市氏が24%となり順位が入れ替わった。

 石破茂首相(自民党総裁)の退陣表明を受け、総裁選は22日に告示、10月4日に投開票される。(後略)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/AST9P3FH1T9PUZPS001M.html

 

 有権者全体をみれば、まだ高市早苗への支持の方が小泉進次郎への支持よりも多いが、自民党支持層に限れば小泉への支持の方が多いという傾向だ。

 弊ブログはこのところ「高市が最悪で小泉が次悪、この2人が争う自民党総裁選にはうんざり」と書き続けているが、朝日の世論調査結果は、高市を支持するような人たちの多くは自民党支持を離れて参政党や国民民主党(民民)へと流れていることを意味する。

 今回高市が打ち出した「給付付き税額控除」は、立憲民主党(立民)が以前から打ち出していながら4月に野田佳彦がそれよりも「減税」に舵を切った政策だが、それ自体はミルトン・フリードマンの「負の所得税」と同じような政策であり、それを消費税の逆進性解消のために用いるだけの話である*1。こんなものは「社民主義的政策」ですらない。なにしろフリードマンの政策にも含まれるのだから。しかしその程度の政策さえ「減税主義者」たちは受け入れない。新自由主義の害毒、これに極まれりである。いまやフリードマンと比較しても経済軸上の「右」に位置する。それなのに少なからぬ左翼・左派・リベラルまでもが減税主義になびいている。空いた口が塞がらない。

 自民党総裁選に関する「識者」の論評を見ると、やれ小泉進次郎新自由主義から脱却したなどという大甘な評価が目立って、本当にイライラする。そんなわけで、これ以上書きたいこともあまりなくなったので、そろそろ朝日の記事への有料プレゼントを張ろうと思うが、記事末尾に示された政党支持率を見ると、立民は参政と民民の後塵を拝した「第4党」がすっかり板についてきたらしいことや、維新・新選組・共産などが低迷していることがうかがわれる。現在の「減税=正義」という悪しき風潮を定着させた最大の戦犯は山本太郎だと私は考えているが、その山本の新選組を含めて、結局「減税ブーム」は参政と民民を超え太らせただけだったな、と苦々しく思う。

 自由討論会ブログなどで話題のMMT(現代貨幣理論)については、MMTがどのように受容されたかが最大の問題点であって*2、その最大の悪例が「いかなる税目の増税も認めない」という阪大の物理学の元教授・菊池誠であろう。菊池のようなありようでは、「夜警国家を理想とする究極の新自由主義(者)」としかいいようがない。また少し前に経済音痴ぶりを露呈した山本太郎に対しては「あんたが言い募った『消費税減税』または『消費税廃止』って一体何だったの?」と思わずにはいられない。

 朝日新聞デジタルの有料記事への無料プレゼントのリンクは下記。

 

digital.asahi.com

 

 有効期限は23日午前07時03分。

*1:https://www.yuhikaku.co.jp/static_files/15026_ch5_app1_incometax.pdf

*2:MMT理論武装は数学が大の得意の経済学者たちによってそれなりになされているはずだから、私の能力ではそこには突っ込めない。