kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

野田佳彦が議員定数削減について「私も大賛成です。実現しなければいけないと思っています」との妄論をテレビ番組で炸裂させた(激怒)

 今日(10/21)とうとう高市早苗内閣が発足してしまいそうだが、昨日はそれどころではなくYahoo! JAPANに配信された日刊スポーツの記事を読んで怒り狂ってしまった。といっても激怒の対象は高市早苗自民党や維新やN党ではない。高市自維N新政権に対抗するはずの野党第一党立憲民主党(立民)代表の野田佳彦(野ダメ)である。

 

news.yahoo.co.jp

 

 以下引用する。

 

立民・野田佳彦代表「吉村さんが突破口を開いてくれたことには感謝」「ただ…」議員定数削減で

10/20(月) 16:10配信

 

 立憲民主党野田佳彦代表(68)が20日放送のカンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)にリモートで生出演。日本維新の会の吉村洋文代表が連立の「絶対条件」に位置付けた国会議員定数削減を自民が受け入れ、21日召集の臨時国会に関連法案を提出する方針について言及した。

 

 議員定数削減について野田氏は「私も大賛成です。実現しなければいけないと思っています」と賛同した。

 

 12年11月の党首討論で、当時の首相だった野田氏は衆院解散の条件として定数削減を提案し、自民の安倍晋三総裁との合意を取り付けた。その後、与野党協議は難航した。野田氏は「安倍さんと約束した悲願でもある。吉村さんが突破口を開いてくれたことには感謝をしたい」と率直な感想を述べた。

 

 一方で合意した21年は2大政党に波が押し寄せていた時代背景を説明し、「ただ、いまはかなり多党制が進行しているので、意見をくみながら選挙制度協議会でどういった新しい選挙制度をつくるのか、民意をよく踏まえながらやっていかなければいけない」と強調した。

 

(日刊スポーツより)

 

URL: https://news.yahoo.co.jp/articles/961147ef6aeb0e105d8ce102868ab9e0ac3f75b6

 

 私はこの記事を読んで激怒し、やっぱりこの人は「野ダメ」だと改めて思った。しかしその反面、やはり野田は13年前に衆議院を解散した時と考えが何も変わっていなかったか、との思いもある。

 しかも立民では幹事長の安住淳も定数削減に賛成するコメントを発した。それがほかでもないXの立民のアカからポストされた。

 

 

 立民支持リベラル層のXを見ると、野田を庇おうとする向きと、野田に失望する向きに二分されている。前者の例としてnaoko氏、後者の代表として片岡正美氏のXを挙げておく。

 

 

 これは野田の擁護にもなっていない。2012年に定数削減を訴えていたのは安倍自民も維新もみんなの党の同じだ、と言い訳をしているだけだ。

 naoko氏は「民主党とは別政党の立憲民主党は、枝野代表が当時を反省し、定数削減について認識を改めることをすでに明言している」というが、テレビ番組での野ダメの発言からはそんな「反省」などどこにもうかがえない。

 またnaoko氏は「約束します。やりましょうと答えた安倍さんの部分を削らないように」というが、この件に関しては野ダメとの約束を反故にした安倍の方がまだ野田よりも見識があったといえる。安倍は、定数削減など重要な課題ではないと考えたからやらなかったのだろう。野田と安倍とを比較すると、より新自由主義的な傾向が強いのは野田の方ではないかとさえ私は思う。

 以下は片岡正美氏のポスト。

 

 

 

 残念ながら、「要約がおかしい」とは私には思えなかった。

 昨年の立民代表選に立候補した4人の定数削減に関する意見はそれぞれ違う。私がざっと見たところ、もっとも定数削減に対して消極的なのが枝野幸男で、次いで泉健太、吉田晴美の順。そして飛び抜けてひどいのが野田佳彦だった。

 枝野については、熱心な枝野支持者である前述の片岡正美氏のリポストが参考になる。

 

 

 枝野も2012年には「衆院比例80削減」に賛成していたのではないかと思うが、その後考えを改めたということだろう。100点満点はとうていつけられないけれども、立民の前記4議員の中では明らかに一番まともな意見表明である。

 片岡氏は手放しで枝野を礼賛している。

 

 

 

 そうだな。吉村洋文も高市早苗玉木雄一郎も、そして野田佳彦安住淳も皆、「痛みが伴わない安全圏にいる」。とんでもない話である。

 しかし同じように「痛みが伴わない安全圏にいる」泉健太は彼らと比較するとよほどまともである。大の泉嫌いだった私が泉に肯定的に言及する日が来ると思わなかった。それほどまでにも野田や安住らがひどいということだが。

 

 

 これを「維新八策に大部分協調できる」とほざいたことのある泉がポストした。泉には政局に流されやすい悪癖があるものの、本質的には野ダメほどネオリベ色が強くないのかもしれない。

 一方、吉田晴美のXは歯切れが悪い。

 

 

 吉田は「議員定数削減は臨時国会の優先項目ではない」というだけで、議員定数削減の問題点については何も言っていない。

 

 

 2023年と2024年に打ち出した「枝野ビジョン」が十分だとは私には思えないけれども、昨年の立民代表選で争った4人を比較すると、群を抜いているのはやはり枝野だ。というより、曲がりなりにもビジョンを打ち出したのは、4人の中では枝野ただ1人だったといえるのではないか。やはり昨年の代表選で立民が野田佳彦を選んだことは非常に良くなかった。このざまならまだ泉の方がマシだった。野田は本当にひどい。やはりこの人は「野ダメ」だった。

 片岡氏も野田と安住には匙を投げてしまった。

 

 

 そうだな。政局的にも最悪だ。公明党は連立を離脱して比例に特化しようとしているのに、その公明を含む比例選出議員の多い少数政党に対してに対して最悪の危険球を投げてきた投手に、来た球を打ち返すどころか自らの頭を差し出して当たりに行ったとしか思えない野ダメと安住の発言だった。

 もっとも公明の斉藤鉄夫も腰が引けており、定数削減に迎合するXをポストした。

 

 

 「衆議院の定数削減の議論そのものには反対しません」などと言って自維に迎合している。このあたりが26年自民と連合を組んだ悪しき惰性力が連立を離脱しても働いていると思わせる。

 以上見た通り、議員定数削減に関する立民の政治家たちの意見が一致しているとは思われない。

 かつて「百家争鳴、百花斉放」の気風があった民主党新自由主義政党ではあったが党内での議論は活発だった。現在はそうではなく、組織防衛の悪風が強い。

 しかし、自維の「定数削減」に対抗するのに、野田や安住のような意見ではお話にならない。

 党内や支持者たちの活発な議論を求めたい。

 なお、定数削減でTACO玉木が日和っているらしい。

 

 

 玉木には定見がない分だけ、自らの新自由主義的信念に凝り固まっている野ダメと比較するとまだしも救いがあるのかもしれない。