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立憲、宮城知事選で参政旋風にのまれ埋没 衆参議員支援も前県議大敗(朝日)

 宮城県知事選だが、3位に沈んだ遊佐美由紀候補は県議を8期務め、宮城県知事選のために立民を離党して議員辞職し、今回の選挙に臨んだらしい。以下朝日新聞デジタルの無料記事を引用する。

 

www.asahi.com

 

立憲、宮城知事選で参政旋風にのまれ埋没 衆参議員支援も前県議大敗

岸めぐみ 2025年10月27日 14時15分

 

 26日に投開票された宮城県知事選で、立憲民主党宮城県議の遊佐美由紀氏(62)が大敗した。6選を決めた現職の村井嘉浩氏(65)と、参政党が全面支援した前参院議員の和田政宗氏(51)が接戦を演じた中、遊佐氏の得票は村井氏の半分程度。県選出の立憲衆参議員は5人いて、県議らも支援したが埋没した。

 

  遊佐氏は県議を8期途中で辞め、立憲を離党して無所属で立候補した。立憲は党として推薦などはしなかったが、立憲衆参議員や県議らが連日のように遊佐氏を応援。立憲の安住淳幹事長(宮城4区)は「今度は穏健中道リベラルの私たち」と街頭で訴えた。

 

 遊佐氏は「新・福祉立県みやぎ」と掲げ、中小企業の賃上げ支援や高校卒業までの医療費・小中学校給食の無償化、在宅介護支援などを訴えた。落選が決まった26日夜、記者団に「福祉、生活者重視をもっと分かりやすく具体的に進めればよかった」と述べた。

 

 立憲の岡本章子衆院議員(宮城1区)は「今の立憲民主党は既存政党として見られている。閉塞(へいそく)感や不安を打破する受け皿になりきれなかった」。党内から「(参政に)メディアやSNS含め、選挙の中身というより手法をジャックされた」(県連幹部)との声も出た。

 

 遊佐氏は17万6287票で、34万190票の村井氏、32万4375票の和田氏らに大差をつけられた。立憲は7月の参院選比例区で、得票数が国民民主、参政両党に続く野党3位に沈んだ。党は「事実上の敗北」と総括。人事を一新していた。

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASTBW1H3RTBWUNHB01FM.html

 

 東京都江東区でも8期30年務めた共産党区議が昨年の都議選補選と今年の都議選本選に連敗したことを思い出した。東京の江東区江戸川区では「自由を守る会」というのが参政党のような性格の極右新自由主義地域政党として存在していて、昨年の都議補選に勝って今年の都議選で再選されたこの党の都議はやたらと選挙に強く、

自民党や立民の票ばかりか共産候補の票だってバリバリ食う。そんな「自由を守る会」の候補などに表を侵食されて、共産党のエース区議だった候補が敗退したのだった。

 こんなことを書くと「自由を守る会」の支持者から「参政党と一緒にするな」と言われるかもしれないが、同会の現都議は昨年の東京15区補選では日本保守党寄りだったし、都議補選では都知事選を戦っていた石丸伸二と街宣で「遭遇」するという下手な芝居もやっていた。参政党の同類以外のなにものでもない。

 宮城県知事選でも元立民のベテラン県議が多選の現職と参政党が推す極右ポピュリズムの候補に歯が立たなかったというところか。

 それでも立民が支持率で野党第一党に返り咲いたなどと書いている人たちがいる。

 

 

 まあそれは事実なのだけれど、単に民民や参政党に流れていた「新自由主義リベラル」(俗称「岩盤保守」)の票が自民党に戻っただけの効果だった。下記三春充希氏のグラフからも明らかだ。

 

 

 しかし上記グラフからも明らかな通り、立民の政党支持率自体は全然上がっていない。また、下記「リアルタイム議席数予測」でも、今衆院選があったとしたら立民の比例ブロック獲得議席は26議席と予測されており、これは2024年衆院選で獲得した44議席と比較すると4割も少ない。それだけの支持層を野田佳彦の立民は流出させたといえる。

 

 

 自民は予測62議席で、これは24年衆院選の獲得59議席より多いがわずか3議席増。しかも当時の連立のパートナーだった公明が衆院選で20議席を獲得したのに対し、維新の獲得予測議席は18議席であり、与党全体としては1議席しか増えない情勢だ。

 それに加えて、選挙区で今まで自民党候補の票に乗っかってきてくれた公明票が乗らなくなる。これで「初の女性首相ブーム」だけで解散総選挙をやって勝てるかというと、温和な表現を用いても「博打」にしかならない。普通は「無謀」という言葉で表現される。

 だから当面の解散総選挙は行われないと私はみている。

 それにしても上記Xに示された衆院比例ブロックの予測議席数「共産5、新選組5」という数字は深刻だ。

 なぜなら2024年衆院選での両党の非礼ブロック獲得議席数は「共産7、新選組9」だったからだ。

 少し前までは、まだ「選挙ブースト」の効果が残っていたので、共産も新選組も予測獲得議席数が2桁の数字だったが、ブーストの効果が消えたらこの数字になった。

 特に新選組は、これだけ参政党などに右翼支持層が食われたらまともな人たちが残るかもしれないと思っていたところ、宮城県知事選の出口調査でもまたしてもろくでもない結果が出てきた。

 

 

 新撰組の政策委員が必死に反論しているが、説得力が全くない。

 

 

 何を馬鹿なことを。サンプル数数人でこんな数字やグラフにはならない。

 

 

 その通り。

 

 

 「少なくとも数人」どころか20人以上は軽くいるだろ、仮に「金山氏」と答えたのが1人だけだったとしても。

 それに、立民支持層にも和田政宗に投票した人が23%、つまり4分の1ほどもいる。

 そりゃ立民にも原口一博馬淵澄夫らがいるからな。

 極右ポピュリズムの野党政治家及び支持層への浸透の深さは、非常に深刻な問題だ。