今日も立民代表・野田佳彦を批判する。
野田は先の国会での党首討論でこんなことを言ったらしい。
以下毎日新聞の有料記事の無料部分より。
「サッチャー目指して、トラスにならぬよう」 野田氏、高市氏に警告
2025/11/26 20:56(最終更新 11/26 22:40)
臨時国会の後半で焦点となるのが、物価高などに対応する経済対策の裏付けとなる2025年度補正予算案だ。26日の党首討論では、高市早苗首相と立憲民主党の野田佳彦代表が財政規律を巡って議論し、予算審議の前哨戦となった。
「物価高対策はこれでは足りないとか、いろんな意見をいただいて、かなり取り込ませてもらった」。首相は野田氏との討論で、野党側の要求を盛り込んだと強調した。
一般会計の歳出で17・7兆円を計上する見通しの補正予算案には…
URL: https://mainichi.jp/articles/20251126/k00/00m/010/300000c
上記はいくら有料記事だといってもタイトルに直接関わる部分が有料になっているのでは「タイトルを切り取ってくれ」と言わんばかりだ。それはさすがに良くないと思うので、タイトルに関係する有料部分を以下に引用する。
野田氏はさらに、英国で22年に大型減税を打ち出して経済の混乱を招いた当時の女性首相のトラス氏の失敗例を挙げ、「首相は(英国初の女性首相の)サッチャーを目指していると言うが、トラスになることがないよう十分に注意してもらいたい」と求めた。首相は「経常収支の状況が日本と(英国は)全然違う。成長戦略なき減税はああいう事態につながりかねないということで、トラス・ショックが起こるような状況にはない」と反論した。【田中裕之、池田直】
URL: https://mainichi.jp/articles/20251126/k00/00m/010/300000c
それでは、高市早苗が「サッチャーを目指してサッチャーになる」のならそれは良いことだとでも野田は言いたいのだろうか。
サッチャーは直接税率を引き下げて間接税率を引き上げた政治家だ。最後にはそれだけでは満足できなくなって、最悪の税制である人頭税、つまり等額税を導入して批判を浴び、政権の座から追われた。
また1982年にアルゼンチンの右翼軍事政権の挑発に乗って戦争を引き起こし、それで政権を長期化させた政治家でもある。これに関しては、イギリス在住のkazukazu氏のXが実にいえている。
外堀埋めてからハードルを上げるの、中国の方が一枚も二枚も上手な件。高市、サッチャーを目指しているけど、経済不安から国民の不満を逸らすためにフォークランド侵攻を行なって英国に返り討ちにされたアルゼンチンのガルチェリの方に似ているからな。
— kazukazu (@kazukazu881) 2025年11月28日
確かにそうだ。高市が似ているのはサッチャーではなくアルゼンチンのレオポルド・ガルチェリ(1926-2003)の方であって、サッチャーに似ているのは習近平の方だ。
こんな指摘もあった。上記毎日新聞ではなく、下記「はてな匿名ダイアリー」に対する地下猫氏のブコメ。
高市政権って今のところどうなん
中国が無茶苦茶なことをいうほど高市の支持率は上がるし、高市を叩けば中国国内のガス抜きになるしで、高市と習近平はお互いをフォローしているよね。支持率がおちたら、高市は中国にケンカふっかけるんだろうな。
2025/11/28 16:25
高市と野田の党首討論に話を戻すと、野田はサッチャーを肯定的に評価しているのではないかと疑われても仕方がない質疑だった。
代表がこのざまだから立民は2024年衆院選以降現在までの1年あまりで比例票を半分近くも流出させている(三春充希氏の推算による)。
しかるに現在の立民支持層はそんな野田をなかなか批判できない。
マスメディアや日本の有権者全般が高市をなかなか批判できないのと同じ現象が、立民支持層内でも起きているのではないかと私には思えてならない。