kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

首相、連日の公邸ごもり 衆院解散可否を熟慮か(共同通信)

 3連休前日の深夜に突如読売がネットで報じた無法な通常国会冒頭解散の話だが、高市自民党内や「連立」のパートナーである維新への根回しその他を高市は全然やっていなかったらしい。めちゃくちゃである。「飲みィのやりィのやりまくり」だったらしい35年前の30歳の頃と、高市という人間の本性は全く変わっていないようだ。

 

 

 やっぱり政治資金問題と統一教会(協会)の関係を通常国会で追及されることから逃げるためなのか。

 「正確な勝敗予測調査もまだしてない」とのことだが、私も「高市に勝算なんてあるのか」が知りたかった。

 SNSで流れている話を見ると、読売に自民党の調査云々が書かれていたらしいが、あの内部調査はかつては「マスコミの調査より正確」などという都市伝説が流布していたけれどもここ数回の国政選挙でその権威は地に堕ちている。特に今回はネットで有名な三春充希氏も公明票の出方に大きく左右されるとの見方で、公明票がどうなるかをパラメータにして何通りかのパターンに分けてシミュレーションをしていた。その公明票の乗り方がどうなるかなど、権威が大きく揺らいでいる自民党の内部調査とやらで見積もることなどできるはずもない。

 だから右派フリージャーナリストの安積明子にこんなことを書かれる。

 

 

 まさか、と言いたくなるがあり得るかも。

 安積がリンクを張った菅原琢氏はプロの政治学者である。

 

 

 もしそうだとしたら政治家としてあまりもお粗末である。それこそ高市自身が「低質」だとしか言いようがない。本来、政治家としての適性をもっとも欠く人間だといえる。たとえばマックス・ウェーバーの『職業としての政治』を想起されたい。そんな政治家失格の人間を、この国はこともあろうに総理大臣に選んでしまった。

 北海道ではこんな話がある。

 

 

 やはり公明票は少なくともある程度自民候補から離れる可能性が高いようだ。

 それと、昨年末に発足後の高市政権への評価とかいうのをネットで見たが、人気は10点満点だがコミュニケーション能力がなんと「3点」と酷評されていた。

 その理由もよくわかる今回の騒動だ。

 おそらく、高市という人間は極端に猜疑心が強い性格なのではないか。だから数年前までは清和会の内部でも高市を嫌う議員が多く、総裁選の推薦人もなかなか集まらなかった。しかし昔からテレビ慣れしているので一般人気は高く、現在では高市にすり寄る議員の方が多い。だが今回のように高市が「地」を出してしまったら政権が崩れるのは意外に早いはずだとは、少し前から何度か弊ブログに書いた。

 そんな猜疑心の強い高市だから、何事も極秘で進めたがる。たとえば麻生太郎通常国会冒頭解散の話を全然聞いていなかったらしい。

 

 

 まあ麻生の発言だけではなんともいえないが、麻生をパイプとして高市政権への接近を狙っているらしい、これまたウェーバーの定義したあるべき政治家像からかけ離れたトンデモ政治家である玉木雄一郎の反応から察して、麻生と玉木はつんぼ桟敷に置かれていた可能性が高いと思われる。

 

 

www.47news.jp

 

【速報】冒頭解散なら約束に反すると国民代表

20260111 1021

 

 国民民主党玉木雄一郎代表は11日のNHK番組で、衆院解散に関し「物価高対策などさまざまな政策を盛り込んだ予算案の成立も遅れてしまう。冒頭解散になると、約束に反することになってしまう」と述べた。

 

共同通信より)

 

URL: https://www.47news.jp/13708354.html

 

 玉木は野党のくせに、何を高市と「約束」していたというのだろう。こうして、麻生を介した玉木と高市との密約があったらしいことを想像させてしまう。

 

 

 そういうことだ。

 ところで麻生だが、私にとって忘れられないのは、麻生が2008年に自民党総裁選に勝って総理大臣になった時に、『文藝春秋』に臨時国会開会早々の衆院解散をブチ上げた*1ものの、党内の猛反発を受けて解散権を封じられたことだ。今回の麻生は、それを高市に対してやり返そうとしているかのように見える。

 内閣支持率が70%前後もあるくせに「追い詰められた」と感じたのか、高市は土日の間首相公邸に引きこもっていたらしい。

 

 

www.47news.jp

 

首相、連日の公邸ごもり 衆院解散可否を熟慮か

20260111 1836

 

 高市早苗首相は11日、共同通信記者が確認した限り面会日程や外出がなく、10日に続いて公邸で終日過ごした。23日召集予定の通常国会冒頭での衆院解散を検討しているとの報道が相次ぐ中、解散の可否に関する熟慮を重ねている可能性がある。首相は両日とも、報道各社の取材要請には応じなかった。

 

 一方、12日の成人の日を前に、新成人を激励するコメントを自身のX(旧ツイッター)に投稿。師と仰ぐ故松下幸之助氏の「成功の要諦は成功するまで続けるところにある」との言葉を紹介し「限りない可能性に満ちた皆さまの未来を楽しみに、エールを送る」と記した。

 

 首相は連休明けの13日、地元の奈良県で韓国の李在明大統領と会談する。1517日にはイタリアのメローニ首相が来日するなど外交日程が続く。

 

共同通信より)

 

URL: https://www.47news.jp/13709919.html

 

 

 それでも高市は解散へと突っ走るのか。

 そして、そんな高市を日本国民は信任してしまうのか。

 21世紀第2四半世紀に入ったばかりの日本は、さっそく重大な歴史的選択の局面に直面するのだろうか。

*1:この麻生の「論文」は当時朝日新聞記者だった曽我豪がゴーストライターを務めたのではないかと噂されていた。