kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

高市早苗が衆議院解散を表明。1月23日解散、1月27日公示、2月8日投票

 昨夜はニュース番組などあまり見たくないと思ったが11時になったのでテレビをつけて『news23』を見始めたが、高市の解散の話で猛烈な眠気に襲われてそのまま寝てしまった。

 昨日(1/19)、首相・高市早苗衆院解散を表明した。日程はタイトルの通り。

 元朝日新聞の星浩が、というかそれは常識ではあるのだが、衆院選政権選択選挙であるのは当たり前で、高市はそれをことさらに強調したと言っていた。

 私は高市が解散を表明した映像を見ていないが(そんなものは見たくもない)、それをご覧になったおじいちゃんお化け氏が下記Xをポストした。

 

 

 山本太郎か。山本は「俺に権力を寄越せ。そしたらあなたを幸せにしてあげられる」みたいな言い方だった。

 高市は既に権力者だ。

 あまり紹介したくないが、橋下徹や「こたつぬこ」(木下ちがや氏)の指摘がいえていると思う。

 

 

 高市は「自民党か中道改革連合か」ではなく、「高市早苗か、野田佳彦さんまたは斉藤鉄夫さんか」の選択を有権者に迫った。ここが核心だ。

 高市は、自分に全権を委任してくれと有権者に訴えたのだ。

 おじいちゃんお化けさんは、下記「駅前は朝の七時」のXをリポストしていた。これまたあまり紹介したくないポストだが、これもいえている。

 

 

 高市信者だけが「ウオオオオ」となるなら勝手にしやがれだが、「国民」がそうなったらおしまいだ。

 それに近かったのが2005年の郵政総選挙だ。普段小泉純一郎政権に批判的だった『報道ステーション』出演の朝日新聞記者までもが「小泉さんの夢をかなえてあげたいですね」とコメントした。頭が変になりそうだった。

 あの選挙は異常だったが、その後自民党の圧倒的な多数派の形成に対してすさまじい反作用が起きた。反貧困の声が高まり、新自由主義批判が流行して竹中平蔵出演のテレビ番組に「私はそんなに悪いのか」というサブタイトルがついたりした。そして政権交代につながった。しかしその3年数か月後に安倍晋三がリベンジを果たした。その2012年末以来の流れも限界に達したから、岸田文雄石破茂政権運営に行き詰まり、そこで自民党総裁に選ばれてしまったのが高市早苗だった。

 その高市自民党内を既に制圧し、党内で独裁権力を振るっている。

 高市は、連立を組み替えたりして政権の構造を変えたことについて「政権選択選挙の洗礼を受けていないことを気にかけていた」などと言ったらしいが、ずいぶんと異なことを言う、と思った。

 小渕政権が1999年1月に自自連立を組んだ時や、同10月にそれを自自公連立に発展させた時に、解散総選挙など行われなかった。

 自分の好きなタイミングに解散総選挙を行うなどというのは最近の流行に過ぎない。就任早々に解散を行うのは岸田、石破に次いで3政権連続になるが、これも最近の自民党政権での話だ。

 前述の通り、高市有権者に対して自分への全権委任を求めている。

 そんな高市から私が連想する人間は一人しかいない。

 アドルフ・ヒトラーである。

 宮武嶺さんのブログにはしょっちゅう登場するものの、弊ブログではたった一度しか取り上げたことがなかったのが、高市ヒトラー礼賛本に推薦文を書いたことだ。1994年のことである。時に高市33歳。

 

 

 下記は弊ブログが2017年に公開した記事のスクショ。

 

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20170423/1492923153

 

 下記は宮武さんの記事。

 

raymiyatake09.hatenablog.com

 

 上記記事の中に面白い文章があったので以下に紹介する。

 

 しかし、その日の晩にうちの娘に

「お父さん、こんな記事書いたでえ」

と石破氏をディスった話をしたら、猛烈に叱られまして、最後には

「お父さん、すぐに訂正記事を出して!」

とまで言われたんですよ(笑)。

「だって、お父さん、石破やったらまだ人間やん?言うことやることに予測可能性があるやん?

 高市とか神谷とか妖怪やで、モンスターやで、人間ちゃうで?

 スパイ防止法どころか、憲法には緊急事態条項入れる、徴兵制を始める、女は高校卒業しても大学行くなすぐ結婚して子ども3人産めと言い出す。

 なんでもありえるねんで?

 ここは石破さんにふんばってもらわなあかんねん!」

と、まあ口から泡吹くような勢いで言われたんですよwww

 

URL: https://raymiyatake09.hatenablog.com/entry/2025/07/25/182530

 

 あはは、これは娘さんの圧勝でしたね!

 高市はまさしく「モンスター」であって、「人間ちゃう」。私もそう思います。

 

 弊ブログは「リベラル」の皆さんが石破茂を礼賛する流れには同調しなかったが*1、こと高市との対決の局面においてだけは、「石破、頑張れ」と念じていた。だから2024年の自民党総裁選の結果にはほっと胸をなでおろしたものだ。しかし昨年秋、その「モンスター」はついに権力を掌握してしまった。

 このあたりで記事を終わりにしようと思ったら、高市が「消費税減税は私の悲願だ」と言い出したらしいことを知った。残念ながら「駅前は朝の七時」経由でだが。

 

 

 

 「悲願」か。

 そういえば「定数削減は私の悲願だ」と言った政治家がいた。野ダメこと野田佳彦である。中改連も消費税減税を打ち出した。しかし高市が直ちにそれを争点から消した。宮武嶺さんの娘さんが正しく指摘する通り、「なんでもあり」の高市なら、そんなことは日常茶飯事に過ぎない。

 減税とは新自由主義思想に他ならない。もちろん人頭税だとか消費税オンリーのような逆進性の強い税制は権威主義思想の反映にほかならないが、北欧社民主義国家でなぜ間接税の占める割合がより「小さな政府」である欧米や日本などより高いのかをよく考える必要がある。それは、税制の核心は「富の再分配」なのだが、安定した財政支出を行うためには景気に左右されない税目も必要だからである。

 減税だけなら新自由主義政党も訴える。だから東京都議選で一部地域の右派ポピュリズム地域政党共産党から議席を奪ったのである。しかし今回の衆院選でも下記「政治おじいちゃんお化け」さんが嘆くような状態になっている。

 

 

 

 まあそれだけで「チームみらい」に投票しようと思う人はほとんどいないだろうけれど。

 中改連は公明党がもともと消費税減税志向だし、野ダメは昨年の参院選前に減税に舵を切ったから最初から期待も何もできない。このように中改連が争点を消そう消そうとする傾向を改めないのであれば、本当に「高市早苗に全権を委任するか否か」の選挙になってしまう。

 そうなったら、皮算用、というか机上の計算ではそうなるはずの「小選挙区では中改連が絶対有利」という予測が覆る可能性がある。

 今回の衆院選は、今後の日本にとってめちゃくちゃに重大な選挙なのだ。死に物狂いで戦わなければならない。間違っても気を抜いてはならないのである。

*1:それは2010年代前半の野党自民党時代の石破の悪行=2012年の自民党第2次改憲案に心酔していたこと=を私が根に持っていたからだ。