ヤクルトが広島やパのソフトバンクとともに開幕3連勝を飾り、村上宗隆がホワイトソックスで開幕戦から3試合連続本塁打を放った週末、自民党が地方選でバカバカ負けまくった。
東京・清瀬市長選で共産党籍を持つ新人候補が自公が推す現職を破った。以下毎日新聞より。
東京都清瀬市で共産党籍の市長誕生 現職を降して原田氏初当選
矢野純一 毎日新聞 2026/3/29 23:54(最終更新 3/29 23:56)
任期満了に伴う東京都清瀬市長選が29日投開票され、無所属新人で元市議の原田博美氏(50)=共産、社民推薦=が、再選を目指した無所属現職の渋谷桂司氏(52)=自民、公明推薦=を破り、初当選を決めた。
両氏の一騎打ちで、得票は原田氏1万3064票、渋谷氏1万1746票。投票率は40・18%だった。
原田氏は共産公認で2003年の市議選に初当選し、6期目途中で市長選に挑戦した。今も共産党籍を持つ。
共産党籍がある現職の首長は、埼玉県蕨市長、大阪府忠岡町長らに限られる。【矢野純一】
URL: https://mainichi.jp/articles/20260329/k00/00m/010/261000c
また、記事は引用しないが兵庫県の西宮市長選でも自民と維新が推す新人が3選を目指す現職に負けた。こちらは現職が前回は自民党の支持を受けていたためやや玉虫色だが、現職は故石井一の甥のち養子で、民主・民進系世襲人士で、それに自維の新人が挑んだものの跳ね返された形のようだ。
清瀬市の方は候補者個人の力なんだろうな。中央では年々強まる共産党の権威主義的体質と得票率が反比例して共産党は党勢を落としている。
また世論調査では中改連の政党支持率が下落の一途をたどっていて、というより急落していて、日経とテレビ東京の世論調査では、なんと立憲民主党(立民)の支持率を下回った。
日経新聞・テレビ東京世論調査(3月27〜29日実施)
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2026年3月29日
政党支持率
自民 41(±0)
無党派 22(+5)
国民 6( -1)
参政 5( -1)
立憲 4(+2)
共産 4(+1)
維新 4( -1)
みらい 3( -3)
中道 3( -5)
※他の政党は明日の朝刊に掲載。
三春氏が集計した、他のメディアを含む政党支持率の値でも、中改連の支持率は立民と公明の支持率の合計に逆転された。
3月30日現在の政党支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) 2026年3月29日
自民 35.0 %
無党派 33.0 %
国民 4.5 %
参政 4.1 %
中道 3.9 %
維新 3.3 %
みらい 2.9 %
共産 2.7 %
立憲 2.5 %
保守 1.3 %
公明 1.2 %
れいわ 1.2 %
社民 0.5 %
今週の世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/d6hhcuZNV0
結局野田佳彦がやったことは、「野党第一党をぶっ壊した」だけに過ぎなかった。野田は2024年の代表選に勝ち、衆院選でも野田の政治生活で唯一結果を出したけれども、その結果にあぐらをかいて以後の政党運営が弛みきってその後の政党支持率が低下の一途をたどったが、参院選に負けても真面目に総括しようとさえしなかった*1。そんなところに、同じく党勢低下に悩む公明党に合流話を持ちかけられてうかうかと乗ってしまった。しかも一切を「ボス交」で秘密裡に進めるトップダウンのやり方だった。それが中改連の歴史的大惨敗を呼び込んだ。
むしろ、どなたか存じませんが野田を担ぎだすことにしたこと自体が迷走だよね。そこからはまあわかりやすく何にもできなかったから迷走というか、一直線だった気がする。
— 匿名希望の蝸牛(まいまい🐌)🦔💙💛 (@unknownescargo) 2026年3月29日
ある意味不幸だったのは、公明党の党首が代わったことだったんじゃないかな、結果論だけど。 https://t.co/5V4N6I9iTo
「野田を担ぎ出すことにした」のは小沢一郎だろう。小沢は、せっかく応援してやった泉健太に「恩を仇で返された」のが癪で、だから泉は下ろしたいが、かといって積年の恨みのある枝野幸男も返り咲かせたくない。それで野田を担いだ。とはいえ、その野田の無能さのあおりを食って小沢自身も完全落選に追い込まれた。小沢の落選自体は自業自得である。
野田については、「小沢に担がれた野田」なんかを支持してしまった立民支持層全体の責任が非常に重いとしかいいようがない。なんで2005〜06年と2011〜12年に二度も大失敗をやらかした野田に「二度ある事は三度ある」と思わずに「三度目の正直」を期待してしまったのだろうか。不思議でならない。
話は変わって決選投票が4月6日に迫った社民党だが、候補者同士の討論会を行うでもなく音無しの構えになってしまった。下記はレバ子さんのブログ記事。
決選投票に行くとは思ってもいなかったのか、もしくは資金的な問題なのか、それ以外にあるのか分からないですが社会民主党党首選の話題を社会民主党の公式ホームページやSNSでも沈黙しています。街頭演説や討論会を行なっていたのに関わらず、現職のアピールばかりが踊る党首選挙は折角の機会なのに非常に勿体無いです。報道では沖縄県連の票は新人候補が現職をダブルスコアだったとか。福島瑞穂党首が初めて「選挙区」で出馬した選挙戦において、少しした向かい風が来たらどう切り返すのか、興味はあったのですが彼女がそもそもお公家様なので、神輿に乗ることしかできないのが残念です。土井たか子の数少ない政治家としての失点は1番の後継者を育てる事に失敗した事です。他に功績が大なので、非常にこの点が残念です。せめて弁護士出身者らしく爽やかな政策論争聞きたかったです。たとえ結果がどうなっても論戦をしようとしない政治家はただの人間です。代替可能。
URL: https://laborkounion.hatenablog.jp/entry/2026/03/29/165958
私は、少しでも議論が注目されたら福島瑞穂が決選投票で負ける可能性が出てくるので、極力目立たないように鎧を被ったまま動かずにいるのではないかと思っている。決選投票になると決まった時からこうなるのではないかと思ったらやっぱりこうなった。lこれは権力者の思考パターンの典型なので、こういう流れになる(というより「流れの止まり方」になる)ことは想像がついた。
なお上記ブログ記事の後半では「こたつぬこ」(木下ちがや氏)に対する痛烈な批判が展開されているので、興味のある方はご覧いただきたい。かなり前にこたつぬこに「陰謀論者」とレッテルを貼られた弊ブログはしばしば「こたつぬこ」を批判しているので、今回は繰り返さない。
今日はここまで。
*1:立民自体も、2022年に泉健太で参院選に負けた時には真面目に総括して泉にそれを呑ませたけれども、重鎮にして衆院選で一度は結果を出した野田に厳しい総括を突きつけることができなかった。弊ブログは一貫してそれを批判し続けたが、たいした賛同は得られなかった。