自民党がコイズミカイカクや郵政民営化を見直すのなら

昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、元首相・森喜朗がコイズミカイカク、特にその目玉だった郵政民営化について検証すべきであると述べていた。

そこで、自民党に提案がある。

郵政民営化を見直すんだったら、平沼赳夫氏やそのお仲間たちを自民党に復党させてあげてはいかがだろうか。

平沼氏に対しては、かなりこじれた関係になってしまったようだが、三顧の礼を尽くして自民党復党をお願いしなければならないだろうけれど。

でも、新自由主義路線を見直すんだったら、政治思想軸での位置からいうと、平沼氏は民主党より自民党にはるかに近いので、自民党復党には問題はないはずだ。そもそも、氏はもともと自民党の重鎮だった。

注目選挙区といわれる静岡7区も、このままだと片山さつき氏必敗の情勢だ。ここは一つ、片山氏には佐藤ゆかり氏同様、まだ「カイカク」に幻想を持っている人が多く残っている都会の選挙区に移ってもらって、代わりに城内実さんを自民党に復党させて公認してあげれば良いと思う。佐藤ゆかり氏も、岐阜1区では野田聖子氏に全く歯が立たない情勢だったところを、選挙区を東京に移したので、多少は当選の可能性があるようだ。片山氏にとっても、座して落選を待つより、仲間の多い首都圏に移ったほうが良いに決まっている。

これで万事丸く収まると思うのだが、いかがだろうか。

しょうもない五輪の野球

次回には五輪から外される野球だが、星野ジャパンが醜態をさらしている。
カナダには1-0の辛勝で、なんとか準決勝進出の目が見えた。かつて私がアメリカに滞在していた頃、トロント・ブルージェイズが2年連続でワールドシリーズを制したこともあるから、対カナダに苦戦するとは思ったけど、ここまでとはね。

既に韓国とキューバは準決勝進出を決めたらしく、残り2か国はアメリカと日本になりそうだが、両国とも人気の高いプロ野球を擁しながら、国際試合では弱さ比べをしている。

一昨年のワールド・ベースボール・クラシックも、日本は2次リーグで韓国とアメリカに敗れ、これまでかと思われたが、アメリカがメキシコにまさかの敗戦を喫して日本が決勝トーナメントに進出し、1次リーグ、2次リーグともに敗れた韓国との準決勝に勝ち、決勝でもキューバを下したのだった。

この大会で王監督やイチローは男をあげたのだが、アメリカ対メキシコの大番狂わせさえなければ、彼らは日本のマスコミから批判を受けるところだった。