先刻読み終えた本。この週末に一気読みした。 雷の波濤 満州国演義七 (新潮文庫)作者: 船戸与一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/05/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 昨年亡くなった船戸与一の晩年の大作『満州国演義』も、全9巻のう…

小池百合子の当確が出たとはいえ、まだ票は開いてないんだよな、と思いつつNHKの開票速報のサイトを開けて、思いがけずも元横綱・千代の富士の訃報に接した。 http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160731/4478991.html 元千代の富士 九重親方が死去 07月3…

東京都知事選は、午後8時の開票速報特番の開始と同時に小池百合子の当確が報じられた。今日（31日）は本当は遊びに出て夜8時にはNHKの速報を確認できないはずだったが、遊びの予定が流れたのでいつものようにチェックした。しかしNHKがいつもの大河ドラマの…

都知事選投開票日の前日である今日（30日）、民進党代表の岡田克也が9月に行われる民進党代表選に立候補せず同党代表を退任する意向を明らかにした。 http://www.asahi.com/articles/ASJ7Z4T89J7ZUTFK002.html 民進・岡田代表、９月で退任へ 都知事選への影…

さっき書いた記事中に引用した佐藤昭子の『決定版 私の田中角栄日記』（新潮文庫2000）から、この日記に引用しようと思っていて忘れていたことがあった。以下引用する。 （前略）田中は若い議員連中が来るたびに、地方のことは県会議員に任せればいい、君た…

中村紘子 - Living, Loving, Thinking, Again（2016年7月29日）より 「紘子」という名前を見れば、誰でも、ああ1945年以前に生まれた人なんだ、と直ぐにぴんと来るだろう。「紘」のつく有名人と言えば、例えば加藤紘一。戦後生まれで、生まれてくる子どもに…

危うく気づかないまま過ぎてしまうところだったが、今日、2016年7月29日で、このウェブ日記（はてなダイアリー）を開設してからまる10年を迎えた。開設のまる1年後の2007年7月29日は、参議院選挙で安倍晋三総理・総裁率いる自民党が惨敗し、参議院の第一党を…

朝っぱらからこの日記のアクセス数がちょっとというか微妙に多めだったのであれっと思ってアクセス解析を見ると、検索語「庄司薫」によるヒットが若干数あったためだとわかった。庄司氏の代表作「薫くん4部作」を、歳をとってから遅ればせながら一昨年秋から…

ネトウヨ・植松聖の犯罪は、自民党系2候補のしょうもない内戦と化した感のある東京都知事選に絡んで「文春砲」のライバル（だいぶ劣勢のようだが）である『週刊新潮』が放った鳥越俊太郎のスキャンダル記事を、少なくともネットにおいては完全にかすませた感…

ハフィントンポストからもう一本。 藤岡信勝氏・池田信夫氏が「誤り」認め謝罪文 慰安婦訴訟の弁護士批判記事 | ハフポスト 藤岡信勝氏・池田信夫氏が「誤り」認め謝罪文 慰安婦訴訟の弁護士批判記事 The Huffington Post | 執筆者： ハフポスト日本版編集部…

神奈川・相模原市で19人を殺害した凶悪犯の正体がネトウヨ（ネット右翼）だったことは、ネットでは広く知られている。この男が衆議院議長の大森理森に送った手紙の全文を共同通信が配信し、それが毎日新聞のサイトに載ったものをハフィントンポストが転載し…

もう期日前投票しちゃったし、ってところなのだが、昨日（25日）職場で読んだ日経の中盤情勢は読売とやや似ていて、序盤リードしていた小池百合子が増田寛也の追い上げを許しているというものだった。ただ、日経は鳥越俊太郎の目もまだ残されているとみてい…

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 都知事選は「舛添どころでなく真っ黒」な小池百合子が優勢

結局あとから行われた世論調査ほど鳥越俊太郎が勢いを落とし、小池百合子が勢いを増して独走する結果を示している。以下に朝日、毎日、共同の世論調査の記事を示す。序盤で共同通信に乗っかった毎日の調査が、今回もそうなのかそれとも独自調査なのかは下記…

5年前にヤクルトの由規（本名・佐藤由規）が最後に勝った試合（2011年9月3日）は、テレビ観戦等はしていなかったが、ヤクルトが優勝争いの首位に立っていたこの年*1、残り少なくなった読売との対戦に勝って読売に引導を渡した試合だったことを覚えている。し…

今頃気がついたが、読売の世論調査はどうやら今朝の朝刊に出ていたようだ。どうやら最近の私の「情弱」ぶりはかなり深刻らしい（苦笑）。 http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20160723-OYT1T50117.html 小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う…都知事選 2…

東京新聞が都知事選の世論調査の記事を出してきた。自社調査か共同通信の調査課は不明だが自社調査か。こちらは読売と違って小池が「リード」。つまり大差で鳥越が2位、増田3位。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/tochiji2016/list/CK201607240200…

読売、もう世論調査の予告編出してきたよ。土日じゃなくて金土の調査だったのか？ それとも世論操作を狙ってデータが十分蓄積されないうちにフライングで記事を出してきたのか？読売が世論調査の結果を出してきた。朝日と同じ土日の調査だろうと勝手に思い込…

このツイートは見れば見るほど腹が立つ。 https://twitter.com/MIYAKE_YOHEI/status/754713398873423872 三宅洋平 ‏@MIYAKE_YOHEI 総理、何なら一緒に高江に行きませんか、とは云えませんでした。三宅はまだそんなもんです。 昭恵さんはチャーミングな方でし…

「音楽と政治」の話題に関する記事なので、これを取り上げないわけにはいかない。 フジロック「音楽に政治を持ち込むな」問題のバカらしさ～歴史を紐解けば、「音楽と政治」は切っても切れない関係なのに（辻田 真佐憲） | 現代ビジネス | 講談社（1/5） 201…

東京都知事選については、立候補を予定していながら辞退した宇都宮健児氏の支持層を、極右かつ新自由主義者として知られる第1次安倍内閣の元閣僚への投票に流し込もうと煽動した人たちがいて、その中には（あえて括弧をつけないが）左翼でも左派でもリベラル…

かねてから病状の悪化が伝えられていた大橋巨泉が死んだ。芸能生活の初期において「野球は××、司会は巨泉」とかいう気に食わないフレーズで売っていた巨泉は、確か『××の星』というアナクロ・スポ根漫画（アニメの軍歌調の主題歌がこの漫画の本質を象徴して…

東京都知事選で立候補を辞退した宇都宮健児陣営には、訴求力の強い真面目な活動家がいると思われ、その熱誠ぶりには私も感心しているのだが、この陣営、特にネットにおけるそれには、一種病理的なものが潜んでいることが徐々にわかってきた。どうやらその主…

ネットを見ていると、都知事選の動向を理解していないのかどうか、猪瀬直樹による「自民都連のドン」批判のインタビューを引用している「リベラル」のブログがあった。私の見るところ、猪瀬は都知事選で先頭を走っているといわれる極右新自由主義の候補の援…

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160718/1468773989#c1468798906 id:kemou 2016/07/18 08:41 産経の各政党支持層別のグラフ http://www.sankei.com/politics/photos/160718/plt1607180007-p1.html （無党派層は小池3割強、鳥越2割強） こちらは増田が公明…

東京都知事選、日経の見出しはかなりショッキングというか、この見出しだと大差がついちゃってる感じですね。「先行」ってマスコミの選挙情勢記事用語では大差を意味しますよ。最初の「小泉劇場」ならぬ「小池劇場」で弾みがついて、バンドワゴン現象が起き…

都知事選、早くもマスコミの情勢調査が出た。 http://this.kiji.is/127343242197206522 都知事選、小池氏と鳥越氏が競る 増田氏追走、序盤情勢調査 2016/7/17 18:47 東京都知事選の候補者の街頭演説に集まった人たち＝17日、東京都内 14日告示された東京都知…

無粋なことにこの三連休は私用ではない事情によって暇があまりないのだけれど、この石田純一の一件は絶対に許せないので、日頃あまり好まない（とはいえしばしば引用するけど）リテラの記事だが取り上げておく。 石田純一が「言論の自由」を剥奪された！ 事…

東京都知事選における野党候補は、告示直前に宇都宮健児が降りて鳥越俊太郎に一本化された。繰り返し書くが、私は鳥越氏がベストの候補とは必ずしも思わないが（だから今後も本心を偽って熱烈な応援の記事を書くことはできないが）、種々の制約条件の中から…

昔は、国政選挙の開票が終わって当選した無所属議員を自民党が追加公認することがよくあったが、今回の参議院選神奈川選挙区でもそれがあった。しかし、3年前の参院選で当選した非改選の無所属議員を、3年後の参院選後に追加公認するなんて話は初めて聞いた…