kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「次の選挙で政権交代」だ。そういう闘いをしなければ次だって次の次だって負けるだろう。闘わなければ情勢は動かない。闘うときに支持が集まる。怯むな。(三春充希氏のX, 2021年4月16日)

 結局衆院の3補選すべてについて、立民候補の名前が二番手以降に出てくる情勢調査結果は一つもなかった。一番接戦予想だったのが朝日の東京15区で、酒井わずかにリードとの表現。共同と読売も弱いリードの表現だった。ここでは三春充希氏のXをリンクするにとどめる。

 

 

 また島根1区では朝日のみ亀井候補の「やや優位」、他は大差とみているようだ。

 

 

 2021年衆院選で立民の退潮を唯一言い当てた朝日の調査結果が不気味ではあるが、今回の朝日調査は特に東京15区のサンプルが少なく286人だ。結果も他機関の調査と大きく違って乙武洋匡須藤元気を上位に予想している。朝日の記事は有料なので、以下にプレゼントのリンクを張る。有効期限は24日6時44分。

 

digital.asahi.com

 

 読売と朝日は飯山陽を下位に予想しているが(朝日5位、読売記述なし)、これは是非とも当たってほしい。金沢結衣の維新も十分に危険な政党だが、日本保守党など論外の超極右政党だと私は考えているからだ。そんなところの候補が突然出てきて上位に進出されてはたまったものではない。

 長崎3区の立民対維新は本当にお話にならない大差がついているようだ。

 昨日は目黒区長選も行われた。多選区長に都ファ・民民、立民、自民の3勢力が挑むというよくわからない構図の選挙だったようだが、多選区長が勝った。ただ気になったのは2位争いで都ファ・民民連合軍が野党共闘型の立民候補の得票を上回ったことだ。一方良かったのは自民推薦の候補が2位、3位に大きく水を空けられたことだ。各候補の得票数は下記目黒区の開票結果を参照されたい。

 

www.city.meguro.tokyo.jp

 

 目黒区で野党共闘都ファ・民民連合に負けるようではリベラルの弱い江東区ではどうなるかと多少心配ではある。昨日は檄を飛ばすブログ記事を書き終えようとしたタイミングで、小池百合子乙武洋匡への投票を呼びかける音声の録音と思われる電話がかかってきたが、背筋が凍る思いがした。ああいうのにつられて乙武に投票する人が増えるかもしれない。右派勢力の得票数の分布がどうなるかは、本当に蓋を開けてみなければわからない。

 今回の補選は、立民の1勝2敗の場合はもちろん、2勝1敗でも野党第一党として信認されたとはいえない結果と総括されることになる。島根で負ければ自民党に一息つかせて6月解散の可能性が高まるし、東京15区で負ければあれほどの右派勢力乱立でも勝てないことが示されるから、これまた大きなダメージを受ける。15区民の私がどうしても気に入らないのは、今回の補選立候補表明と同時に酒井菜摘氏の総支部長就任が決まるまでの間、2年半もの長期にもわたって東京15区総支部長を空位にし続けてきた立民都連及び泉執行部のあり方だ。21年衆院選での井戸まさえ氏は東京4区から選挙の直前に国替えでやってきて、金沢結衣を上回る2位の得票を得ていたにもかかわらず、立民は井戸氏からの再任要請を黙殺し続けていたようだ。今回リードが伝えられる酒井氏は、区議2期目を1年も務めないうちにやり直し区長選、ついで衆院補選に立候補した人であって、酒井氏の総支部長就任は柿沢未途の件がなければあり得なかった、いわば「成り行きでそうなった」人事といえるだろう。野党第一党がそんなあり方で良いのだろうか。勝てば「結果オーライ」になるのかもしれないが、仮に立民が今回の候補者選定で酒井氏と天秤にかけた須藤元気に食われて負けるようなことがあれば、最低でも都連の手塚仁雄は都連幹事長職を辞任すべきだし、私は泉も代表を辞任すべきだと思う。

 前記三春氏が下記Xをリポストしていた。

 

 

 リンクされた三春氏のXは、まだ枝野幸男が立民代表だった2021年4月に発信された。

 

 

 だから上記のXは、泉健太を批判する意図でポストされたものでは決してない。

 昨日も書いたが、泉は昨年11月に「5年後の政権交代を目指す。ホップ、ステップ」などと言っていた。その結果、十分な闘志をもって補選に挑めたとは言い難い。候補者選定の遅い段階まで無所属候補に乗っかるオプションを残していたことがその証左だ。

 それで負けたら、補選の情勢調査はどうやらやっていないと思われる毎日新聞の全国世論調査で示された「次の衆院選政権交代を求める」62%の人々のニーズに応えられなかったことになるのだから、代表辞任に相当するとしか私には思えない。

立民・酒井菜摘氏がやや先行 維新・金沢結衣氏、諸派・飯山陽氏が追う 東京15区補選情勢(共同)

 衆院東京15区補選、共同通信調査では「酒井やや先行、金沢・飯山追う」との結果らしい。

 共同の調査結果を載せた産経の記事を以下にリンクする。引用は余裕があればのちほど行う。

 

www.sankei.com

次期衆院選で「政権交代してほしい」62% 毎日新聞世論調査

 毎日新聞世論調査で岸田内閣支持率が22%に回復した。

 

mainichi.jp

 

 しかし同じ世論調査で、「次の衆院選政権交代してほしい」と答えた人が62%だった。

 

mainichi.jp

 

 以下引用する。

 

次期衆院選で「政権交代してほしい」62% 毎日新聞世論調査

毎日新聞 2024/4/21 17:11(最終更新 4/21 17:28)

 

 毎日新聞は20、21の両日、全国世論調査を実施し、次の衆院選政権交代してほしいか尋ねたところ、「政権交代してほしい」が62%で、「政権交代してほしくない」は24%にとどまった。「わからない」も13%あった。

 

 昨年11月以降、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が深刻化。岸田内閣の支持率は2月に14%まで下落した。4月は20%台を回復したものの、10カ月連続で30%を下回っており、厳しい政権運営が続いている。

 

URL: https://mainichi.jp/articles/20240421/k00/00m/010/107000c

 

 今や世論はそうなっている。

 5か月前に、立民代表の泉健太「5年で政権交代。次期衆院選で基盤築き、ホップ、ステップ」などと言っていた。以下、昨年11月の朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

 上記泉の発言を弊ブログは下記記事にて批判した。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 以下引用する。

 

 泉健太支持者がこの泉発言に納得し、小沢や蓮舫のみならず一般の泉批判者に強く反発していることはいうまでもない。泉の強力な後ろ盾である岡田克也も泉をサポートするコメントを発している。

 しかし、彼らが失念していることが一つある。それを弊ブログは指摘しておかなければならない。

 それは、衆院選選挙制度だ。そう、白を一発で黒にひっくり返す小選挙区制である。だから、今のように政権与党の自民党と鼻息荒く野党第一党の座を狙っていた野党第二党にともに強い逆風が吹いたら、立民が政権を担わなければならない局面が突然現れる可能性が十分ある。少し前に弊ブログでマストドンを紹介したシゲ氏だったと思うが、現在の保守勢力は岸田文雄らの旧保守と、菅義偉や維新などの新保守、それに亡き安倍晋三の流れを汲む復古主義的極右の3勢力があり、周知の通り後二者には一定の友好関係がある。しかし今後は、自民党に取って代わりたい維新と、安倍菅時代のように維新には自分たちと肩を並ばせない程度に協力関係を保ちたい復古極右との間にも必ずや緊張関係が生まれるはずだ。つまり保守勢力が旧保守・新保守・復古極右の三派鼎立になる可能性すらあるわけで、そうなると有権者の3分の1程度を占めるに過ぎないとみられるリベラル・左派であっても消去法で小選挙区下でも一定程度選ばれ、それを受けて少数与党として政権を担わなければならない事態に追い込まれる可能性がある。

 このように考えると「5年で政権交代を考えている」という泉健太はあまりにも悠長に過ぎるとしかいえない。

 

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2023/11/08/083147

 

 上記引用文の冒頭に「小沢や蓮舫」と書いたが、これはいうまでもなく「5年で政権交代」という泉の発言に対し、立民党内から小沢一郎蓮舫による批判が出たものだ。

 私は正直言って小沢や蓮舫は嫌いだし評価もしないが、この泉発言に関する彼らの批判は正しかった。

 私は上記記事中に

保守勢力が旧保守・新保守・復古極右の三派鼎立になる可能性すらあるわけで、そうなると有権者の3分の1程度を占めるに過ぎないとみられるリベラル・左派であっても消去法で小選挙区下でも一定程度選ばれ、それを受けて少数与党として政権を担わなければならない事態に追い込まれる可能性がある。

と書いたが、現在私自身の在住地で行われている衆院東京15区補選は、まさにこの構図そのものではないか。

 言わんこっちゃない。3補選の結果がどうあれ、現在に至るまでの政治の流れを5か月前に全く読めなかった泉健太立民代表は更迭した方が良い。

 なお、上記引用文に続く部分に、2022年参院選の結果に関する泉健太の言い分を徹底的に批判したので、興味のある方はその部分もご覧いただければ幸いだ。

立憲・酒井氏優勢 維新・金澤氏と諸派・飯山氏が追う 衆院・東京15区補選 JNN中盤情勢調査

 JNN調査でも東京15区補選は酒井優勢、金沢と飯山が追う情勢とのこと。

 

news.yahoo.co.jp

 

 引用はとりあえず省略。時間があれば追記する。

これまでの負け戦続きの後遺症のせいか、「次の衆院選が自民と立民との間の「政権交代の是非を問う」こと」とは私にはまったく予想できません、とのコメントをいただいたが‥‥

 そうそう、もう一件、このコメントに返事しなければならないと思ったのだった。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 入江

これまでの負け戦続きの後遺症のせいか、「次の衆院選が自民と立民との間の「政権交代の是非を問う」こと」とは私にはまったく予想できません。
政権交代がなったとしても、泉首班では野田よりさらにダメダメ・グズグズの政権となって、やはり自民党政権でなければいかぬと、その中でも最悪の萩生田みたいなのが次の選択になるのではないか、みたいな悪夢みたいな予想しかできません。
ワイマル共和国の末期のようなかわいそうな我が祖国。

 

 何言ってんですか。

 いくら「入江」様が「負け続きの後遺症のせいか」次の総選挙が政権交代の是非が問われる選挙になることを「まったく予想できない」と書いても、立民が補選で3戦全勝すれば「否応なくそうなる」んですよ。

 それを三春充希氏は示唆しているわけです。

 「まったく予想できない」なんて、ちょっと前まであなたが(私と同様に)きわめて批判的に見ているであろう泉健太が「ホップ、ステップ、ジャンプ。5年後の政権交代を目指す」などと悠長なことを言っていたのとまるっきり同じじゃないですか。泉グループの広島県連の独裁者なんか、リベラル系の広島3区の総支部長を誰も知らない(おそらくは保守系の)人に置き換えたりしたらしいですけど、そのように悠長に構えている場合じゃないとして、弊ブログは泉及び立民の保守派を批判しました。あなたのコメントを読む限り、泉を批判する側も泉と同じような悠長さじゃないですか。

 私はこのブログでずっと、小選挙区制下では野党第一党は常に政権交代を準備していなければならないとか、昨年夏の段階で岸田内閣支持率が今度落ち始めたらもう回復しないとかずっと書いてきました。しかしそれらの記事はに読者からの共感はあまり得られませんでした。私は与党も野党も、どちらの支持層も、果てには無党派層までもここまで鈍感だったとは、と怒り心頭に発しています。

 泉がダメだったら次は萩生田あたりではないかとおっしゃいますが、萩生田光一に持続可能な政治ができるとでもお考えなのでしょうか?

 私は、萩生田や高市早苗のような極右こそ、仮に自分が総理大臣になった場合、どううやったらうまく舵取りができるか、政策なんかまるっきり思い浮かばないんじゃないかと思っています。たとえば高市は防衛国債で激増する軍事費を賄えば良いと口では言っているようですが、実際にそんな政策が破滅的な副作用をもたらすことなしに実行可能なんでしょうか。私はそうは思いません。私は彼ら自民党極右系の人たちこそ、政権担当能力をもっとも欠いた人たちであると信じて疑いません。舵取りをうまくできないのは、何も泉健太だけじゃないですよ。おそらく自民党の政治家たちの方がもっとひどいです。

 今こそ知恵を絞るべき時です。

 「ワイマル共和国の末期のようなかわいそうな我が祖国」なんて、そんな自己憐憫(れんびん)に浸ってる場合じゃないですよ。しっかりして下さい。

 ところでここまで書き終えた時、固定電話がかかってきた。これまで2回受けた補選の情勢調査かと思いきや、なんと乙武洋匡への投票をお願いするという小池百合子の声が録音された音声が流れてきた。

 これにはびっくり仰天した。

「東京15苦」‥‥(きょんきょん氏のXより)

 「東京15苦」ですか‥‥(苦笑)

 

 

 

 ありがたいお言葉ですが、木村弥生は捕まってません。在宅起訴です。

 この木村という人、他所から当地にやってきた私はよく知らなかったんですが、ある時期に(2010年代半ばから後半くらいか)地元の自民党支持系の人による「木村さんの娘さん、まだ戻ってこないのか」との書き込みをネットで見て初めて認識したのでした。

 木村氏は自民党内でもあまり優遇されておらず、衆院選初当選は2014年の比例北関東ブロック、次の2017年衆院選ではなんと泉健太と戦う京都3区に回され、この選挙では比例復活したものの(泉は衆院選では無敵の強さを誇るが、2017年衆院選では「希望の党」が受けた逆風のためにやや得票が伸び悩んだ)、2021年には大方の予想通り落選。それで残る政治生活を地元の江東区長として終えようと自ら考えたのか、それとも柿沢未途にそれを唆されたのかはわかりませんが、柿沢と組むことになりました。それが木村氏の運の尽きでした。

 この経緯から、実は私は少しばかり木村氏への同情もありまして、区政も4期続いた故山崎孝明区長時代よりはマシになるのではないかとも思っていました。前の記事に書いた通り、区長選では木村氏にも山崎一輝にも入れずに社共が応援した候補に投票して予想通りの惨敗でしたけど。

 

 

 

 2012年には日本未来の党東祥三も出てましたけどね。東は民主党が立てた刺客の「森を伐採し損ねた」田中美絵子にまで負ける大大大惨敗に終わりましたけど。

 でも秋元は菅義偉と繋がる利権政治家ですし、柿沢未途には酒気帯び運転で都議を辞職した過去もありますから、両人を「やばい政治家」と見抜くことはさほど難しくはなかったと思います。少なくとも私は当区に来た早い段階で、特に柿沢未途を激しく嫌うようになりました。秋元については、自民党だからどんな人であっても驚かないという程度の忌避感でしたが。

 

 

 

 てか「自民出身者」に限らず、たとえ民主・民進系政党の出身者であっても、労組が都ファを支援すること自体あり得ないですよ。それって小池百合子を「労働者の味方」と認定することにほかなりませんからね。

 上記Xの後段については私も全面同意します。

 

 

 

 

 私は「強い乙武」というより、「自公が安心して推薦できる」候補を出してきたなら酒井候補に勝ち目はなかったと思っているので、その意味できょんきょん氏に同意します。

 そもそもファが乙武の擁立を発表するタイミングは、私の予想よりも大幅に早かったです。私は、今回「つばさの党」がやったようなギリギリのタイミングで発表してくると覚悟していました。その場合には共産党が小堤東候補を下ろす時間が取れず、それでは酒井氏の当選も見込めないので、立民は酒井氏を擁立できず、無所属の須藤元気に立民が乗っかる形になるんじゃないかと予想していました。そのような意味のことをブログ記事に書いた記憶もあります。

 でもまだ3月中の乙武擁立の発表だったため、同じ日に「待ってました」とばかり立民が酒井氏の擁立を発表しました。あの時点で初めて、これはなんとか勝負に持ち込めるかもしれない思いました。そしたら、まず公明党が、次いで民民が渋り始め、乙武自民党についてネガティブなこめんとをするなど、敵の方から勝手に崩れて行った結果、選挙戦序盤で酒井氏の優勢が伝えられるという、想像もしなかったまさかの状況になりました。だって酒井氏は区長選で都ファの大久保朋果候補に完敗したんですよ。立民が酒井氏の擁立を考えているらしいことを最初に知った時にブログで反対意見を書いたのはそのためです。その時はせっかくの有望株を立民は無駄遣いするなよ、と思ったのでした。

 下記は他の方のX。

 

 

 でも須藤にも地元出身者として自民党支持層の受け皿になったりと、それなりの役割はあります。

 それに前記の通り、おそらく立民自身にも都ファの候補者発表が引き延ばされて共産に候補者を下ろす余裕がなくなった場合を想定して、その場合には酒井氏を立てるよりは須藤に乗っかるというオプションを想定していたと思われますから、須藤の立候補自体は止むを得なかったのではないか。現時点ではそう思うようになりました。

「限界系」という言葉は、黒川敦彦一派にこそふさわしいのではないか

 この記事を書きながらつけているテレビのサンデーモーニング衆院補選と自民党の裏金の話をやっているが、他の2補選を捨てた島根1区が岸田政権の命運を握るとか言ってるな。それは本当にその通りなんだろうと私も思う。

 とはいえ私の主たる関心事は東京15区補選なので、今日もその話を。

 

 

 さすがにそれはない。

 江東区でのリベラル・左派の状況がどんなものか、おそらく上記Xの発信者はよくご存知ないだろうが、木村弥生山崎一輝を下した区長選で共産党社民党が応援した候補の得票なんか本当に悲惨だった。

 

www.city.koto.lg.jp

 

 上記リンクには上の方が区議選の結果で、立民の酒井菜摘氏が8067票を得て59人の候補者中3位で当選したことがわかるが、区長選の結果は一番下に出ている。

 共産と社民が応援し、私も投票した芦沢礼子候補の得票数は25167票、得票率12.8%で4候補者中最下位だった。なんと、地元では有名な「おっさん東大生」猪野隆の34126票、得票率17.3%にも負けた。

  12月のやり直し区長選の投票結果は下記リンクで確認できる。

 

www.city.koto.lg.jp

 

 酒井菜摘候補の得票数は34292票、得票率21.0%だった。当選した大久保朋果候補の得票数は57029票、得票率35.0%だったので、酒井候補の完敗だったといえる。3位は三戸安弥候補で得票数30132票、得票率18.5%。2位争いは結構熾烈だった。弊ブログの記事ではもう何度も言及したが、三戸候補は前記の区議選では酒井候補を上回る得票数で59候補者中のトップ当選だった。やり直し区長選の4位は猪野隆で得票数28500票、得票率17.5%。最下位が維新の小暮裕之候補で、得票数12649票、得票率7.8%の大大大惨敗だった。

 以上のような、文字通りの「弱い地盤」での選挙戦なので、もしかしたら武蔵野市長選などではあったのかもしれない「奢り」など、墨東地域のリベラル候補陣営からは生まれようがないと私は思う。

 最初にリンクしたカクレクマノミ氏のXに、池戸万作氏から興味深い反応があった。

 

 

 いうまでもなく金沢結衣のことだが、これは本当のことだ。それどころか、2021年衆院選に先立つ2019年からドブ板をやっていて、もう5年近くになる。維新は大阪では風任せの選挙をやっているかもしれないが、地盤のない東京では昔の田中角栄流のドブ板選挙をやっているわけだ。だから情勢調査でも2位につけている。

 金沢候補は靖国神社への参拝もXで発信するなど、極右層へのアピールもおさおさ怠りない。だから飯山陽を立てた百田尚樹にとっては目の上のタンコブなのだろう。百田は金沢候補を応援する大阪府知事の吉村洋文が街宣をやったあとに現れて、維新批判をぶったらしい。ブログ『日本がアブナイ!』経由で知った。以下引用する。

 

mewrun7.exblog.jp

 

 妨害行為ではないが、日本保守党の百田代表は、維新の吉村代表の演説を聴衆にまじって、きいていたとのこと。

 で、演説が終わった途端、マイクを手に、維新批判を始めたという。(・o・)

 

URL: https://mewrun7.exblog.jp/30906769/

 

 補選で飯山陽が三番手につけているという調査結果は、真偽不明の「維新調査」とやらを別にすれば日経の世論調査だけではあるが、一応そういうデータもあるので、百田が支持層がもろに被る維新をdisるのも当然だろう。ブログ記事のタイトルにある「維新は立民の悪口ばかり」というのも同じ心理機制による。こちらとすれば、参政党も含めて彼ら極右系候補が互いに票を適度に削り合ってくれれば助かるだけの話だ。

 ところで前記『日本がアブナイ!』の記事の主題は「妨害行為」だ。今回の補選にギリギリ最後で出馬を表明した「つばさの党」とかいう黒川敦彦の政党陣営がやらかしている各候補陣営への妨害工作だが、これまでに乙武陣営、金沢陣営、酒井陣営がやられた。文字通り「相手はどこでも良い、妨害できれば良い」という論外の連中がなしている悪行である。

 選挙妨害の具体的な中身については、上記『日本がアブナイ!』の記事を参照されたい。残念ながら私には時間的余裕があまりない。本当はこの記事を書く時間も無駄にできないくらいだったりする。

 ここでは黒幕の黒川について触れる。いうまでもないが、朝霞市議会議員のくろかわしげる(黒川滋)氏とは全く関係ない。

 

 

 下記はnaoko氏のX。

 

 

 これはその通りで、黒川は昔山本太郎にすり寄っていた。オザシン(小沢一郎信者)だのヤマシン(山本太郎信者)だのも黒川にはえらく好意的だった。黒川は2017年衆院選に山口4区から出馬して落選したが、オザシンやヤマシンなどが大々的に応援していた。ヤマシンなど、普段共産党にあれだけお追従たらたらなのに(当時のヤマシンは皆そうだった)、山口4区に共産党候補が出ているのを無視するのかよ、と某所で皮肉った記憶がある。ブログ内検索をかけたところ、どうやら少なくともブログ本文ではその件には触れなかったようだけれども。なお2017年衆院選山口4区の結果は、下記Wikipediaの通り。

 

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:25万6464[9]人 最終投票率:57.59[9]%(前回比:増加5.03%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
安倍晋三 63 自由民主党 104,825票
 
72.57%
―― 公明党  
  藤田時雄 63 希望の党 18,567票
 
12.85%
17.71%  
  西岡広伸 54 日本共産党 13,721票
 
9.50%
13.09%    
  黒川敦彦 39 無所属 6,687票
 
4.63%
6.38%   ×
  郡昭浩 56 無所属 645票
 
0.45%
0.62%   ×

 

 弊ブログの記事に黒川敦彦が初登場したのは2019年の下記記事だ。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 「『右』も『左』もない、オレは『下』や」というスローガンに共鳴したような人たちとは山本太郎は相性が抜群に良いが、その勢力は限られている。かつて存在して民主党と連立政権を組んだ国民新党は明確にこのカテゴリに入るが、少数派だった。

 その少数派から、「俺たちも仲間に入れてくれ」とばかりに露骨に山本太郎にすり寄っている(ようにしか私には見えない)のが、先日報じられた小林興起らの動きだ。これに天木直人も名を連ねている。産経の記事を以下に引用する。

 

https://www.sankei.com/politics/news/190521/plt1905210052-n1.html

 

小林興起氏が新政治団体参院東京へ 比例に2人

 

 小林興起は元自民党衆院議員だが、2005年の「郵政総選挙」で小泉純一郎によって小池百合子を刺客に送り込まれて惨敗した。のち小沢一郎に拾われて民主党衆院議員として国会に返り咲いたが、「国民の生活が第一」を経て愛知の新自由主義政党「減税日本」に属したことがあるなど、経済政策に関する定見など何もない。ただ、政治思想的には「石原慎太郎の直系」を自認するだけあってバリバリの極右、そんな御仁だ。

 その小林にくっついてきたのが天木直人や黒川敦彦であり、天木は鳩山由紀夫山本太郎にも「参加を呼び掛ける」などと言っているらしいが、山本にとっては「無能な味方」以外の何物でもあるまい。いい迷惑であろう。傍から見ていても、いかにも物欲しそうな小林興起一派の妄動には「なんてみっともない」としか思えない。

 

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2019/05/25/093659

 

 どうやら、黒川の熱望に反して、黒川は山本太郎元号新選組の結党(結組)当時から相手にされなかったようだ。それくらい筋の悪い人だった。

 ただ、2019年には既に黒川を見限っていたらしい山本太郎も、2017年衆院選では山口4区に入って黒川を応援していた。これもnaoko氏の下記Xに教えられた。

 

 

 

 なるほどね。だからかつてヤマシンたちが黒川敦彦を応援していたのか。まあ昔の話だし、今回の補選には山本は影響力を行使していないようなので、山本の話はこれくらいで良いだろう。何より候補者の根本良輔自身が新選組とは絶縁していて「心の底から軽蔑している」と明言している。下記の根本自身のXがその証拠だ。

 

 

 このXで根本は下記のように書いている。

 

山本太郎に関しては、反安倍という考え方は一致しているものの、奴はコロナワクチンの危険性をおそらく知っていながら黙っていた

 

れいわの議員がワクチン推進派だったからなのもあるし、野党共闘でワクチン推進の立憲と共産と組んでいたから

 

国民のことを考えるのであれば、ワクチンが出て来た時に危険性を訴えるべきだった

 

奴は影響力があるので、ワクチンの危険性を周知していればかなり多くの命が救われただろう

 

でも奴はそれをしなかった。黒川さんは山本太郎に怒りの電話を入れたが全く出なかった

 

ここからうちは完全に反れいわ

 

そもそも立憲と共産のアンチなので、そこと共闘してる時点でもう話にならない

 

仮に今回れいわの候補者が出てたら徹底的にボコってたよ

 

まあ今回の選挙終わったられいわの街宣凸ってやるから待っとけや

 

URL: https://twitter.com/nemoto_ryosuke2/status/1781355411876253769

 

 「限界系」という(私の好まない)言葉は、このような輩や彼を含む黒川敦彦一派にこそ正しく用いられるべきではないかと思った。

 このような黒川敦彦一派は、断じて許してはならない。

 黒川一派が今回なしているような暴力行為こそ、民主主義の最大の敵である。

 あまりにも当たり前のことだが、今日の記事はこの言葉で締めるしかない。