kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

こたつぬこ(木下ちがや氏)が「参院も立憲早くなくすべき」などという権威主義むき出しのXをポストしたが(激怒)

 こたつぬこ(木下ちがや氏)がまたぞろ、参議院も立民と公明が合流しろとほざいている。

 

 

 こたつぬこは「参院も立憲早くなくすべき」と主張する。

 しかし衆院選の結果は、民意に「新進党の再来」を拒絶したということだ。今回の民意は、有権者の何割かが「高市早苗への白紙委任を認めた」という恐るべきものであり、それは間違っていると私は思うが、30年前の小沢一郎(今回完全落選した)が失敗した手法である「政党の合流」の方式が再び民意に否認されたのであって、しかも30年前には(新進党から見て*1)惜敗だった選挙結果は、今回は惨敗だった。この結果を軽く見てはならない。

 これで「中道改革連合」を参議院や地方議会にまで進めることは許されない。それを強引に進めよと主張するのがこたつぬこだが、この御仁も一大権威主義者だと断定するほかない。

 ただ、既にやってしまった衆議院の中改連は、当面存続させるしかないというのが弊ブログの主張だ。これには政局的な意味合いが強い。中改連を解党して立民と公明に戻したところで立民は21議席であり、国会では第4党にして野党第2党だ。しかも中改連の立民系当選者の大部分は保守派である。今回の中改連代表選に当初泉健太が出馬に意欲を見せたと報じられたのに結局出なかったことには、泉のグループである新政権研究会から「中改連は長くは続かないから」との意見が多く、それを受けて泉は出馬しなかったとの見方が出ている。一部には泉が国民民主党に「戻る」のではないかとの見方をする人たちもいるようだ。立民支持層の間では「泉さんはそんな人じゃない!」と声高に叫ぶ人が多いようだが、私はあり得ないことではないと思う。ただ、泉が民民に戻ったところで玉木雄一郎榛葉賀津也らに冷遇されるのは目に見えているので、戻らないんじゃないかと推測するだけだ。私は誰に対してであっても、権力者の一員である国会議員に「崇拝」に近いようなスタンスはとらない。そのこともあって、ある人が国会議員になった場合、弊ブログはその人の呼称を呼び捨てにすることを原則としている。

 斉藤鉄夫は地方議会でも公明と立民を合同させたいようなことを言っていたが論外である。東京都でいえば都議会は中選挙区で、たとえば江東区は定数4だ。自由を守る会(上田令子一派=新自由主義右翼系)、公明党、国民民主党自民党「江東御三家」による分派系)、自民党議席を持っている。昨年の都議選で都ファのリベラル系、共産党立憲民主党の各候補がこの順で落選した*2。また区議会は大選挙区であり、江東区の場合は公明が9議席を持っているのに対して立民は1議席しかない。2023年の区議選で立民は3議席を持っていたが、1人が立民独自会派発足の際に不参加で、もう1人はのち衆院議員を2期務めた(但し任期合計はわずか1年9か月)酒井菜摘で酒井はその前の江東区長選出馬のため区議を辞職していたとは昨日も書いた通り。ただ1人残った高野勇斗区議は今回の立公合同自体は支持するが全国1区の比例区の比率が高い参議院や、大選挙区中選挙区が中心の地方議会は合同になじまないとの立場のようだ。衆院小選挙区が中心であり、当選可能性があるのは事実上自民と野党第一党の候補にほぼ限られているので(香川2区の玉木雄一郎のような例外はいるが)衆院での立公合同を支持するとのこと。

 弊ブログが衆院に関して玉虫色の態度をとる理由の一つは、特に現在の高市政権のようにファシズムへの傾斜が非常に強く懸念される政権に対しては、右は自民党伝統保守系から左は共産党までの、一種の「反ファシズム統一戦線」が必要だと考えるからだ。この場合に維新は「反ファシズム統一戦線」には含まれず、それどころか打倒の対象になるが、維新は自分たちの方から高市自民にくっついてくれたので好都合だ。たまたまではあるが、中改連新代表になった小川淳也はかつて維新から共産までの共闘を唱えていたことがあるので、その小川が中改連代表になったことでもあり、当面このままの体制で続けた方が、民民などに移籍するリスクも小さくなるためやむを得ないと考える。

 衆院の立民に関しては「覆水盆に返らず」で、いま中改連を解体しても落選した議員たちが国会に戻ってくることはないので諦めるしかない。どんなに早くても来年秋の自民党総裁戦の頃、おそらくは3年以上先になるであろう衆院選の前には、また比例ブロックをどうするかで中改連の立民系と公明系がもめるだろうが、当面は衆院は中改連、参院と地方議会は立民と公明の現行の枠組を続けるしかないのではないか。そんなことよりも、地方議会からボトムアップ社会民主主義勢力を生み育てていくにはどうしたら良いのだろうかと考えるが、残念ながら私は、ブログで主に中央政界の政局を観察していた人間なので、どうすれば良いのかの知恵の持ち合わせなどさっぱりない。

 こたつぬこはこんなXも発している。

 

 

 こたつぬこはもともと共産党支持系だったが(亡くなられたお母さんは共産党員だったとのこと)、たとえ共産党系から離れようが「民主集中制」的思考回路はそのままなんじゃないかと思わずにはいられない。とんでもない「軍師」である。

 いちおう昨日の東京都日野市議選と町田市長選の結果について書いておくと、公明は日野市議選で落選者を出し、町田市議選では候補を前回より1人減らして全員当選させた。立民は日野市議選で1人、町田市議選で3人を当選させた。なお元号新選組は日野市議選に候補を立てたが落選した。

 両市とも江東区ほど極端ではないが、公明党の当選者の方が立民の当選者より多い。しかも両党の体質は水と油と言っても良い。合同に際して最大の問題になるのはこの点だろう。これを早くから指摘していたのは、かつて野田佳彦を「ドボン」と断定し、その慧眼に私が改めて感心している「きょんきょん」氏という若き立民支持系のX投稿者である。

 呆れたことに、こたつぬこは「駅前は朝の七時」の下記記事をリポストしている。

 

 

 政権交代云々でいうなら「駅前は朝の七時」ほど政権交代に腰が引けていた人間はいない。昨年秋には対中関係を悪化させたくらいで高市を下ろしてはならないとか、衆院選前には通貨危機の対応は高市政権にやらせるべきだなどと言っていたが、総選挙で高市自民が圧勝するや「サナちゃんに指差されただけでケンタはやられる」みたいな極端な「高市恐怖症」に陥ってセルフ大政翼賛会的なポストを垂れ流すに至っている。

 そんな「駅前は朝の七時」のXをやたらとリポストするこたつぬこも「駅前」と同類の人間なのだろう。

*1:私は新進党を批判する側にいたので、「小沢ざまあみろ」と思った。

*2:都ファと共産は議席を失った。立民はもともと議席を持っていなかった。

衆院選東京15区、「選挙結果からは、学会員の多数は酒井氏に投票し、大空氏に流れたのはわずかだった可能性が高そうだ」(時事通信)

 時事通信衆院選東京29区、東京17区、東京15区における公明票創価学会票の流れを探った記事を一昨日(2/13)出していた。

www.jiji.com

 

 上記リンクの記事から東京15区に関する部分のみ引用する。

 

組織票の目減り少なく―15区

 

 東京15区(江東区)は、公明の支援する候補が、自民から立民出身の中道に変わった選挙区。前回は、自民・大空幸星氏と立民・酒井菜摘氏に、共産と無所属2人が加わり、5人で議席を争った。結果は、酒井氏が6万6791票(得票率27.5%)で当選し、大空氏は6万2771票(同25.9%)で比例復活した。

 今回は、自民、中道、国民、維新、参政、減税日本・ゆうこく連合の6党による激戦となり、大空氏が得票数(10万9489票)、得票率(42.5%)とも大幅に伸ばしたが、次点の酒井氏も票を増やし(7万0911票)、得票率(27.5%)は維持。これに、国民の深見紗采氏(2万8674票、同11.1%)らが続いた。

 一方、都議選での各党の得票を見ると、公明2万7128、立民1万8084、国民3万0790、共産2万0519など。中道の基礎票を、公明と立民を合わせた約4万5000と仮定。酒井氏の得票から、同氏にほとんどが投票したとみられる共産票を差し引いても、中道の基礎票より多い。

 ちなみに、中道が江東区で得た比例票は4万0734票。選挙結果からは、学会員の多数は酒井氏に投票し、大空氏に流れたのはわずかだった可能性が高そうだ。

 東京に限らず、全国の小選挙区創価学会がどの程度、中道候補の票をひねり出せたかは地域事情により当然異なる。さらに、超短期決戦により、公明出身者が名簿の上位を占めた比例を重視し、小選挙区まで手が回らなかった面もあるだろう。

 同時に、次の衆院選も中道で戦うならば、それまでに学会員と立民出身の候補者との親交が深まり、支援への抵抗感が弱まるのは間違い*1。再生への第一歩は、足元を固めることと言えそうだ。(2026年2月13日掲載)

 

時事通信より)

URL: https://www.jiji.com/jc/v8?id=20260213kaisetsuiin199

 

 東京15区の特徴として、もともと立民が非常に弱いけれども、それなりの票を無党派層から得て善戦する傾向があった。たとえば2021年衆院選で選挙直前に東京4区から転区してきた井戸まさえ候補は、急造候補だったにもかかわらず、2017年に東京4区で戦った時よりも得票率を上げた。

 今回は上記記事に「(創価)学会員の多数が酒井氏に投票し、大空氏に流れたのはわずかだった可能性が高そうだ」と書かれている。しかも前回候補者を立てた共産が今回は擁立を見送ったので、記事にもある通り、共産票の大部分も酒井氏に投票したとみられる。

 しかしそれにもかかわらず酒井氏の得票率が27.5%で前回と変わらなかったことは、公明と共産の固定票を得た代わりに、前回はそれなりに得ていた浮動票が、大空幸星というより高市に流れてしまったためだろう。

 東京都の30の小選挙区はすべて自民が制し、比例復活した立民系の候補は長妻昭落合貴之の2人だけだったから、酒井氏の負けは不可避だったとしか言いようがない。

 高市の虚像によるバブル人気が弾けた時にまた衆院選をやり、首尾良く三つ巴以上の構図に持ち込めば酒井氏に勝機が出てくる。

 しかしまた自民か、あるいは極右革命系野党からバブル人気の候補が出てきたら、今回と同じような結果になるかもしれない。

 酒井氏の今後については、衆院選だけにこだわらず、いくつかの選択肢があっても良いと思う。区議への復帰はさすがに考えられないが、区長選(2027年12月)に再挑戦する選択肢もあって良いのではないか。

 なお、上記記事の引用しなかった部分には、前回の衆院選公明党公認候補が立った東京29区では、学会票の歩留まりが悪くてかなりが自民党候補に流れたとも書かれていた。一方平沢勝栄がめっぽう強い17区では公明の平沢に対する遺恨があり、前回でも学会票の一部が民民候補に流れていたが、今回は中改連の候補に歩留まり良く集中したとのこと。

 今回の中改連の不振は、公明票の自民候補への流出は「オールドメディア」によって流布しているよりよほど少なく、弊ブログが選挙前から予想していた通り歩留まりはかなり高かったとみられる。

 それにも関わらず中改連が惨敗した最大の理由は「高市旋風」の超大型台風並みのすさまじさにあった(そのために無党派層が雪崩を打って自民候補に流れた)ことはほぼ間違いないが、それに加えて野田立民が無策を続けたために平時から支持を流出させていたことが大きかった。

 ネットには、例の「アエニキ」の「衆参七掛け理論」なる謬論を信じる人が少なくなかったがようだが、弊ブログは三春充希氏のグラフで立民の政党支持率がずっと下がり続けてきたことを根拠に、「衆参七掛け理論」など成り立つはずがないと書き続けてきた。結局これが正しかった。当然のことだ。そんなことは三春氏のデータを見れば誰にでも予測できたはずである。だが信じ難いことに野田は何もやらなかった。野田の不作意の罪はあまりにも重い。

 追い詰められた野ダメこと野田佳彦は、それでも公明党の下駄さえ履けば勝てるかもしれないと踏んで大博打に出たが、あまりにも見事な「ドボン」で沈没してしまった。

 やはり、野田は政党の党首になど選んではならない政治家だった。特に2025年参院選の惨敗を真面目に総括しなかったことが致命傷になった。野田は今回の衆院選に大大大惨敗して初めて自らについて「万死に値する」と認めたが、自らの真価を悟ったのが遅きに失した。

*1:原文ママ。「間違いない」と書くつもりだったのではないかと推測される。

民民「箱推し」の人間によるセルフ大政翼賛会X曰く「今の高市さんはオタサーの姫モード入ってるので、下手に叩くと囲みのオタクどもが過敏にアレルギー反応起こして総叩きに来るのでもう触らないのが吉」だとよ(怒)

 まるで「駅前は朝の七時」みたいなことをポストしている奴がいた。

 

 

ふざけるな!!!!!

 

 このアカは「国民民主党箱推し」らしい。民主・民進系右派の「駅前は朝の七時」に近い立ち位置の人間と思われる。

 「チュードー右派」ってこんな奴ばっかりなんだよな。

 ついでだから「駅前は朝の七時」のふざけたポストも晒しておく。

 

 

 こいつとか堀新氏とか、本当にどうしようもなかったな。

 でも彼らのポストになびく人たちが少なくなかったから「危ない」と思ったら案の定だった。同じことを毎日書いているような気もするが、それだけ腹立ちが収まらないためだからこれはもうどうしようもない。文句は「ブロッコリー」や「駅前は朝の七時」や堀新氏に言ってくれ。

高市早苗には統一教会系の自身の後援会「早世会」の名前の不吉さを忠告してくれる後援会幹部さえいなかったのか

 とにかく高市が仕掛けた大規模な奇襲作戦が成功して(まるで真珠湾攻撃みたいだったな!)旧立民系が焼け野原になったので、それに伴って書くことが多くて困ってしまうのだが。今日は日曜日だが明日明後日の仕事のために時間を割かなければならないのに。

 まあ高市が成功させたのは真珠湾攻撃だから、しばらくは(シンガポール陥落のあたりまでは)怪進撃を続けるのだろうが、いつミッドウェー海戦になるかだな。真珠湾からミッドウェーまではちょうど半年しかなかった。日本軍の怪進撃は半年しか保たなかったのだった。でも兵士たちの餓死だとか本土各地が大空襲を食らったりとか原爆をアメリカに落とされたりとかあげくの果てにはソ連に国土を削られたりとか、そういうとこまで粘らせてはならない。敵は圧倒的な巨大勢力だが、それにもかかわらず可能な限り早い高市政権の打倒が求められる。もっとも打倒する以前に高市が自滅する可能性があるが。何しろ統一教会に「早世会」という名前の後援会を作られても、その名前の不吉さにさえ気づかない高市の信じ難い国語力の低さに呆れるとともに、おかしな名前であることさえ誰も指摘してくれなかった高市の孤独さがとんでもなく不気味である。日本の有権者はそんな人物にこともあろうに「白紙委任」をしてしまった。

 昨日公開した下記記事への反応から。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 まず記事についたブコメから。

「早世会」って‥‥(驚) - kojitakenの日記

日本語の使い手ならこの言葉の選択にはふつーぶっ飛ぶわな。→早世

2026/02/14 16:44

b.hatena.ne.jp

 

 そう、日本語の使い手ならね。高市って本当に「日本人(ニッポンジン)」なのだろうか?

 続いて記事にいただいたコメント。

 lavenderkun

「コングレッショナル・フェロー」を勝手に「立法調査官」と訳したのも高市本人だし、このアホな名前も本人がつけたんでしょう

後援会の年寄りは当然「何これ」と思ったでしょうが、本人には言い出し難い空気なんでしょうね

 高市は「とにかく明るい」などという虚像をそれこそ「オールドメディア」が流布しているが、実は半径5メートル以内に他人を近づけない徹底的な孤独癖があることが、これも「オールドメディア」によって伝えられている。とにかくわがままを通さなければ気が済まない人なのだろう。いったんは高市を推した安倍晋三も死の直前には「政治は一人でやるものではない」と高市をたしなめていたと聞くが、安倍という人間は最後の最後までろくなことをやらなかった。高市のような人間を推してしまったことが安倍が犯した最後の過ちだった。

 生存ユニオン広島 (id:lifeunion)

なんと不吉な名前か・・その程度のアドバイスをしてくれる後援会幹部もいないとは・・・わたしでさえもいますよ。

 本当に恐ろしい。背筋が凍る。

 この件は「しんぶん赤旗」の報道だから、高市高市親衛隊は報道自体が虚偽だとして突っ張るのだろうが、赤旗には報道が真実である証拠を示して、徹底的にそのことをアピールしてもらいたいものだ。その赤旗の下記記事をリンクしておく。

www.akahata-digital.press

 あと昔話だが、2005年に郵政総選挙で自民党が圧勝した翌々月だったかにマンションの耐震強度偽装問題が騒がれたことがあって、あの時国会で「安晋会」という安倍晋三の非公式後援会の名前が出てきたことがあった。あれは今では大悪人呼ばわりされている(事実大悪人だと思うが)馬淵澄夫が証人から引き出した証言だった(馬淵はネットの有名人「きっこ」とタイアップしていた)。

 結局「安晋会」の正体は今に至るも不明だが、少なくとも不吉な名前ではなかった。それに対して今回の「早世会」は名前からして不吉きわまりない。

 「二度目は笑劇として」では終わりそうにもない。

「早世会」って‥‥(驚)

 「早世会」なんてとんでもない名前は知らなかった。

 

 

 統一教会のことより「早世会」という後援会の名称にぶっ飛ぶ。

 最初に報じたのはしんぶん赤旗で、選挙中だったようだ。

 

 

 

 安倍晋三政権の頃の「SHINE!」を思い出したのは私だけだろうか。

 

 

 「早世会」と「SHINE!」。なかなか良い組み合わせかもしれない。

 輝け! 高市早苗首相!!

小川淳也が中改連代表に選出されたが/宮武嶺さんに記事の誤読をお詫びします(遅くなりましたが)

 宮武嶺さんに誤読をお詫びする記事を書くのが遅くなってしまったのですが、中改連の新代表が決まったので、これを機に書きます。

 

raymiyatake09.hatenablog.com

 

 立憲民主党衆院選メンバーは潔く失敗を認め、中道を解体・解党して離脱して公明党とは手を切り、参議院・地方議員で構成されている立憲民主党に戻るのがベストの選択です。

 小さくまとまった中道の中で代表選挙をやるなどしても全くの無駄です。

 そしてここで、kojitakenの日記 古寺多見さんが最新記事

「宮武嶺さんは中改連の代表に泉健太なんか選んでくれるな、蓮舫を選べとおっしゃるけれども、そもそも参院議員の蓮舫立憲民主党員ではあっても中道改革連合の党員ではないはずだ。」

と書かれてしまったことに触れざるを得ないのですが。

 申し訳ないのですが、これは古寺さんの完全な誤解です!

 

URL: https://raymiyatake09.hatenablog.com/entry/2026/02/10/162052

 

 仰る通りこれは誤読でした。宮武さんは中改連の立民系の21人が党を割って現在も存続している立民に再合流した上で代表選をやって蓮舫が代表になれば良いというご主張ということなのですね。

 私は以前から書いている通り、「小池百合子さんの背中をまぶしく見ていた」経歴のある蓮舫新自由主義的傾向の強い政治家と見て基本的に買っていませんが(一昨年の東京都知事選では「鼻を摘んで」蓮舫に投票しましたが)、誤読はお詫びします。

 

 私は中道は解体して、衆院立憲民主党議員はみんな参院・地方議員の立民に合流しろという意見です。

 古寺さんは

「私は中改連は旧公明党系と今回の衆院選で残った立民系の政治家たちだけが残って、今後自民党伝統保守派がやらなければならない自民党分裂の際の受け皿になれば良いと思う。

 そういう政党も絶対に必要なのだ。」

とも書いておられます。

 つまり、中道には自民党から分裂してくる伝統保守派の受け皿になる使命がまだあると再三おっしゃっているんですね。

 しかし、その伝統保守派の中に入るんだろう岸田文雄元首相が安保三文書を作りバイデン前米大統領からトマホークなどを爆買いして大軍拡を始めたわけですし、石破茂前首相は安倍晋三氏より古くからの核共有論者で憲法92項削除論というたちの悪い改憲派トランプ大統領にも媚び媚びでした。

 

 自民党は誰がなっても悪党。

 それでいてヘタレで愚図の彼らが方向性が高市首相と違うからといって、自分の信念に殉じて今ノリノリの自民党を割って出るなんてことはあり得ませんよ。

 もともと大した信念なんてないんだし。

 まして、ちっちゃいちっちゃい中道に合流できるから、伝統保守の議員が単独で3分の2以上にまでなった自民党から離党してくるなんていう未来が訪れる可能性はゼロです。

 

URL: https://raymiyatake09.hatenablog.com/entry/2026/02/10/162052

 

 特に現時点で可能性が限りなく低いのはその通りです。

 いわゆる「岩盤保守」とやらが実はもっとも自民党とくっついたり離れたりしやすい人たちであることがこの2年ほどではっきりしたと思いますが、自民党が割れるチャンスは本来「岸破」、特に石破茂が党の総裁をやっている時にもっとも強くありました。麻生太郎などにはそれがわかっていたから、高市を担いで最後の切り札を切ってきたんじゃないかと思っています。

 以前、宮武さんが公開された記事が宮武さんの娘さんに猛烈に批判されて「取り消せ」と言われたという話に弊ブログの記事で言及したことがありますが、あの記事に書いた通り、私は宮武さんと娘さんとの意見の対立において、娘さんに軍配を挙げました。そう、石破にはもっと粘ってもらわなければならなかったのです。

 私は宮武さんとは違って、「岸破」と高市との間に明確、かつ強烈な線引きをします。それは保守政治とファシズムと間の線引きです。石破はまだ人間だが高市は「人間ちゃう」、妖怪だというのは実に的確な人間評だと思いました。実はこの「人間ちゃう」というのは、20歳代の頃の私の「決めゼリフ」でした。だからちょっと懐かしかったです。

 そんなわけで弊ブログは石破の時にはあまり政権批判が活発でなかったのに、高市になってからギアを上げて政権に対する批判をそれまでよりも格段に強めた次第です。

 その立論のバックボーンにしているのが昨日も書いた早稲田大学橋本健二教授の論考にある、リベラルと伝統保守の二大政党が望ましいという話ですが、私は岸田文雄石破茂を「伝統保守」、高市らを「新自由主義右翼」として、自民党を二つに割らなければ話は始まらないと考えます。

 ただ情勢は厳しく、言ってみればスワローズ時代の故野村克也監督のような「弱者の戦略」が求められます。私は徹底的に勝ち負けにこだわる人間ですが、スポーツ以上に政治は「結果責任」は問われる職業なのです。

 確かに「伝統保守」たちには自民党を自分の持ち物だと考える傾向が強いですが、現状は高市ら「新自由主義右翼」がそんな「伝統保守」を人質にして独裁権力を握るに至った状態です。しかしそんな圧倒的な劣勢からでも少しでも勝つための手がかりを見つけて、それを掴んで勝機を拡大していかなければなりません。それが政治家にとっての職業倫理なのです。

 現時点ではいかに可能性がほとんどないように見えても割りに行け、というのは当然の考え方であると私は信じて疑いません。自分たちだけ正しくても何の意味もないのですよ。政治は結果がすべてです。勝たなければ正義は実現されません。「悪魔にでもひれ伏して」と言って小沢一郎と手を結んだ野中広務のようなあり方が政治家には求められます。今までそういうことをやってきたのは自民党か(小沢のような)自民党出身の政治家だけでしたが、自民党と縁がなかった野党にもそういうことができなければなりません。

 

raymiyatake09.hatenablog.com

 

 そういや中改連代表に小川淳也が選ばれましたが、「衆院立民」の21人にリベラル系の政治家なんて西村智奈美以外の誰がいるんでしょうか。その西村議員にしても本当は完全落選だったのが自民党の比例名簿登載者不足の「おこぼれ」で議席を守ったに過ぎません。

 ここは(私も応援する)西村議員には誠に申し訳ありませんけど、今さら野田佳彦泉健太保守系が大半を占める中改連の立民系議員に中改連を解体してもらうより、中改連は衆議院だけにとどめて参院と地方議員は今までの立民籍と公明籍のままという行き方のほうが良いのではないかと思います。衆院の21人の立民系議員が今さら立民に戻っても、野党第何党になるんですかね。しかもその議員たちも大部分が保守系だから、玉木雄一郎の民民と合流してしまうのが関の山ではないでしょうか。そんなことになるくらいなら、中改連の枠組の方がまだマシなんじゃないですかね。

 私は本当のところは、大部分が保守系議員になった中改連などもうどうでも良くて、そんなことより、どのようなプロセスでボトムアップ社会民主主義系勢力を形成できるかについて考え始めたいと思っています。

 現在の中道改革連合及びそれより左の3政党を合わせた4政党は、いずれも権威主義的な性格が非常に強い政党で、今回の衆院選ではその体質が有権者の厳しい審判を受けた、というより、これら4政党の執行部とリベラルや左派の有権者との乖離が非常に大きくなったために、あのような結果に終わってしまったと考えています。

 だからこそボトムアップからの社会民主主義政党の立ち上げが今こそ求められると考える次第です。