こたつぬこ(木下ちがや氏)がまたぞろ、参議院も立民と公明が合流しろとほざいている。
ちなみに菅野完と立憲絡みのものが若年層のSNSにどんどん浸透してます。もう終わり。参院も立憲早くなくすべき。 https://t.co/i08vDLt96W
— こたつぬこ🌾木下ちがや (@sangituyama) 2026年2月15日
こたつぬこは「参院も立憲早くなくすべき」と主張する。
しかし衆院選の結果は、民意に「新進党の再来」を拒絶したということだ。今回の民意は、有権者の何割かが「高市早苗への白紙委任を認めた」という恐るべきものであり、それは間違っていると私は思うが、30年前の小沢一郎(今回完全落選した)が失敗した手法である「政党の合流」の方式が再び民意に否認されたのであって、しかも30年前には(新進党から見て*1)惜敗だった選挙結果は、今回は惨敗だった。この結果を軽く見てはならない。
これで「中道改革連合」を参議院や地方議会にまで進めることは許されない。それを強引に進めよと主張するのがこたつぬこだが、この御仁も一大権威主義者だと断定するほかない。
ただ、既にやってしまった衆議院の中改連は、当面存続させるしかないというのが弊ブログの主張だ。これには政局的な意味合いが強い。中改連を解党して立民と公明に戻したところで立民は21議席であり、国会では第4党にして野党第2党だ。しかも中改連の立民系当選者の大部分は保守派である。今回の中改連代表選に当初泉健太が出馬に意欲を見せたと報じられたのに結局出なかったことには、泉のグループである新政権研究会から「中改連は長くは続かないから」との意見が多く、それを受けて泉は出馬しなかったとの見方が出ている。一部には泉が国民民主党に「戻る」のではないかとの見方をする人たちもいるようだ。立民支持層の間では「泉さんはそんな人じゃない!」と声高に叫ぶ人が多いようだが、私はあり得ないことではないと思う。ただ、泉が民民に戻ったところで玉木雄一郎や榛葉賀津也らに冷遇されるのは目に見えているので、戻らないんじゃないかと推測するだけだ。私は誰に対してであっても、権力者の一員である国会議員に「崇拝」に近いようなスタンスはとらない。そのこともあって、ある人が国会議員になった場合、弊ブログはその人の呼称を呼び捨てにすることを原則としている。
斉藤鉄夫は地方議会でも公明と立民を合同させたいようなことを言っていたが論外である。東京都でいえば都議会は中選挙区で、たとえば江東区は定数4だ。自由を守る会(上田令子一派=新自由主義右翼系)、公明党、国民民主党(自民党「江東御三家」による分派系)、自民党が議席を持っている。昨年の都議選で都ファのリベラル系、共産党、立憲民主党の各候補がこの順で落選した*2。また区議会は大選挙区であり、江東区の場合は公明が9議席を持っているのに対して立民は1議席しかない。2023年の区議選で立民は3議席を持っていたが、1人が立民独自会派発足の際に不参加で、もう1人はのち衆院議員を2期務めた(但し任期合計はわずか1年9か月)酒井菜摘で酒井はその前の江東区長選出馬のため区議を辞職していたとは昨日も書いた通り。ただ1人残った高野勇斗区議は今回の立公合同自体は支持するが全国1区の比例区の比率が高い参議院や、大選挙区や中選挙区が中心の地方議会は合同になじまないとの立場のようだ。衆院は小選挙区が中心であり、当選可能性があるのは事実上自民と野党第一党の候補にほぼ限られているので(香川2区の玉木雄一郎のような例外はいるが)衆院での立公合同を支持するとのこと。
弊ブログが衆院に関して玉虫色の態度をとる理由の一つは、特に現在の高市政権のようにファシズムへの傾斜が非常に強く懸念される政権に対しては、右は自民党伝統保守系から左は共産党までの、一種の「反ファシズム統一戦線」が必要だと考えるからだ。この場合に維新は「反ファシズム統一戦線」には含まれず、それどころか打倒の対象になるが、維新は自分たちの方から高市自民にくっついてくれたので好都合だ。たまたまではあるが、中改連新代表になった小川淳也はかつて維新から共産までの共闘を唱えていたことがあるので、その小川が中改連代表になったことでもあり、当面このままの体制で続けた方が、民民などに移籍するリスクも小さくなるためやむを得ないと考える。
衆院の立民に関しては「覆水盆に返らず」で、いま中改連を解体しても落選した議員たちが国会に戻ってくることはないので諦めるしかない。どんなに早くても来年秋の自民党総裁戦の頃、おそらくは3年以上先になるであろう衆院選の前には、また比例ブロックをどうするかで中改連の立民系と公明系がもめるだろうが、当面は衆院は中改連、参院と地方議会は立民と公明の現行の枠組を続けるしかないのではないか。そんなことよりも、地方議会からボトムアップの社会民主主義勢力を生み育てていくにはどうしたら良いのだろうかと考えるが、残念ながら私は、ブログで主に中央政界の政局を観察していた人間なので、どうすれば良いのかの知恵の持ち合わせなどさっぱりない。
こたつぬこはこんなXも発している。
立憲は支持率0に。
— こたつぬこ🌾木下ちがや (@sangituyama) 2026年2月15日
中道改革にまとまりました。立憲回帰は無意味です。 https://t.co/EEdoJnWwkS
こたつぬこはもともと共産党支持系だったが(亡くなられたお母さんは共産党員だったとのこと)、たとえ共産党系から離れようが「民主集中制」的思考回路はそのままなんじゃないかと思わずにはいられない。とんでもない「軍師」である。
いちおう昨日の東京都日野市議選と町田市長選の結果について書いておくと、公明は日野市議選で落選者を出し、町田市議選では候補を前回より1人減らして全員当選させた。立民は日野市議選で1人、町田市議選で3人を当選させた。なお元号新選組は日野市議選に候補を立てたが落選した。
両市とも江東区ほど極端ではないが、公明党の当選者の方が立民の当選者より多い。しかも両党の体質は水と油と言っても良い。合同に際して最大の問題になるのはこの点だろう。これを早くから指摘していたのは、かつて野田佳彦を「ドボン」と断定し、その慧眼に私が改めて感心している「きょんきょん」氏という若き立民支持系のX投稿者である。
呆れたことに、こたつぬこは「駅前は朝の七時」の下記記事をリポストしている。
中道を割って仲良しサークルに戻るってんならもはや日本に政権交代を目指す勢力は存在しないと断定せざるを得ないよな
— 駅前は朝の七時 (@ystak13am7) 2026年2月15日
政権交代云々でいうなら「駅前は朝の七時」ほど政権交代に腰が引けていた人間はいない。昨年秋には対中関係を悪化させたくらいで高市を下ろしてはならないとか、衆院選前には通貨危機の対応は高市政権にやらせるべきだなどと言っていたが、総選挙で高市自民が圧勝するや「サナちゃんに指差されただけでケンタはやられる」みたいな極端な「高市恐怖症」に陥ってセルフ大政翼賛会的なポストを垂れ流すに至っている。
そんな「駅前は朝の七時」のXをやたらとリポストするこたつぬこも「駅前」と同類の人間なのだろう。
「コングレッショナル・フェロー」を勝手に「立法調査官」と訳したのも高市本人だし、このアホな名前も本人がつけたんでしょう
後援会の年寄りは当然「何これ」と思ったでしょうが、本人には言い出し難い空気なんでしょうね