結局衆院東京15区補選で、須藤元気陣営「だけ」は黒川敦彦一派(つばさの党)の選挙妨害に遭わなかったみたいなんだな。選挙中に候補者自身だかが発した「おれたちは新選組にも敵対している」みたいなXはどうやら目くらましであり、新選組が黒川一派と手を握っているのではないかとの疑惑が深まった。
下記Xや、それに貼り付けられたYouTubeの動画、それに選挙後の山本太郎のコメントなどを見るにつけ、私の山本及び元号新選組に対する心証はますます悪くなった。
#腰抜け立憲#腰抜け立憲#腰抜け立憲#ビビり立憲#ビビり立憲#ビビり立憲#ダサい立憲#ダサい立憲#ダサい立憲#貴族サマ立憲#貴族サマ立憲#貴族サマ立憲
— ナツコ💖政権交代するしかないです (@miwa_renrui) 2024年5月15日
腰抜けやしビビリやし
ダサいし貴族サマを
気取ってるし
立憲のえーとこってあるん⁉️
pic.twitter.com/62Ok6gOfzl
リアルのライトな新選組支持者は、組織防衛志向が極端に強い共産党や、日に日に組織防衛志向を強めつつある立民に、いわば「疎外」されているような気がして「消去法で」新選組を選んでいる人たちが少なくないのではないかと私は勝手に思っているが、少なくともネットで熱心に発信している新選組支持者には、本当にろくでもない連中ばかりが目立つ。
今回の自民や小池百合子、維新などの「敵失」によって、立民はもちろん共産にまで政党支持率上昇の効果がみられるが、新選組はかえって失速気味であることが同組の瞑想を物語る。15区補選のNHKの出口調査でも、新選組の政党支持率はわずか1%だった。
なお上記Xの動画で東陽町駅前に酒井菜摘の応援にきていた小川淳也が公職選挙法改正の必要性を匂わせる発言をしていたのはいただけなかった。
立民の五十嵐衣里都議らが主張し、宮武嶺さんも下記ブログ記事で書く通り、今の公職選挙法で対応すべきだ。
自民・維新・都ファの、宮武さんの表現では「権力3兄弟」、私としてはここの表記は「強権3兄弟」としたいところだが*1、これら強権(×犬)的政治勢力の思惑に、何もリベラル側が自分から嵌りに行く必要など何もない。
今回の補選では、あと「表現の自由戦士」とやらが、ネットの立民右派支持系に根を下ろして、ろくでもない動きをしていることを知った。彼らは反共色が強く、ことに女性候補が共産党と仲良く共闘していた今回の東京15区補選が許せなかったようだ。だから中には「東京15区は負けた方が良い」とまでXでポストした人間までいたのか。本多平直氏の件と反共とどちらの動機が主でどちらが従かは知らないが、こちらも新選組信者と同じくらいろくでもないとしか思えない。ネットの新選組信者系左派と彼ら表自戦士系右派は、まるで鏡像関係にあるかのように私には見える。昨日だったかにも横浜在住の現代美術作家の河野さおりさんにXでブロックされたとか騒いでいた。本当にどうしようもない。
山本太郎と黒田敦彦は、政治上の師匠筋が斉藤まさしであることが共通しており、2017年衆院選で山本太郎が黒田敦彦の応援に入っていたので、まあその支持者も黒田敦彦やつばさの党を好意的にとらえてもおかしくない。…
— ツイッター政治おじいちゃんお化け (@micha_soso) 2024年5月16日
誤記を指摘すると「黒田」→「黒川」、「斉藤」→「斎藤」だ。斎藤まさしの本名は酒井剛(たける)だが、彼は毛沢東主義者だとされる。そんなところから『長周新聞』が山本太郎を応援するのだろう。私は長周新聞にリンクを張る論者は、その一事だけで信用に値しないとみなしている。
その山本が暴言を発した。かつてプロレス紙として知られた東京スポーツが報じている。
以下引用する。
山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」
2024年5月16日 20:40
れいわ新選組の山本太郎代表が16日、都内でゲリラ街頭演説会を行い、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで警視庁から家宅捜索を受けた黒川敦彦代表率いる政治団体「つばさの党」に言及した。
山本氏はつばさの手法に関して、「いろんな候補者のところに凸っていくというか、要は質問に答えろっていうことで、街宣やっている場所に入り込んできて、向こうもマイクでガーガーやって、やり取りになると。選挙妨害じゃないか、いや、ならない、向こうも立候補者だからというややこしい話」と状況を説明した。
そのうえで山本氏が凸された場合の対処について、「彼らは質問に答えたら帰るって言っているんでしょ。じゃあ、さっさと質問してもらいますよ。だって皆さんにも質問してくださいって言っているわけだから。彼らにも質問しに来た場合には権利がある。なので、来たから隠れるとか意味不明です。そんなことやっているから、いたちごっこになる。さっさと答えろよって。それに答えられるくらいの度量がなければ政治家なんて向いていない」とつばさの凸から逃げ隠れた陣営に〝政治家失格〟の烙印を押した。
黒川氏が2017年の衆院選山口4区から無所属で立候補した際、山本氏は応援に駆け付けた過去がある。山本氏は共通の知人を通じて、黒川氏から相談があったことを振り返り、「あなたが一番おかしいと思う人の選挙区に乗り込んでいくのが筋」とアドバイスしたところ、安倍晋三首相(当時)の地盤である山口4区から立候補したという。
山本氏は「その選挙でちょっと私自身も疲れた部分があったんで、それ以降の付き合いは、ほとんどないかな。でも(黒川氏は)世の中を変えたいという思い、アメリカの言いなりになって、日本が植民地状態であることに対しての憤りは当時も持っていたし、今も主張していると思う」と考えはブレていないと評価した。
最後に「この国に生きる人間の一人が、ああいう形での表現の自由を選挙という形を借りてやった場合にどのように弾圧をされていくのかってことは表現の自由の幅を考えた時に見守る必要はある」と今後の捜査の行方を注視したいとした。
(東京スポーツより)
記事についたブコメより。
山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」 | 東スポWEB
<a href="https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/5010" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/5010 元々盟友だからな。あれに応じると合同演説会になって、公職選挙法で禁じられてるのを知らない方が政治家に向いてない。
2024/05/17 06:14
「あれに応じると合同演説会になって、公職選挙法で禁じられてるのを知らない方が政治家に向いてない」か。私も知らなかった。まあ政治家になろうなどと思ったことは一度もないけれども。
Xでの反応。
やっぱ仲間じゃん。
— K-POPファン (@KPOP31723725) 2024年5月16日
山本太郎氏 つばさの党・黒川敦彦氏の凸から逃げた陣営を批判「政治家なんて向いていない」
2024年5月16日 20:40
📷東スポWEBhttps://t.co/WyZ6bMm3dl
わい、黒川氏の選挙応援を聞いたことがあるけど
— tamaいちから立て直し中💫 (@tama93713525) 2024年5月16日
病気かと思うぐらい陰謀論のオンパレード
あんなのと討論が成り立つわけがない
そんな黒川氏をいまだに評価する太郎も相当やべーぞ https://t.co/Gvv0iK5BiW
まあそんなところだろうな。
*1:組織内権力の発動の問題は立民や共産も抱えているため。