kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎(×××新選組)のターゲットは共産・社民層だとの指摘。共産・社民支持層が山本にシンパシーを持つことは、立民の政治家や支持層が「維新は敵ではない」と考えるのと同様の「自殺行為」だ

 山本太郎のターゲットは共産・社民層だとの指摘がある。

 

 

 実際、社共支持層には山本太郎と×××新選組シンパが少なくないようだ。下記は上記こたつぬこ(木下ちがや)氏のツイートへの社民党員・まことん氏の反応。

 

 

 ×××(山本太郎)は社民党参院選候補予定者を強奪したのだった。まあ×××に行く方も行く方だが。

 山本の議員辞職に関するまことん氏の他のツイートより。

 

 

 確かに山本は大衆蔑視の思想を持っている。特別な芸能の才能に恵まれた自分を大衆の上に置かれるべき人間だと自己規定して思考・行動を行っているのだ。

 下記は上記まことん氏のツイートへの反応。

 

 

 だって×××新選組は「第二維新の会」だからね。日本二大ファッショ政党。手口が同じなのは当たり前。現在×××に属している人の中には、2012年に小沢一郎が維新にすり寄った頃、維新を「了(諒)とする」などとふざけたことを言っていた人間がいた。

 まことん氏は弊ブログに先駆けて山本の手法を「劇場政治」と喝破していた。

 

 

 

 私は「山本はそこまで露骨に大衆を馬鹿にするのかよ」とひたすら呆れただけだ。

 

 冒頭のこたつぬこ氏のツイートへの反応に戻る。

 

 

 「立憲を攻撃しているかに見えて」という表現には違和感があって、山本のターゲットはあくまで立民*1だが、共産や社民の支持層には別政党である以上当然ながら立民への不満を持っているから「立民を倒すために共産や社民の票を狙いに行っている」のだろう。

 つまり×××(山本)と共産・社民とはマーケットが重なっている。

 だからこそ、共産や社民の支持層が×××(山本)にすり寄るのは、自らが本当に支持する政党に大きなダメージを与えることなのだ。もっと簡潔に書けば自殺行為である。

 同様の構図は立民と維新についても成り立つ。両党はともに反自民層をマーケットにしているので、少し前まで普通に見られた「立民が維新にすり寄る」のは立民の自殺行為にほかならなかった。

 昨年の衆院選直後に小川淳也枝野幸男に「維新は敵ではない」と言い、おそらくそれが決定的な理由となって立民代表選で小川はサンクチュアリに「梯子を外された」が、これは梯子を外したサンクチュアリが正しい。自殺行為に走ろうとした人間を政党内の集団が担いではならないのは当然だ。

 また小川と同様に「維新は敵ではない」と言ったとされる連合会長の芳野友子はどうしようもない政治音痴であって、芳野はおそらく無自覚に維新に塩を送って立民を刺しに行った。連合は一日も早く芳野を解任すべきだ。

 

 

 山本はもちろん立民の票及び議員をもターゲットにしていた。それは昨年秋までの枝野執行部に不満を持つ層であって、「上手く行かなかった」どころか十分うまく釣り上げることに成功したと私は考えている。しかしその層はもう釣り上げてしまったので、残るマーケットとして共産票・社民票をターゲットにしたということだ。

 

 

 ×××は「維新の表裏なので維新票を狙うことはできない」というのは本当にその通り。それなのに弊ブログは一時「×××が『維新主要打撃論』に立つなら」という、起こり得ない戦略転換をしてくれないかと幻想を持ってしまった。

 あまりにも甘過ぎたと自己批判する他ない。

*1:弊ブログは「立憲」ではなく「立民」の略称を用いている。