フジテレビ「報道2001」で三宅久之が、「ナベちゃんは日本シリーズに巨人が出なくて暇ができたから政界工作をしたんだろう」と語っていた。つまり、「大連立」構想は巨人が中日に「クライマックス・シリーズ」で予想外の3タテを食ってナベツネが暇になったから出てきた話だというのだ。もし巨人が日本シリーズに出ていたら、料亭で政治家たちとも密談する代わりに東京ドームで野球観戦でもしていたのだろうか。
とんでもない政治の私物化である。ナベツネには常々「プロ野球を私物化している」という批判が絶えないが、国政まで私物化しようとしているわけである。犬にでも食われてしまえばよいと思うが、この三宅発言を聞いて思い出したのが「中日が優勝すると内閣が倒れる」という例のジンクスだ。中日が優勝するということは、読売の権力者が暇になるということで、そいつがいろいろ政界工作をするから内閣が倒れるということなのではないか、とつい思ってしまった（笑）。
