kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

静岡県知事選は川勝平太氏が制す

大接戦となった静岡県知事選だが、民主党などが推薦する川勝平太氏が自公推薦の坂本由紀子氏を破って当選確実となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY200907050246.html

当ブログとしては、6月21日に 静岡県知事選の結果によっては、静岡7区で斉木武志浮上の目もあるか?(追記あり) - kojitakenの日記 で書いたように、川勝氏が信頼に値する人なのかどうか疑問に思うので、この結果を手放しで歓迎するつもりはないが、民主党分裂選挙になっても自公推薦の候補を破ったことは、止められない流れができているのかなあと思う。

小沢一郎静岡県連が候補者を一本化できないのなら党推薦は見送るべきだと考えていたようだが、鳩山由紀夫代表は小沢氏を押し切って川勝氏の党推薦を決めた。このことから想像がつくように、川勝氏はネオリベネオコン色がかなり強く、海野徹氏の方がリベラルにも思われるが、海野氏の応援団に渡辺喜美がついたこともあって、例によって某掲示板では「海野は自公の工作員」というレッテルを張られていた。そんな妄言ばかり言っているカルト宗教の信者たちはともかく、冷静な民主党支持者の中には、「民主党支持だが、政策は坂本由紀子氏が一番良い」という意見が結構あり(2ちゃんねるの政治板でそういう意見があったほか、リアルで地方自治に詳しい民主党関係者に聞いたところ、同様の意見を述べていた)、一部の「反自公」を標榜するブログの論調にあるような、坂本氏への誹謗中傷に近い非難はフェアではないと思われる。

しかし、総選挙で自公を倒すためには静岡県知事選はこの結果で良かったのかもしれず、当ブログ管理人程度では、自信を持って結果を論評することはできない。歯切れが悪いが、これ以上のことは言えない。