乙武(の関係者)はどうやら、問題のXを削除した模様だ。sumita-mさんの下記ブログ記事をリンクしようとして気づいた。
上記リンクの記事中に埋め込みリンクしてあったはずの問題のXの画像が消えていたので気づいた。批判を浴びまくったために急遽削除したと推測するのが普通だろう。
ところで、件の「小沢一郎」氏は、乙武の著書『五体不満足』の編集者であって、その縁で乙武を応援したのではないかとのXがポストされていた。
この小沢一郎なる人物は『五体不満足』の編集者だったということを、ちゃんと書けよ。おかしな投稿をしていると、ますます信用を失うぞ。 https://t.co/yvzC7sZczI
— m TAKANO (@mt3678mt) 2024年4月26日
Xが削除されたのはわかったが、元のnoteは生きているだろうかと調べてみた。
すると、noteの方は本記事を書いている時点では削除されていないことがわかった。
以下に冒頭部分を引用する。
乙武 洋匡 2024年4月24日 06:30
※乙武本人ではなく、選挙期間につき、応援者が寄稿しています。
私はいま66歳の年金生活者だ。定年までは出版社に勤めていた。現役時代を振り返るとなんとも恥ずかしいのは、ベストセラー『五体不満足』の編集者として鼻高々になっていたことだ。だから天罰が下ったのだろう。ここに来て、膝が痛み始めた。もの忘れがひどくなった。甲状腺と口腔にがん細胞が見つかった。(後略)
URL: https://note.com/h_ototake/n/n7c487c3ac821?sub_rt=share_h
このように、Xからリンクされたnoteにアクセスすれば、小沢一郎氏が元出版社の編集者で乙武の著書を担当していたことがわかる。ただ、最初見た時にはタイトルに「(元編集者)」という文字は入っていなかったんじゃないかと思った。
ブログの運営者として私が経験的に知っているのは、記事中に張ったリンクを実際にクリックしてリンク先を参照してくださる読者は1割いるかいないかという割合に過ぎないことだ。ブログをやり始めた最初の頃にアクセス解析を見ていて、そのような推論に至った。
だからXだけ見た人の中には、あの老政治家の小沢一郎が乙武さんを応援しているのか、と勘違いした人も少なくなかったに違いない。
上記noteについたはてなブックマークコメント(ブコメ)より。
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
同姓同名の他人を引っ張りだしてくるの、N党とやってること変わらんんだよなあ。同じ穴に入ってくれ。
2024/04/27 07:31
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
元担当編集だから応援は当然、ってブコメは理解できるんだけど...。選挙応援の文脈で「小沢一郎です」って書いたら多くの国民は誤認するだろうし、それをあえて狙って書いてるから悪質なんだよね。
2024/04/27 08:08
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
公職選挙法的にセーフとかアウトとかはわからんけど、これをやるひとを政治家として応援するかっつうとなあ。
2024/04/27 07:06
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
- [これはひどい]
詐欺広告もどき。“私はいま66歳の年金生活者だ。定年までは出版社に勤めていた”
2024/04/27 06:14
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
有名人を騙った投資詐欺みたいな事をする立候補者。偽装無所属とか、騙す手を使う人が政治家になってよいのか。/後から(編集者)を追加してら。元記事→<a href="https://archive.is/pEhKN" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://archive.is/pEhKN
2024/04/27 07:18
やっぱり「(編集者)」はあとから追加されたものらしい。まあ本文を読めばからくりはすぐわかる話ではあるけれども。
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
「乙武本人ではなく、選挙期間につき、応援者が寄稿しています」としつつ、本人のサイトで、有名な政治家と同姓同名の人の投稿(本物?)を公開。やはり乙武やファーストの会は当選させてはいけないな。
2024/04/27 07:53
全く何をやってくれるんだか。
なお、最初にリンクしたsumita-mさんの記事中に、
そういえば、乙武洋匡氏*1への注目度って、全く客観的な根拠なしの主観的な感じにすぎないのだけど、極右(!)の飯山陽*2以下なのでは? 気の毒であるとともに、或る意味で由々しきことでもある。
と書かれている。
確かに、いかな乙武だの小池百合子だの「ファ」だのであっても、あるい維新であっても、究極の極右である飯山陽に負けるようでは本当にどうしようもないと私も思う。私も全候補者の中で一番強く拒絶したいのは飯山だ。区外在住と思われる人間の中には、金沢結衣が飯山に逆転されて4位に沈めば良いなどとXに書いているのも見たが、私はその意見には与しない。都ファ・民民連合も維新も大嫌いだが、安倍晋三信者たちが集まった超極右の日本保守党に対する拒絶感は前記の2勢力よりもさらに強く、私にとっては絶対に我慢ならない。だから飯山が今回の選挙でそれなりにのさばっているらしいのは「由々しきこと」だと私も思う。仮に飯山が上位に進出すれば、欧州ではかなりのさばっているらしい極右ポピュリズムが、今後日本でも本格的に浸透する可能性があることを意味する。
でもこの記事を書き上げようというタイミングで、また怪電話がかかってきた。今度は小池百合子ではなく乙武洋匡の音声だった。今度は乙武が名乗るのを聞いて直ちに受話器を「ガチャン!」と強く切った。
そして乙武と飯山とだったらどっちが上になろうが下になろうが知ったことではない、と思い直した。乙武陣営はこの「小沢一郎」の一件もやらかしたわけだし。金沢の場合はまだ5年弱の期間地元で辻立ちを続けた分だけ、乙武や飯山と比較すれば「わずかに」ましだと思う。
でもやっぱり今回はこの3陣営のどこにも負けるわけにはいかないな。
おまけ。こんなブクマがあった。
わたくし小沢一郎は、乙武ひろたださんを応援します|乙武 洋匡
田中宏和の会が政党としての活動を始めて全員立候補したらどうなるのか気になった
2024/04/27 09:46
ひえー! それだけは勘弁してほしい。
私が何を言いたいかわかる人は、今となってはほとんどいないかもしれないけど。
[追記]
乙武(陣営)は、下記Xを新たにポストし、最初のポストを削除していた。
こちらは拙著「五体不満足」の編集者であり恩人である小沢一郎さんから応援メッセージを寄せていただいたものです。一部の皆様から立憲民主党所属の小沢一郎議員と紛らわしいとのご指摘がありましたので、先のポストを削除、再投稿させていただきます。… pic.twitter.com/sN5jCxKHgs
— 乙武洋匡 / 衆議院東京15区補選候補 (@h_ototake) 2024年4月27日
しかし、「一部の皆様から立憲民主党所属の小沢一郎議員と紛らわしいとのご指摘がありましたので」とはいかにも白々しい。読む人を誤認させることを最初から狙っていたことは明白だからだ。余計なことを書くと、「一部の皆様」という日本語もおかしい。この書き方だと一部なのか全員なのかわからない。
私はこの新たなポストを見て、乙武と(都)ファに対する心証をますます悪くした。
立民の五十嵐衣里都議が下記Xで怒ったのももっともだ。
※ 立憲民主党の小沢一郎氏とは別人です。
— 五十嵐えり💁♀️都議・弁護士(武蔵野市選出) (@Igarashi_Eri) 2024年4月26日
相変わらず都民ファーストは卑怯すぎる。 https://t.co/UU4wm4uwXg