さっき投票所前を通りがかったら、NHKと朝日新聞・共同通信・TBS連合軍が期日前投票の出口調査をしていた。後者はすれ違う時に腕章を読み取った。選挙で出口調査に答えたことは一度だけあるが、その時は調査員はタブレットは使ってなかった。今回は両者ともタブレットを用い、NHKの調査員は画面から目を逸らせて「見てませんよ」とアピールしていた。朝日共同通信TBS連合軍とおぼしき調査員は別の出口でも待ち構えていたので、ずいぶん物々しいなと思った。以上から、期日前の出口調査に関しては朝日と共同とTBSは同一ソースを使うとみて良いだろう。なお私自身は期日前投票はしていない。明朝投票することに決めている。
ところで、最近は別のブログ、それもご自身の支持する政治家とはかけ離れた政治的志向を持つはずのブログのコメント欄でご活躍するようになったらしいと仄聞する某コメンテーター氏が、弊ブログの度重なる泉健太批判に堪忍袋の尾でも切れたのか、久々にコメントを寄越してきた。どうやらその直前にいただいた管見人さんのコメントに刺激されて書かずにはいられなくなったような気配がある。こういう経緯を見ると、当該人物はやっぱり以前弊ブログの常連コメンテーターだったあの方と同一人物なのではないかと疑わずにはいられないが、以下にお二方のコメントを紹介する。
管見人
金柑
麻生太郎政権のリーマンショック後の大盤振る舞いは、政権交代を控えた民主党が財政支出をできなくするための「焦土作戦」なんかじゃなくて、あの時には世界各国で行われた普通の財政政策だったというか、むしろ中途半端さが批判されていたくらいだったと記憶してますけど違いますかね。金柑さんはなんでそんな変な陰謀論に走ってしまわれるのでしょうか。民主党を陥れるための作戦だったというエビデンスあるいは状況証拠でもあるのならそれを示してください。寡聞にして私は知りませんが。
それと、後半は現在の岸田政権のことでしょうが、「ワナに突っ込むのも愚か」と仰いますけど、岸田文雄がどんな狡猾な罠を仕掛けているというのでしょうか。具体的な指摘がなければ議論に説得力は全くありません。
もしかしたら、麻生政権の政策と同じように金柑さんの妄想に基づくものなんじゃないですか?
私は、岸田の後継を狙うはずの自民党の政治家たちにとっても政策が手詰まりになっているので、総理大臣にはなりたいけれども現在のような難局を乗り切れる自信は誰も持っていないんじゃないかと推測しています。
だから、あれほど内閣支持率が低いのに、岸田が「再選の目処が立った」などと思っているらしいとの報道が出てくるんだと思います。
つまり、金柑さんが「ワナに突っ込む」と仰るそんなワナなんて現実に存在するはずがあるまいというのが私の意見です。岸田なんてそんな知恵者じゃありませんよ。彼らはもう政策に行き詰まっている上に、積年の自民党の腐敗も今は一気に噴出してますから、立民をはじめとする野党は、可及的速やかに政権交代の準備をしなければならないところですが、これまで政権交代など5年後の課題だと思い込んで悠長に構えていた泉健太ら立民右派には大きな不安があると思います。
それにしても、金柑さんはなんであんなブログに出入りされるんですかね。それが一番信じられません。あそこでは立民の泉健太支持者は「敵の敵は味方」式の論理によって優遇でもしてくれるんでしょうか。私は(時間の無駄だから)見に行かないのでよくわかりませんけど。
「自民党が権力の座にある限り、責任を取るどころか悪事の隠蔽に走る」と言うご意見に賛成です。
文革の終焉時に、江青たち四人組は逮捕されて厳しく裁かれました。
文革に苦しめられた中国人は生ぬるいことを言わず、「水に落ちた犬」を叩きのめしたのでした。
「水に落ちた犬は叩け」で検索したら、魯迅の意図を捻じ曲げて、「日本人の不寛容さの現れ」的に解釈してるる者が多くて呆れました。
3K新聞は自民党のためにワザと書いてるようで、見出しを見ただけで「ふざけるな」と思いましたが、プレジデント社のサイトに生物学者の池田氏まで、そんな風に書いてるのにはガッカリしました。
(この先生は専門外ではアレな発言が多いようです)
「人に噛み付く性悪な犬は、助けてやっても感謝するどころか、図にのって噛み付くだけだから、叩きのめさなければならない」という魯迅の苦々しい皮肉らしいけど、理解出来ない人が多いようですね。