kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

これまでの負け戦続きの後遺症のせいか、「次の衆院選が自民と立民との間の「政権交代の是非を問う」こと」とは私にはまったく予想できません、とのコメントをいただいたが‥‥

 そうそう、もう一件、このコメントに返事しなければならないと思ったのだった。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 入江

これまでの負け戦続きの後遺症のせいか、「次の衆院選が自民と立民との間の「政権交代の是非を問う」こと」とは私にはまったく予想できません。
政権交代がなったとしても、泉首班では野田よりさらにダメダメ・グズグズの政権となって、やはり自民党政権でなければいかぬと、その中でも最悪の萩生田みたいなのが次の選択になるのではないか、みたいな悪夢みたいな予想しかできません。
ワイマル共和国の末期のようなかわいそうな我が祖国。

 

 何言ってんですか。

 いくら「入江」様が「負け続きの後遺症のせいか」次の総選挙が政権交代の是非が問われる選挙になることを「まったく予想できない」と書いても、立民が補選で3戦全勝すれば「否応なくそうなる」んですよ。

 それを三春充希氏は示唆しているわけです。

 「まったく予想できない」なんて、ちょっと前まであなたが(私と同様に)きわめて批判的に見ているであろう泉健太が「ホップ、ステップ、ジャンプ。5年後の政権交代を目指す」などと悠長なことを言っていたのとまるっきり同じじゃないですか。泉グループの広島県連の独裁者なんか、リベラル系の広島3区の総支部長を誰も知らない(おそらくは保守系の)人に置き換えたりしたらしいですけど、そのように悠長に構えている場合じゃないとして、弊ブログは泉及び立民の保守派を批判しました。あなたのコメントを読む限り、泉を批判する側も泉と同じような悠長さじゃないですか。

 私はこのブログでずっと、小選挙区制下では野党第一党は常に政権交代を準備していなければならないとか、昨年夏の段階で岸田内閣支持率が今度落ち始めたらもう回復しないとかずっと書いてきました。しかしそれらの記事はに読者からの共感はあまり得られませんでした。私は与党も野党も、どちらの支持層も、果てには無党派層までもここまで鈍感だったとは、と怒り心頭に発しています。

 泉がダメだったら次は萩生田あたりではないかとおっしゃいますが、萩生田光一に持続可能な政治ができるとでもお考えなのでしょうか?

 私は、萩生田や高市早苗のような極右こそ、仮に自分が総理大臣になった場合、どううやったらうまく舵取りができるか、政策なんかまるっきり思い浮かばないんじゃないかと思っています。たとえば高市は防衛国債で激増する軍事費を賄えば良いと口では言っているようですが、実際にそんな政策が破滅的な副作用をもたらすことなしに実行可能なんでしょうか。私はそうは思いません。私は彼ら自民党極右系の人たちこそ、政権担当能力をもっとも欠いた人たちであると信じて疑いません。舵取りをうまくできないのは、何も泉健太だけじゃないですよ。おそらく自民党の政治家たちの方がもっとひどいです。

 今こそ知恵を絞るべき時です。

 「ワイマル共和国の末期のようなかわいそうな我が祖国」なんて、そんな自己憐憫(れんびん)に浸ってる場合じゃないですよ。しっかりして下さい。

 ところでここまで書き終えた時、固定電話がかかってきた。これまで2回受けた補選の情勢調査かと思いきや、なんと乙武洋匡への投票をお願いするという小池百合子の声が録音された音声が流れてきた。

 これにはびっくり仰天した。