私自身は「リベラル」とも「左派」とも「中道」とも「右派」とも、あるいは「極左」とも「左翼」とも「右翼」とも「極右」とも自己規定していないが、昔時々話題になった「ポリティカルコンパス」では「リベラル左派」または「反権威左派」*1に属するので、その意味で「リベラル左派」との言葉を用いる。
その「リベラル左派」の範疇に含まれるブログで、もっともロシアに対する批判の記事を多く公開している一つが宮武嶺さんのエブリワンブログだろう。同ブログのコメント欄には、私の見るところかつては親露的なコメンテーターもそれなりにいたが*2、最近はブログ主の意見と合わないとみてか、あまり見かけなくなった。
一方私のブログではあまり海外の記事は書かないが、たまに私がコメント欄で親露的なコメンテーターと喧嘩して当該コメンテーターを罵倒したりしたためか、やはりあまり来なくなった。親露的なコメンテーターには「右」も「左」もいるが、いずれも権威主義的な傾向が強い点が共通すると認識している。なぜならプーチンこそ権威主義の権化のような人間だからだ。この点ではアメリカのトランプも、いつだったかサンデーモーニングで藪中三十二が喝破した通り、プーチン、習近平、それに金正恩らと同じカテゴリに括られて然るべき政治家である。
そのロシアが小泉悠氏ら日本人30人を入国禁止処分にした。以下朝日新聞デジタルの有料記事の無料部分を引用する。
ロシア、小泉悠氏ら日本人30人を入国禁止 対ロシア制裁の報復
2025年11月12日 7時15分(2025年11月12日 22時01分更新)
ロシア外務省は11日、ウクライナ侵攻をめぐる日本の対ロシア制裁への対抗措置として、新たに日本人30人を無期限で入国禁止にすると発表した。対象は、日本の外務官僚や研究者、朝日新聞記者ら。日本政府は、外交ルートを通じてロシア側に抗議した。
入国禁止になったのは、外務省の北村俊博外務報道官や東大の遠藤乾教授、小泉悠准教授、慶応大の広瀬陽子教授、朝日新聞の駒木明義・元モスクワ支局長のほか、日経新聞や共同通信、毎日新聞、読売新聞、フジテレビ、TBSの編集委員や記者ら。ウクライナの国営通信社「ウクルインフォルム」で日本語版編集を担当する平野高志氏も含まれた。
日本政府は9月12日、追加でロシアの団体や個人を資産凍結の対象に含め、ロシア産原油の取引価格を引き下げるなど対ロ制裁を強化していた。
■日本政府、ロシア側に抗議…(以下245文字は有料)
(朝日新聞デジタルより)
URL: https://www.asahi.com/articles/ASTCC72Q9TCCUHBI001M.html
記事にある通り、当の朝日新聞の駒木明義記者も入国禁止にになった。
エキスパートコメントにある「制裁を受ける日本人のみなさんにとって何も実害はないが」は、私にはまったく当てはまらないと断言させていただく。私の人生を左右する重大問題です。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2025年11月12日
ロシア、小泉悠氏ら日本人30人を入国禁止 政府や学術・報道関係者 - 日本経済新聞 https://t.co/VKw9xJgPbU
そういえば少し前まで日本に親露の国政政党は一つしかなかった。それは独裁党首がアメリカ前大統領のバイデンを呼び捨てにしながらプーチンには「さん」付けで呼んだ山本太郎の元号新選組である。しかし現在ではその新選組よりもはるかに勢いのある親露の極右ポピュリズム政党がある。言わずとしれた参政党である。
なるほど、それで山本新選組を支持していた親露的な人たちが一斉に参政党になびいたのかもしれないと思った。
新選組といえば、下記Xが私の目を引いたのだった。
れいわ新選組の崩壊が止まらない。それどころか加速しているように見える。
— 何様ですか?a.k.a入寂 (@yangdigantung) 2025年11月11日
かつて多くの人々が希望を託し、寄付金や費用自腹の無償労務提供で党勢拡大を支援した。
その結果として国でも地方でも一定の議席数を得るに至ったが、それらも今や失望した人々の浪費の記憶、夢の残骸になり果てた。…
下記Xは上記ポストに対する新選組ウォッチャーのロジャー鱒男氏の論評。
左翼がコツコツ貯めてきた拙い資産を完全に浪費した。
— ロジャー鱒男 (@notnotsuccess) 2025年11月11日
その上既成左翼に負債を押し付けることに。
弊害はさまざまな方面に出てくるんだろうね。 https://t.co/qIO7IGbu3f
これはいえてると思う。
新選組は総括しなければならない点が少なくとも3つある。
2つ目が日本版MMT(現代貨幣理論)を今なお惰性で党の経済政策にしていること。その責任者は山本に加えて長谷川羽衣子である。
3つ目は親露的な外交・安全保障政策のスタンス。その責任者は山本に加えて伊勢崎賢治である。
順調に降下(落下)してるようで pic.twitter.com/CebmaKzdcE
— ピンクオウム (@HK7926260255519) 2025年11月10日
葛飾区を含む東京東部では、かつて新選組が都市型政党だった頃には山本が東京西部の山の手(あるいは中央線沿線)ばかりを偏重したために相手にされなかった。その後地方に新選組が浸透したようだが、東京の下町は一貫して山本から見捨てられていた。現在その東京下町に住む私は、その観点から言ってもはっきり言って山本新選組に反感を抱いている。
「ワーゲンクネヒトとゆかいな仲間達」
— ロジャー鱒男 (@notnotsuccess) 2025年11月10日
の代表が辞めるってよ。
左翼・愛国・親ロシアでドイツのれいわ新選組と一部では呼ばれているとかいないとか。
太郎きゅんもそろそろかな? https://t.co/51valPcmi9
いや本当にもう瀬戸際だと思う。