kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

岸井成格まで「靖国」の国会議員試写会と上映中止の関連を示唆したが...

TBSテレビ「サンデーモーニング」の末尾で、映画「靖国」の上映中止問題を取り上げていたが、あのコイズミ・安倍晋三シンパの毎日新聞岸井成格までもが、表現の自由がおびやかされることに危機感をあらわにして、「いやな感じがするのは、国会議員の試写会があってから上映中止が相次いだことだ」と言った。

だが、その岸井成格も「サンデーモーニング」も稲田朋美の名を出さなかった。数日前の朝日新聞の特集記事も稲田の名前を出さなかった。こういうのこそ「自主規制」というのではないだろうか。

稲田朋美がサンプロへの出演を拒否

所用で出かけているため、テレビ朝日の「サンデー・プロジェクト」は見ていないのだが(あとで録画を見る予定)、どうやらサンプロが映画「靖国」の件を取り上げ、稲田朋美の名を出すとともに、稲田が番組への出演を拒否したと田原総一朗が言ったらしい。そのせいか、「きまぐれな日々」への10時台のアクセス数が500件を超えた。たぶん検索語「稲田朋美」によるアクセスが殺到したのだろう。

正念場で逃げ出す稲田のチキンぶりは、昨年総理大臣の座を放り出した安倍晋三に相通じるものがある。

「映画公開前に試写を要求したことはない」と言って逃げる卑劣な稲田朋美

稲田朋美は、映画(「靖国」)が公開される前に試写を求めたという事実もないことを強く主張した。

だが、今朝のサンプロでそれは事実に反する、稲田は本当のことを言っていないから番組に出てこられないだろうと論難されていた。言いたいことがあれば番組に電話してこいと田原総一朗に挑発されたが、もちろん稲田は応じなかった。なんという卑劣さだろうか。

右翼なら右翼らしく、堂々と「反日的な映画の公開は認められない」と主張すればよいのだ。

稲田ら「伝統の創造の会」を支持するブロガーは、"映画「靖国」を上映中止に追い込んだ議員勇者を顕彰す!" などというエントリを立てている。
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/529591/

つまり、稲田ら「伝統と創造の会」の支持者は、上映中止は同会の「功績」だと考えているのである(笑)。

[追記]
上記イザブログのエントリは、「伝統と想像の会」を皮肉ったものでした。釣られてしまってお恥ずかしい。