「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。
きまぐれな日々 群集心理に動かされて「毎日新聞叩き」をしている人たち
新自由主義者としての櫻井よしこ
櫻井よしこが「日本国憲法が秋葉原事件を起こした」だって(笑) - kojitakenの日記
で、「日本国憲法が秋葉原事件を起こした」という櫻井よしこのトンデモ発言を批判したが、櫻井は昨年10月、浜松市で関岡英之、平沼赳夫、城内実とともにシンポジウムに参加していた(敵の宣伝はしたくないのでリンクは張らないが、YouTubeの動画を見ることができる)。
関岡というと、『拒否できない日本』で知られる論客で、反新自由主義論者と見られている。城内も、新自由主義に批判的な勢力のうち、右寄りの人たちに人気の高い政治家だ。だから、櫻井も政治思想的には極右でも、新自由主義には批判的なのだろうとばかり思っていた。
しかし、櫻井よしこ - Wikipedia を見ると、
徹底した新自由主義論者でもあり、「官は民の補完でなければならない」が持論。2005年に郵政民営化の議論が本格化した際、民営化はもちろん民営化に関する議論そのものにも猛反対していた荒井広幸を諭している。この時の彼女の説得が功を奏したのか、荒井は後に郵政民営化に関する立場を反対から賛成へと全面的に転換し、郵政民営化推進への支持・協力を積極的に行うようになる。
と記述されている。
でも、「Wikipedia」の記述を鵜呑みにするな、というのは鉄則なので、ちょっと調べてみた。
すると、前原誠司が民主党の代表になって、コイズミと改革競争をやると宣言した時、櫻井が嬉しそうに「健全なご意見ですね」と言ったとか、郵政民営化に反対した亀井静香を「時局が読めない」と評した、などと、次々と過去の櫻井の新自由主義発言を見出すことができた。
つまり、櫻井が「徹底した新自由主義論者」であるとしたWikipediaの記述は間違っていなかったということだ。
その櫻井とシンポジウムで同席している関岡英之、平沼赳夫、城内実らは、本当に「構造カイカク」に反対する、反新自由主義の闘士といえるのだろうか?
そもそも、それからして疑問に思えてきた。
[これはひどい] 重症のユダヤ陰謀論者
ユダヤ陰謀論は歴史の真実! | どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ
「ホロコースト」は、
ユダヤ人によるパレスチナ占領を正当化するために仕組まれた
巧妙な政治的プロパガンダ、
つまり‘嘘っぱち’だったのです。
ホロコーストを完全否定してるよ、この人。
このエントリに、
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1816.html
からTBが来てる。なつかしのヒロシくんの「毎日新聞叩き」じゃん。最近はネット右翼にとって朝日より毎日を叩くのがトレンドみたいだね。
これを見てると、ますます「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを進める闘志が湧いてくる。
ところで、元のブログの話題に戻ると、「どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ」というタイトルに笑える。ものの見事にユダヤ陰謀論に騙されてるじゃん。
こんなのが、
The Blogger
のリストに載っているのだが、このリストを見ると、トンデモブログが結構たくさん載っていて壮観だった。幸運なことに、「きまぐれな日々」も「kojitakenの日記」も載っていない。今後も絶対載せないでね。「どーゆーこっちゃ…!! 私は絶対にだまされないゾ」とは絶対に一緒にされたくない。
あと、このリストを宣伝している人がいるけど、ブログの信頼性自体が疑われるから、宣伝を止めたほうが良いと思う。
[追記]
「The Blogger」のリストを作った人だけど、ブログを見てビックル一気飲み。ナナナナナント!城内実の支持者だった!!
現政権に「ノー」!!! - livedoor Blog(ブログ)
ブログの右側のコラムに、関岡英之の著書や「城内みのる応援サイト」へのリンクが張られている。やっぱり城内の支持者って、擬似科学やユダヤ陰謀論との親和性が高いんだね。