kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

[張本勲][原爆][安倍晋三]安倍晋三のおかげ?

張本勲氏が8月15日放送予定の「徹子の部屋」で、広島での被爆体験を語るという。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060808-OHT1T00068.htm

張本氏がプロ野球界で唯一(故人を合わせると濃人渉氏とともに二人だけの)原爆手帳を持っている人だということは知っていたし、1995年の戦後50周年の時に本も出ているらしい。高校時代から民族差別と闘った反骨の人だとも聞いている。「徹子の部屋」で語るのは、日本人が戦争のことを忘れかけているように思うので、被爆体験を語り継ぎたいという動機からだそうだ。
なお、昨年NHK広島放送局制作でも、下記の番組が放送されていた。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/peace/furusato/0729.html

このところ思うのだが、安倍らが愚かな好戦的姿勢を露骨に示すから、かえって戦後日本の「反戦・平和」の理念を守ろうという意識を取り戻した人が多いのではないだろうか。私なんかもそうで、白状すると、70年代に平和教育で育ったから、反戦・平和は大事なことで、日本国憲法は守るべきものだと思っていたのだが、年々その意識は薄れ、マスコミに流されて改憲も止むを得ないのかなあ、と漠然と思うようになってきていた。

それが、小泉政権誕生以来の、世論に蔓延する一種陶酔的な雰囲気に変だと思い始めたところに、昨年の総選挙の結果に危機感を強め、さらに小泉以上に危険な安倍晋三が総理大臣候補といわれるようになって、これはいよいよ何とかしなければ、と思うようになった。

FC2ブログの第1回は、山歩きの記事だったが、いずれ政治的なブログになるであろうことは、自分でもわかっていた。「AbEnd」への参加は、私にとっては必然だったのだ。

こうして、忘れかけていた「反戦・平和」の意識を取り戻すことができたのも、もしかしたら安倍晋三の愚かさのおかげかな、だから安倍に感謝しないといけないのかなと思う今日この頃なのだ(笑)。