kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

野次馬から見た民主党政権支持系「トラックバック・ピープル」の乱立

かつてお世話になったり宣伝役をやったりバトルをやったりの「トラックバック・ピープル」へのTBだが、私が撤退してから2か月が経過した。思い出深いのは「安倍晋三」の「トラックバック・ピープル」であり、このTBPは、発足した2006年6月以降、一昨年9月の安倍内閣退陣まで、TB数が急成長を続けた。私はこのTBP設立者のもっとも熱心な協力者として活動したものである。

しかし、それを見て二匹目のドジョウを狙うブロガーや、トラブルを起こして対立したブロガーらが、類似のトラックバック・ピープルのテーマを立ち上げ、これがブロガー間の抗争の火種になった。

私は、個人的には安倍内閣の退陣で、フロンティアとしてのTBPはその役割を終えたと考えている。「安倍晋三TBP」の後身となった「自民党TBP」へのトラックバック数は、比較的最近まで記録していたが、もっともTB数が多くて盛り上がっていたのは設立直後であって、その後共産党支持ブログが離れ、小沢一郎に距離を置くブログも離れていって、TB数は低迷した。政権交代がなった先月末の総選挙の時でも、設立直後のTB数を超えることはできなかったのである。イタいのは、それに代わって陰謀論系のブログが進出してきたことだ。これはTBPの普遍性を失わせ、TB数が伸び悩む原因になった。

ましてや、「自民党TBP」に対抗する形で乱立したTBPの低迷ぶりは、「自民党TBP」よりさらにひどかった。

それにもかかわらず、政権交代が成ったあとも、3つのブログの系列の計5件の「トラックバック・ピープル」のテーマが立ち上がっている。そのすべてが「民主党支持系」にカテゴライズされるが、どうして似たようなTBのテーマがここまで乱立するのかというと、それはブロガーの意地の張り合いに過ぎない。そして、そのうちのもっとも質の低いものは、「笑顔のファシズム」を先導せんばかりだ。「城内実TBP」と統合したほうが良いのではないかとも思うが、まあ運営する人たちの勝手といえば勝手である。

私はもはやいずれのTBPにもTBするつもりはないが、最終的にどこが一番繁盛するかは、野次馬的興味を持って眺めたいと思う。