kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

1190万アクセス/「はてなカウンター」が8月7日にサービス終了

しばらく前に新規作成の申請を停止した「はてなダイアリー」の有料オプションである「はてなカウンター」(月額60円)が8月7日にサービス終了になる。「はてなカウンター」は、それまでのどこかの時点でカウントされなくなる。具体的に書けば、はてなカウンターの契約更新(はてなポイントの引き去りが行われる)が行われなくなり、それ以降のカウントが停止されるようだ。私の場合、『きまぐれな日々』に設置したはてなカウンターは7月16日が更新日なので、この更新は行われず、カウント停止になるのだろう(同ブログには他にFC2カウンターを設置している)。この日記を含めて開設している3つのはてなダイアリー及びはてなブログについては、昨年1月26日に行った「はてなブログPro」の2年契約に「はてなカウンター」の機能が含まれている。従って有効期限は来年1月28日なのだが、カウントの停止が8月7日のサービス終了日なのか、それとも契約日と同日の7月26日なのか、はたまた別の日なのかはわからない。カウントが停止しても8月7日まではカウンターにアクセスでき、ログのダウンロードなども行えるようだが、8月7日を過ぎるとそれもできなくなる。

いずれにしてもサービス終了までに次のキリ番である1200万アクセスに到達する可能性はほとんどないので、中途半端だが1190万アクセスに到達した時点で最後のキリ番記事(カウント停止時に最終的な数字を記録した記事を公開するつもりだが、それは「キリ番」記事にはならない)を公開しようと思っていたが、忘れていて今思い出した。3日遅れだが公開する。

当ダイアリーのユニークアクセス数累計が7月8日に1190万件に到達した*1。1000万件到達は昨年9月17日で、それから294日かけての到達。ダイアリーの開設は2006年7月29日で、カウンタの設置は同年8月12日。

1000万件から1100万件までの所要日数は297日だったから、その時期より約1割アクセス数が減った。アクセス数は2012年をピークに漸減傾向にある。いまやSNSが全盛で、ブログに固執してTwitterFacebookもやらない私のような人間は生きる化石のようなものかもしれない。もっとも「安倍1強」が強まるとともに徐々に減っていったアクセス数は、昨年11月頃に底を打った感がある。森友学園問題が騒がれた今年3月には小さなピークがあった。現在の加計学園問題はその時ほどではないが、今回はネットよりテレビのワイドショーが先行しているようだ。どこかで目にした話だと、最近のワイドショーは前川喜平を「善玉」にした作りにしないと視聴率を保てないのだそうだ。つまり、テレビの視聴者の間で「安倍晋三(や菅義偉萩生田光一稲田朋美豊田真由子ら)=悪玉」の図式がすっかり定着した。少し前まで安倍晋三アンタッチャブルというか「触らぬ神に祟りなし」の扱いだった風潮が一転して、安倍晋三は今や昨年の東京都知事辞任前の舛添要一を思わせる叩かれ方をしている。内閣不支持の理由も「安倍総理の人柄が信用できない」を選ぶ者が3分の1から4割を占めている。来月の内閣改造で、10年前もそうだったように内閣支持率は少し回復するとは思うが、それは一時的なものに過ぎず、そう遠くない将来に安倍政権は終わるだろうと私は予想しているが(このあたりに関する私の意見を読み取れなかった読者から『きまぐれな日々』にいただいたコメントを批判する記事をこのあとすぐに書く)、ネットは加計学園よりその前の森友学園の時の方がもっと燃えていた。籠池泰典の証人喚問のあと、安倍内閣支持率が下がらず、その少しあとには上昇さえ見せた時には、私を含む多くの反安倍人士は大いに落胆する一方、安倍晋三は「僕ちゃんは何をやっても許されるんだ」と勘違いしてつけ上がったが、それが命取りになった。思えば10年前にも似たような現象があった。第1次安倍内閣は、発足直後の2006年9月が内閣支持率のピークで、そこから一直線に支持率が低下したが、翌年4月の東京都知事選で石原慎太郎浅野史郎吉田万三黒川紀章らに圧勝したあとしばらく内閣支持率が上がり、安倍がいい気になっていたことがあったが、5月末に「消えた年金」問題が発覚すると同時に内閣支持率が急落し、その2か月後に参院選自民党が惨敗、さらにその1か月半後に安倍が政権を投げ出した。今回は5月に加計学園問題に火がついてから7月2日の都議選までは2か月も要さなかった。10年前の「消えた年金」問題は安倍晋三自身への批判というよりは自公与党が「百年安心プラン」などと僭称していた年金政策の破綻が批判された格好だったが(本当は安倍晋三よりもむしろ小泉純一郎が受けるべき批判だったかもしれない)、今回は安倍晋三その人の人格に強い疑念を持たれているのでより根が深い。私など2002年に安倍晋三が対北朝鮮強硬姿勢で売り出してきた頃に安倍が発した土井たか子菅直人らに対する暴言に激怒して以来、一貫して安倍晋三人間性を疑い続けて15年を過ごしてきた人間だから、「みんな、今頃になってやっと安倍晋三の正体に気づいたか。遅すぎるじゃないか」という思いだ。もちろん安倍内閣の支持率の「V字回復」への道は1つだけ残されている。それは戦争だ。非常時ともなれば安倍得意の言論統制はやりたい放題だ。そんなことをさせないためにも、安倍批判の手を緩めてはならないことはいうまでもない。少なくとも一時的には支持率を回復させる「内閣改造」も来月に控えているし、そこで噂に上っている橋下徹が入閣したりするなら、これはちょっとばかり厄介だ。

最後のキリ番記事はあらぬ方向にそれてしまった。この日記の累計アクセス数の記事を書くのも、残すところあと1回だけになった。

*1:トータルアクセス数累計では1570万件強。

「内閣支持率調査は信用できない」と叫ぶ前に「標本調査」について勉強してみてはいかが?

この記事では、きまぐれな日々 安倍内閣の支持率低下、未だ歯止めかからず(2017年7月10日)にいただいた「元島民」とおっしゃる方のコメントを批判する。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1482.html#comment20689

でも那覇市では与党(翁長知事派)の右派が壊滅して、与党自体も議席を減らして過半数を割りました。

那覇市野党の自民党は相変わらず共倒れして3人当選させれる投票数で5人は落選(つまり二人立てすぎた)させてますが、それでも基地反対が離島より多い沖縄本島の中心で共倒れありとはいえ現有+3人も議席を増加させました。

今回も都議会自民党への批判票が小池支持に流れただけで、自民党の得票は小池の6割強もとってます。そもそも自民党公明党合わせた支持率より下回ってるので、おそらく4割弱または強には回復されるだろう、

後、支持率は1000人しか調査してないので当てにならない。ケチらないで地域ごとに万単位を調査するべぎだ。都議選でも共産党公明党の支持率が得票率に比べて圧倒的低すぎることからも分かるし、支持しないと答えても投票に行かない人が多いのはこんだけ報道された都議選に51%しか行ってないことからも分かる。そしてそもそもの昨今の選挙でさえ自民党の得票が有権者の4割に満たない。 6割支持しないでも、5割は得票に行かないから投票に行く支持しないが1割-2割になるのが今の有権者だ。今も支持しているのはコンクリート支持層なのに、閣僚交代で「閣僚に不満層」さえ戻ってきたら来年の解散で批判者はまた臭い飯の時代に戻されるとの予想には同意します。

2017.07.10 15:36 元島民


まず、那覇市議選で「与党(翁長知事派)の右派が壊滅し」た原因は、「オール沖縄」の翁長知事派の右派に原因を求めるしかありません。同じ選挙で共産党は候補者7人全員が当選したそうですから、「オール沖縄」の右派、あるいは共産党以外の党派の問題でしょう。国政の動向と直結する都議選のあとを受けた安倍内閣支持率低下についてのエントリに反論する論拠としては適切ではありません。

それからこのコメントの最大の問題点は、

支持率は1000人しか調査してないので当てにならない。ケチらないで地域ごとに万単位を調査するべぎだ。

というくだりにあります。「全数調査と標本(サンプリング)調査の関係について少し勉強してみてはいかが?」としか言いようがありません。標本数を10倍にしても調査の精度が10倍になる(誤差が10分の1になる)わけではありません。もちろん設問の文章や二度聞きの有無などの違いに起因する、調査機関による支持率の差はありますが、現在のようにどの機関の世論調査結果も同じように「安倍内閣支持率急落」を伝えている場合は、それは民意の反映であると理解すべきです。もちろん、仮に今後安倍内閣支持率がどの調査機関によっても「V字回復」を示した場合(それは後述のように、8月の内閣改造に伴って起きると予想されます)であっても、それを民意の反映であると考えなければなりません。

今まで、というか一昨年7月以降つい最近までは、いわゆる「リベラル・左派」に「内閣支持率調査は捏造だ」と言いたがる人たちが多数いましたが、私は彼らに与したことは一度もありません。一貫して「一昨年7月を底として安倍内閣支持率は『V字回復』を遂げてきた」と書いてきました。一昨年からつい最近までは、「リベラル・左派」が自らのアホを晒してきたが、今はネトウヨが自らのアホを晒しているな」というのが正直な感想です。

それから、

閣僚交代で「閣僚に不満層」さえ戻ってきたら来年の解散で批判者はまた臭い飯の時代に戻されるとの予想には同意します。

とのことですが、私はそんなことは一言も書いていません。

私が書いたのは、

 ただ、来月(8月)に行われるという内閣改造は、内閣支持率を押し上げる一定の効果を持つだろうとは確実に予測できる。

という一言だけです。それは、2007年8月の第1次安倍改造内閣発足を受けて行われた世論調査安倍内閣の支持率が顕著に上昇した事実を踏まえての予想です。たとえば、下記URLに示すANN(テレビ朝日系)の2007年9月の世論調査では、第1次安倍内閣支持率は、改造前、すなわち参院選惨敗直後の世論調査での内閣支持率24.3%から36.6%へと12.3ポイントの「V字回復」を記録しました。


小池百合子が "Please call me Madam Sushi." などと言って浮かれていたのは、この時の改造内閣で小池が防衛大臣に就任した頃の話です。この時と同じくらいの内閣支持率回復は覚悟しておいた方が良いぞ、という警告の意味を込めて書いたに過ぎません。

その改造による内閣支持率回復は一時的なものであって長続きはしないとも私は予想しており、それは歴代の多くの内閣で同様の現象が見られたことを根拠にしていますが、第1次安倍内閣については、安倍自身の「政権投げ出し」によって内閣が突然終わってしまったので、安倍自身の内閣の前例から今後の支持率の推移を予想することはできません。だから他の内閣の支持率の推移を根拠にするしかありません。

しかし、一度人格に疑問を持たれて人心離反を招いた安倍が挽回するには、カンフル剤程度の効果しか持たないであろう内閣改造では不十分で、もっと別の非常手段に頼らざるを得ないのではないかと思う次第です。それを実行するほど安倍が腹を括っているか、あるいは腹を括ることのできる人間かどうかまでは(もしそうであったら本当に恐ろしいことですが)私にはわかりませんが。

「安倍内閣支持率35%で最低水準」(NHK)

NHKでも安倍内閣支持率が暴落した。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052631000.html

内閣支持率35%で最低水準 NHK世論調査

7月10日 19時01分

NHKの世論調査によりますと安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査より13ポイント下がって35%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、12ポイント上がって48%でした。
調査方法が異なるため単純に比較はできないものの、「支持する」は、第2次安倍内閣発足以降、最低の水準となり、「支持しない」が「支持する」を上回ったのは、安全保障関連法の審議が参議院で行われていたおととし8月の調査以来です。

NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた、固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2253人で、55%にあたる1233人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査より13ポイント下がって35%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、12ポイント上がって48%でした。
調査方法が異なるため単純に比較はできないものの、「支持する」は、第2次安倍内閣発足以降、最低の水準となり、「支持しない」が「支持する」を上回ったのは、安全保障関連法の審議が参議院で行われていたおととし8月の調査以来です。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が44%、「実行力があるから」が19%、「支持する政党の内閣だから」が16%でした。

逆に、支持しない理由では、「人柄が信頼できないから」が44%、「政策に期待が持てないから」が29%、「他の内閣の方が良さそうだから」が8%となっています。

日本とEU=ヨーロッパ連合がEPA=経済連携協定の交渉でEU側が、日本の乗用車の関税を7年で撤廃するほか、日本側が、ヨーロッパのソフトチーズに一定の枠を設けて15年かけて関税を撤廃することなどで、大枠合意したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が9%、「ある程度評価する」が50%、「あまり評価しない」が21%、「まったく評価しない」が4%でした。

北朝鮮は、今月4日、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、ICBM大陸間弾道ミサイルの初めての発射実験に成功したと発表しました。安倍総理大臣は、北朝鮮の脅威が、さらに増していることを示すものだと述べています。
こうした北朝鮮の動きに不安を感じるか聞いたところ、「大いに不安を感じる」が46%、「ある程度不安を感じる」が38%、「あまり不安を感じない」が9%、「まったく不安を感じない」が3%でした。

安倍総理大臣が、アメリカのトランプ大統領や韓国のムン・ジェイン大統領と日米韓の首脳会談を行い、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択を目指すなど、3か国が連携して圧力を強化していくことで一致したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が26%、「ある程度評価する」が43%、「あまり評価しない」が18%、「まったく評価しない」が5%でした。

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、安倍総理大臣が、行政がゆがめられたことは一切ないと説明していることについて、これまでの説明に納得できるか聞いたところ、「大いに納得できる」が3%、「ある程度納得できる」が16%、「あまり納得できない」が33%、「まったく納得できない」が40%でした。

加計学園」の問題などをめぐって、野党側が、臨時国会の速やかな召集などを求めているのに対し、与党側が、現時点では必要なく、総合的に判断したいとしていることについて、臨時国会の速やかな召集などが必要か聞いたところ、「必要だ」が47%、「必要ではない」が20%、「どちらとも言えない」が26%でした。

稲田防衛大臣は、さきに選挙の応援演説で、「防衛省自衛隊としてもお願いしたい」と投票を呼びかけ、野党側が、自衛隊の政治利用だなどとして辞任を求めているのに対し、稲田大臣は、発言を撤回し、辞任しない考えを示しています。稲田大臣は辞任すべきか聞いたところ、「辞任すべき」が56%、「辞任する必要はない」が16%、「どちらとも言えない」が21%でした。

NHKニュースより)


私はNHKを見なくなって久しいのでわからないのだが、栄えあるNHK会長賞受賞記者・岩田明子は現在の情勢をどう「解説」されておられるのだろうか。