kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

実に気が重い

小泉の靖国参拝のあと、気が重いと書かれているブロガーの方が何人もおられる。ご多分に漏れず私もそうだ。
小泉の靖国参拝自体は予想通りだし、それに伴って首相の靖国参拝賛成派の割合が増えるところまでは想定内だったが、加藤紘一の実家へのテロ、そしてそれを肯定するような空気が、たまらなく嫌だ。午前中に、AbEnd勝算ありと書いておきながら、それと正反対のことを書くのもひどい自己矛盾だが、マスメディアを向こうに回すのは、やはり大変なことだ。
AbEnd立ち上げの時にFC2のブログに書いた記事で、手塚治虫の漫画「陽だまりの樹」を引き合いに出して、時代を幕末にたとえた。さっきの記事でもそれを繰り返した。
とは言っても、「陽だまりの樹」をご存知ない方には通じていないと思うので、Wikipediaの記事にリンクを張っておく。
陽だまりの樹 - Wikipedia

>> タイトル「陽だまりの樹」とは、日当たりのいい場所に生えた木が巨木に育ったが、立派な外見とは裏腹に内部は白蟻に食われて倒れかけているという状況を、汚職と無気力が蔓延した末期の江戸幕府に例えたもの。<<

「日当たりのいい場所=毛並みの良い血筋」
「巨木に育った=次期総理大臣候補に昇り詰めた」
「立派な外見とは裏腹に、内部は白蟻に食われて倒れかけている=サワヤカな○○○○」

などと、「彼」自身にたとえることもできるし、そんな彼を「大樹」と見立てて、「寄らば大樹の陰」とばかり彼へ彼へとなびく議員たちを抱える自民党政権自体を、「陽だまりの樹」にたとえることもできる。

いずれにしても、絶対に倒さなければならない対象なのだ。大多数の自民党議員は、安倍晋三の下敷きになって、彼と心中してもらうしかない。

これまで、反政権の活動は、分派を作りやすくて、なかなか大同団結に至らなかったが、もうそんなことをやっている場合ではないように思う。