kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三が「サギ企業の広告塔」に利用されていた醜聞

7月下旬に、「きまぐれな日々」の記事中で、「FRIDAY」 8月4日号に掲載された安倍晋三の醜聞記事『安倍晋三が「サギ企業の広告塔』に利用されていた醜聞』について少しだけ触れたが、この醜聞はその後広がらなかった。
しかし、最近、「きまぐれな日々」に、詐欺の被害にあったという方から、この件に情報があったら教えてほしいというリクエストがあった。下記記事およびそのコメント欄を参照。
きまぐれな日々 書きたいことは山ほどあるけど...
私の持っている情報は、当時買い込んだ「FRIDAY」の記事だけだから、それを紹介することにする。
記事には、『「自民党本部で握手」写真を見せて被害額3000万円』というサブタイトルがついている。以下引用する。


自民党本部で握手」写真を見せて被害額3000万円
安倍晋三が「サギ企業の広告塔」に利用されていた醜聞


場所は、自民党本部内にある総裁応接室−。中年男性と、にこやかな笑顔で握手をしているのは安倍晋三官房長官(51)だ。一見しただけでは、有力議員と後援者との、何ということはない写真である。しかし、ある「サギ企業」がこの写真を"広告"として使い、被害者たちから大金を巻き上げていたとなれば、安倍氏も安穏としてはいられないだろう。
「安倍さんは、写真の相手(筆者註:「FRIDAY」に掲載された写真)がデタラメな投資話をしていたことを知っていたのでしょうか」
本誌(筆者註:「FRIDAY」)の取材にこう憤るのは、東海地方在住の主婦Aさん(60代)ら、3人の女性だ。Aさんらは3年前、問題の写真で握手する安倍氏の向こうに見えるサングラスの男性が経営する会社に大金を投資したが、その投資話自体がデタラメだった。
この不可解な会社は熊本市に本社を置く「有限会社エージェンシー」(以下JA社)。安倍氏の傍らにいるサングラスの男性は、同社の代表取締役の永野衛氏である。Aさんはこう語る。
「'03年の7月頃、私たちが聞いたのは、永野社長はあの笹川良一さんに可愛がられた人で、さらにインドネシアスハルト元大統領に近い筋とも親交があり、そんな関係で、インドネシアの石油採掘の権利を獲得できるということでした」
その投資話の内容は、驚くべきものだった。石油利権が獲得できた段階で、元本は全額返済される。そのうえで、以後は毎年、元本の70%が配当金として支払われるという。つまり、1000万円投資すれば、毎年700万円のカネが転がり込んでくるという夢のような話だった。
「ただ、あまりに出来過ぎた話だったので、すぐ信用したわけではありません。でも熊本の本社まで行くと、永野社長がインドネシアの高官らしき人や軍幹部と一緒に写っている写真が壁にズラリと並んでいたりして、本当なんだと思いこんでしまったんです」(被害者のBさん)
現在、このJA社のサギ話に乗せられた被害者は、本誌が把握しているだけで24人、未返済の資金は総額3000万円以上。だが、さすがにAさんらも不信感を募らせ、JA社側と"直接対決"したことがあった。そのとき、元銀行員と称するJA社員が持ち出してきたのが、安倍氏と永野社長の写真」だったという。
「その場にいた被害者みんなが、「あ、安倍さんだ」と思いました。それまでは、なんとかおカネを返してもらいたい一心だったのですが、日本を代表する政治家の安倍さんが関係しているんだと安心し、解約を思いとどまってしまったんです」
JA社は、「安倍晋三」の名前を盛んに利用したようだ。JA社と直接交渉した被害者の代理人によれば、
「JA社の幹部は、永野社長と安倍氏は付き合いがある。困ったことがあれば相談する仲だ。もちろん、献金もしている」
と言い放ったという。上の写真はその熊本の本社の応接に飾ってあったもの。サギの典型的手口とはいえ、事情が分からない一般の人々がダマされたとしても、無理からぬものがある。
本誌がJA社に取材の電話を入れたところ、役員が応対し、こう釈明した。
「安倍さんとは直接仕事の関係があるわけではないんですよ。詳しいところは社長しか分かりません。社長ですか? いま海外で。ウチは解約依頼している人にも一部は返しているんですよ。しばらくお待ち下さいと説明しているんです」
では、安倍氏側はどう説明するのか。議員会館の安倍事務所で取材に応対した天川幾法第一秘書は、「政治献金の授受はない」「JA社とその社長のことは知らない」などと、JA社との関係を否定したうえで、サバサバとこうコメントした。
「不当な投資話で写真を悪用したとするなら、誠に遺憾なことです。被害が出ているようであれば、法律に則って適正にたいしょされるべきでしょう」
仮に本当にJA社のことを知らなかったとしても、被害者にしてみれば、これでは突き放されたような気分になるのではないだろうか。
「被害者の方々も不注意だったと思いますが、写真を利用された安倍氏も、政治家として注意が足りないと言わざるを得ない。被害者は安倍氏との写真を見て解約を思いとどまっているのですから。知名度が高い有力政治家の安倍氏なら、もっと周囲に気を配ることが必要でしょう」(日本大学法科大学院板倉宏教授)
脇の甘い政治家に、政権運営はムリだ。
「FRIDAY」 2006年8月4日号より
この件に関して、さらにわかったことがあれば、追記したいと思う。読者の方の情報提供もお願いします。