中井洽がさらに発言をエスカレートさせている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100314k0000m010056000c.html
中井拉致担当相：「首相は超のんき」朝鮮学校無償化で批判
中井洽（ひろし）拉致問題担当相は１３日、鳩山由紀夫首相が朝鮮学校を高校無償化の対象に含めるかどうかに関連し衆院予算委員会（２日）の答弁で朝鮮学校の生徒との面会を検討する考えを示したことについて、「あの人は超のんきというか、人柄が良すぎるところがある」と首相を批判した。津市で開かれた民主党衆院三重１区支部定期大会のあいさつで述べた。
中井担当相は「右往左往しているように思われるのに、ご当人（首相）には右往左往しているつもりはない。そこがつらいところ」と指摘した。
大会終了後も報道陣に対し、「まず拉致した人を返してもらうのが（無償化より）先だ」と強調した。【岡大介】
発言自体は論外だが、考えようによっては中井洽自身が鳩山由紀夫首相に自らを更迭するチャンスを与えているようなものだ。もちろん私は鳩山が中井が首相批判していることを口実に、いや理由にして中井を更迭すべきだと思うが、そんな胆力は鳩山にはあるまい。
中井を見ていると、一昨年、麻生内閣発足早々に麻生太郎首相（当時）の足を引っ張った中山成彬を連想するが、麻生でさえ中山を切った（形の上では更迭ではなく自発的な辞任だったが）。ここで鳩山が中井を切れなければ、麻生より悪いと批判されても仕方あるまい。
