やはりこうなったか。
http://www.asahi.com/sports/update/0908/TKY201309080015.html
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は７日（日本時間８日）、アルゼンチン・ブエノスアイレスでの第１２５次総会で、２０２０年夏季五輪の開催地に東京を選んだ。１９６４年以来５６年ぶり２度目の夏季五輪で、アジアでは２００８年北京大会以来３大会ぶり。東京は安定した財政・都市基盤や開催能力を前面に押し出し、失敗した１６年招致の雪辱を果たした。
投票１回目でトルコ・イスタンブールとスペイン・マドリードが並び、最下位を決める決選投票でマドリードが脱落。次に東京がイスタンブールを６０票対３６票で破った。
総会では３都市がプレゼンテーション（招致演説）した後、投票を開始。過半数を獲得する都市が出るまで最下位の都市を振り落とす方式で、無記名の電子投票が行われた。（ブエノスアイレス＝阿久津篤史）
（朝日新聞デジタル 2013年9月8日5時42分）
昨夜はテレビをつけっぱなしで寝てしまい、東京が五輪選考で落選する夢を見ていたのだが、4時頃、テレビが発する「マドリードが除外されました」と叫ぶアナウンサーの素っ頓狂な声で目が覚まされてしまった。そのまま5時まで起きていればその時結果がわかり、すぐさま当ダイアリーで悪態をつくこともできたのだろうが、東京に決まる瞬間など見たくもなかったので、テレビのスイッチを切って再び寝た。起きてテレビで確認するとやはり予想通り。TBSの『サンデーモーニング』でさえ奉祝ムード一色の報道だから、NHK以下は見てないが推して知るべしだろう。
今回は、ほとんどのテレビ局が特番を組んでいたから、「大接戦」なる大本営発表に反して、東京五輪の決定はほぼ間違いないと各局が考えていたであろうことは十分想像がついた。だから、今回も東京が落選するだろうという楽観的予想（笑）など全くできなかった。
予想通り、デフレ脱却を後押しするとなんとかマスコミは言っているけれども、それに対しては、バブルが崩壊した1991年に招致が決定した長野冬季五輪開催にもかかわらず、日本全体はおろか長野も良くならなかったし、長野五輪が開催された1998年は、2011年まで14年連続で自殺者3万人を超えた最初の年であり、かつ2006年まで9年連続で民間給与所得が減少した最初の年であったという事実を指摘するだけで十分だろう。
