「落ち穂拾い」とはいえ、もともとは下記の毎日新聞記事をベースに長谷川幸洋と東京新聞について書くつもりだった。リテラの記事が目に入ったので急遽予定を変更した次第。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170202-00000134-mai-soci
<MX番組問題>東京新聞謝罪に「本人の釈明もない」の声
毎日新聞 2/2(木) 23:26配信
沖縄の米軍基地反対運動を扱った東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の番組に「事実関係の誤りがある」と批判が出た問題で、東京新聞(中日新聞東京本社)は2日朝刊で「責任と反省を深く感じている」とする異例の謝罪記事を掲載した。番組の司会を同社の長谷川幸洋・論説副主幹が務めていた。識者からは「当事者の長谷川氏の認識が書いていない」と注文がついた。記事は長谷川氏の上司、深田実論説主幹が執筆。番組を「事実に基づかない論評が含まれ到底同意できるものではない」と批判し、長谷川氏の出演を「重く受け止め、対処する」とした。
MXの1月2日の番組「ニュース女子」は、反対運動を巡り差別的な表現や虚偽の内容があると問題になった。東京新聞は番組を取り上げたが、司会が長谷川氏であることに触れず批判されていた。
岡田憲治・専修大教授(政治学)は謝罪記事について「長谷川さんが申し訳なかったと自己批判しているか、そうでないかで記事の『対処』の意味合いが変わる。本人が仮に悪くないと考えているなら、堂々と紙面で議論したらよい。東京新聞も長谷川さんも筋を通すべきだ」と話す。
服部孝章・立教大名誉教授(メディア法)は「何がいけなかったのか書くべきなのに、本人の釈明もない。謝っただけでは検証になっていない」と手厳しい。
長谷川氏は保守派の論客として、リベラルな論調の東京新聞で異色な存在として知られる。服部名誉教授は「司会として事実をゆがめた内容に異を唱えなかった点は批判すべきだが、社論と違う点を問題にすべきではない」と指摘した。【青島顕、岸達也】
(毎日新聞配信のYahoo!ニュースより)
上記記事を毎日新聞のサイトではなく『Yahoo!ニュース』から引用した理由は、毎日新聞のサイトではこの記事は「月5本だけ無料で読める」本来は有料の記事になっていて、最後まで表示させると、貴重な月5本の無料枠を1つ使ってしまうからだ。いや、毎日のサイトに無料読者登録をすれば良いのかもしれないが、「朝日新聞デジタル」ともども両新聞社の商魂が気に食わないので、絶対に登録してやるものかと長年意地を張っている次第。それにしても、『Yahoo!ニュース』では無料で読める記事をどうして有料記事にするのかね、毎日新聞は。こんな間抜けなことをしているから部数が全然増えないんじゃなかろうか。
とまあ悪態を突いてみたが、記事自体は長年「記者の目」欄を続けてきた毎日新聞らしいもので、その視点で学者のコメントをとったものだろう。その報道姿勢には共感できる。
ただ、「社論と違う点を問題にすべきではない」という服部孝章・立教大名誉教授の主張は、長谷川幸洋が論説副主幹ではなく一般記者か、幹部記者であっても編集委員であればその通りだが、社の論説に責任を持つ立場の長谷川幸洋には当てはまらないと思う。今回のように、社論と合わない主張に起因する深刻な問題を論説副主幹が引き起こしたのであれば、その時点で即刻論説副主幹の役職を解くのが本来あるべき姿ではないか。
まあ、「中日のナベツネ」白井文吾がしぶしぶ長谷川の降格に同意したらしいから、遅きに失したとはいえ長谷川は論説副主幹の地位を失うことにはなりそうだが。
なお、最近トランプ擁護の是非をめぐって「小沢信者・支持者」との訣別をブログ記事で正式に表明した『晴天とら日和』がこの件に言及した下記記事も記録しておく。
【東京新聞】「ニュース女子」問題深く反省 沖縄報道+【日米首脳会談】日本の年金をトランプへのお土産にする?+【南スーダン】アベは自衛隊員死傷で辞任を「覚悟」?! : 晴天とら日和 (SEITEN TORA BIYORI)(2017年2月2日)より
この問題を、
なぜ、今頃まで放置していたのか?
それと、私が知りたいのは、
(きっと、皆様方も、そうだとお思いだと思いますが…)
東京新聞の社としての意見と、姿勢と一緒に、
長谷川幸洋論説副主幹の意見はどうなんだと、ヘイトをどう思っているのか?
そのことも記事にしてこその一対ではないかと思うわけですね。
長谷川の意見も取らず、
この件を終わらせてしまったのでは真の解決になっていないと思うのです。
東京新聞と中日新聞に対して、
薄々感じていたことが、
ドンぴしゃりと嵌ってしまったカンがあります。
東京新聞&中日新聞で、リベラル派総取りして、
長谷川幸洋で右派と言えばカッコいいけれど、その実、ネトウヨを総取り。
右も、左も、リバラルも総取りしょうって魂胆が丸見えになった、っと。
言えば、
週刊現代と、日刊ゲンダイの関係のようなwww
朝日新聞と、週刊朝日の関係のようなmmm
右も、左も、リバラルも総取りして、
微妙にバランスを取ってるような、
だから、その社独自の主張なんて無いも等しいわけだ。
そのことは、
海外のメディアと全く違うところだと思います。
今回のことで
日本の先ずゴミには全く信が置けないな、っと確信的に思いました。
東京新聞&中日新聞に軸足の重きを置いていると、
手痛いしっぺ返しを食らう気がしてる。
皆さん、
その方向の一方的に向かないで、
是々非々で行きましょうよ!
私は、そう思います。
本当にその通りだ。トランプを痛烈に批判した時に続いて、またしてもこのブログの記事に拍手喝采を送った。厳密に言えば細部には異論もあるが、それはほんの1%にも満たない些細なことであり、文章の大部分には強く共感した。