kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

毎日新聞調査で安倍内閣支持率が36%, 不支持が41%

このところの内閣支持率の数字は、各社まちまちで、新聞社の思惑が反映された綱引きの様相を呈している。すなわち、NHKや読売新聞、日経新聞などは「下げ止まり」を印象づけたがっているように見えるが、今回の毎日新聞は朝日より1%だけ低い数字を出した。悪いが、私の予想通りだった(笑)。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070226k0000m010108000c.html

安倍内閣:不支持41%、支持36% 毎日新聞世論調査

 毎日新聞は24、25の両日、全国世論調査(電話)を実施した。安倍晋三内閣の支持率は1月の前回調査から4ポイント減の36%、不支持は5ポイント増の41%で、昨年9月の発足以来、初めて支持と不支持が逆転した。高い支持傾向を示してきた女性も支持36%(前回比7ポイント減)、不支持37%(同8ポイント増)と不支持が上回った。柳沢伯夫厚生労働相の「産む機械」発言などへの対応で、安倍首相が指導力を発揮できていないとの評価が支持率続落の背景にあるとみられる。

 26日で発足5カ月を迎える安倍内閣。発足時に67%と高水準だった支持率は、5カ月で31ポイントという大幅ダウンとなった。

 現在と同じ調査方法になった小渕恵三内閣以降では、森喜朗内閣、小泉純一郎内閣は発足5カ月で支持率を落とした。しかし、下落幅は森内閣が20ポイント(40%→20%)、小泉内閣が4ポイント(85%→81%)で、安倍内閣の31ポイント減は際立っている。

 また、小泉内閣では、不支持が支持を上回ったのは04年12月の自衛隊イラク派遣延長決定時など3回あったが、支持率の最低は37%。安倍内閣はすでにその水準を下回ることになった。

 不支持の理由は、「首相の指導力に期待できないから」が49%(前回比7ポイント増)で最多で、「首相は経験不足で頼りないから」21%、「首相の政策に反対だから」19%と続いた。政権発足時は24%にとどまった「指導力に期待できない」との回答は調査のたびに増加、世論が首相の指導力に不満を感じていることが浮かんだ。

 支持率下落の理由を四つの選択肢で尋ねたところ、(1)「閣僚の相次ぐ失言」38%(2)「格差問題への対応」24%(3)「政治とカネ問題への対応」18%(4)「首相本人の言動」14%−−の順だった。

 柳沢厚労相を辞任させなかった首相の対応に対しては「辞めさせるべきだった」が59%で、「妥当な判断だ」の36%を大きく上回った。自民党内に待望論が出ている早期の内閣改造に対しては「すべきだ」が70%で、「すべきでない」は23%にとどまった。

 政党支持率自民党が1ポイント増の26%。民主13%、公明4%、「支持政党はない」と答えた無党派層49%は、前回と変わらなかった。【古本陽荘】

毎日新聞 2007年2月26日 3時00分 (最終更新時間 2月26日 4時32分)