kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

月刊「現代」も休刊へ

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080830/trd0808301825017-n1.htm

朝日新聞社の「論座」に続いて講談社の月刊「現代」も休刊になる。創刊から42年目の老舗の雑誌だ。
リンクした産経の記事に、「(平成)17年9月号ではNHKの番組改変問題をめぐる「『政治介入』の決定的証拠」と題する記事を掲載した」とあるが(魚住昭氏の記事)、この雑誌はその他にも、1999年に魚住昭渡邉恒雄の批判的評伝を連載したり(のち、『渡邉恒雄 メディアと権力』として出版)、2006年に立花隆が「安倍晋三に告ぐ 「改憲政権」への宣戦布告」と題した記事を発表するなど、どちらかといえば反権力的な記事を多く掲載した。辺見庸が巻頭言を書いていることもあって、私はこの雑誌を購入することが多い。

論座」が休刊になると聞いても、でもまだ「現代」はあるしなあ、などと思っていたのだが、「現代」まで休刊になるとは。

月刊誌は、これまでにもまして右翼天国になってしまいそうだ。右翼的な論調を敬遠するようになった世論の流れとは真逆の傾向だと思うのだが、どうしてこんなことになってしまうのだろうか?