kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

二階俊博の捜査も「検察権力の濫用」の可能性が大きい?

週刊朝日編集長・山口一臣氏のブログより。
北野誠降板の件、鋭意取材中 (山口一臣の「ダメだめ編集長日記」)

 毎日が以前(いつだったっけ?)、「二階氏側立件へ」と書いたときは、直接会って現金を受け取っていたとか、パーティー券の規制を逃れようとしていたとか、とにかく今回とは別の「疑惑」だったはずだ。それが、新たに「家賃肩代わり疑惑」と「空港工事の引き換え疑惑」が出てきたわけだ。ちょっと立ち止まって考えて欲しい。こんなことがあるだろうか?

 本来なら、捜査機関はまず犯罪や法律違反の事実を認知して、関係者から話を聞くなどの捜査を始めるのがふつうだろう。前に別件で「立件へ」と書かれた同じ人が、こんどは「事務所家賃肩代わりでまた「立件へ」と書かれている。これはどういうことかと言えば、「立件」する内容はどうでもよくて、とにかく何でもいいから「二階氏側」を「立件」しようとしているとしか思えない。

 はたして、こんなことが許されるのか。

これは鋭い指摘だ。以前毎日新聞が「二階氏立件へ」と書いた時と、今回の捜査は容疑が違う。つまり、検察は何が何でも二階を立件したいということではないのかという疑問だ。

私は、http://d.hatena.ne.jp/dj19/20090320/p1のコメント欄でのやりとりを最後に、「国策捜査」という言葉を用いるのを止めたが、検察による恣意的な捜査が、二階についても行われていることは否定できないと思う。もちろん、小沢一郎と違って二階俊博には職務権限があったわけだから、十分捜査はしてほしいと思うが、前から書いているように、尾身幸次(や森喜朗)に捜査の手が及ばない限り、私の東京地検への否定的な評価を改めることはない。