kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎と財務官僚

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100911/plt1009111312004-n2.htm より。

ミラーマン”植草氏が小沢応援? ブログで徹底擁護

2010.09.11


 民主党代表選で、小沢一郎前幹事長(68)のブレーンが話題になっている。議員関係や財務省関係に加え、有名エコノミスト植草一秀氏(49)がさかんに小沢氏を応援しているのだ。「ひょっとしたら小沢氏の経済政策に深くかかわっている?」「いや、そんなはずはない」など憶測が飛び交っている。

 小沢氏の経済政策のブレーンとして有名なのは民主党田村耕太郎参院議員(47)。自民党時代に「政府紙幣及び無利子国債の発行を検討する議員連盟」に所属していた。小沢氏は代表選で非課税無利子国債の発行による高速道路建設をブチ上げている。

 財務省人脈では、勝栄二郎事務次官香川俊介総括審議官。特に香川氏は竹下内閣時代の1987年、官房副長官だった小沢氏の秘書官を務め、小沢氏が「優秀な人材だ」とうなったという。

 一方、植草氏はエコノミストとしてメディアなどで活躍。2003年4月に早稲田大大学院教授に転じた。しかし、その後は“別の意味”で注目されてしまう。

 04年4月、女子高生のスカートのなかを手鏡でのぞこうとしたとして、東京都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕。「天地神明に誓って無実」と主張したが、罰金50万円、手鏡1枚没収の判決を受け確定した。06年9月には、電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、同条例違反で現行犯逮捕。実刑を受けた。

 現在は、国際政治経済情報、市場分析リポートの提供を行うスリーネーションズリサーチという会社の社長。ネット上で「植草一秀の『知られざる真実』」というブログを運営している。

 民主党関係者がいう。「ブログで小沢氏を徹底的に擁護する一方、菅直人首相を徹底的にけなしています。党内では、小沢氏の経済政策の発案にかかわっているのでは、ともいわれています」

 確かにブログには「菅直人氏総理居座りなら日本経済の崩壊は確実」「うそつきが総理の座に居座ることは日本の損失」と過激な見出しが躍る。一方、小沢氏については「共同会見、公開討論会、街頭演説会を通じて、小沢一郎氏フィーバーが生まれている」と持ち上げている。

 植草ブレーン説に対し、同党議員は「いくらなんでもそんなことはない。経済学者としてはすばらしくても、事件のことを考えると厳しいでしょう」とみる。

 ここはひとつ、植草氏自身に確かめたいところだが、連絡先のスリーネーションズ社に照会しても10日現在、返答は届いていない。


植草についてはどうでも良くて、世間一般の植草に対する認知なんてこの程度ということだろう。『夕刊フジ』が植草の「悪徳ペンタゴン」理論を紹介してくれなかったことは残念だ。

私が注目したのは、小沢一郎と関係が深いとして名前が挙がっている2人の財務官僚の名前だ。勝栄二郎氏と香川俊介氏。

ところが、ちょっと調べてみると、勝氏の方は小沢一郎ではなく鳩山由紀夫と関係が深く、小沢一郎と関係が深いのは香川氏の方だという。『夕刊フジ』にも、小沢一郎が竹下内閣の官房副長官を務めていた1987年に、香川氏は小沢一郎の秘書官を務めていたと書かれている。一方、鳩山内閣で当初財務相を務めた藤井裕久は、勝氏に近かったとのことだ。

勝派と香川派は、暫定税率廃止問題をめぐって対立し、暫定税率維持を求める香川派(バックは小沢一郎)が廃止を求める勝派(バックは鳩山由紀夫)に勝利したことが、藤井大臣辞任につながった、などとされているようだ。

鳩山政権は、鳩山由紀夫が首相を務めながら、実権は小沢一郎が握っていたため、勝氏の事務次官昇格の目も消えたと見られていたのが、総理大臣の交代によって、勝氏が事務次官に昇格。従って、記事の記述とは異なり、勝栄二郎氏は現在は菅直人首相に近く、小沢一郎に近いのは香川俊介氏の方だということになる。ここでは、鳩山由紀夫小沢一郎の対立構図になっている点にも注目したい。

菅直人小沢一郎も「政治主導」の政治を行う力など持っておらず、実態は財務官僚同士の代理戦争になっていると見た方が良いのかもしれない。