kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「原発」が小沢一郎のアキレス腱であることを「小沢左派」の論者も知っていた

昨年8月末に公開された「小沢左派」の代表的論者のブログより。


反戦な家づくり それでも小沢一郎を支持する理由


記事の末尾を引用する。

原発や集団的安全保障など、いろんな問題が出てくるのは承知のうえで、この民主党代表選では、断固「小沢ガンバレ」と言いたい。


「小沢左派」のブログ主は、原発問題が小沢一郎の、というより「小沢左派」にとっての泣きどころであることをよく知っていた。上記の引用箇所はそのことをよく表している。

代表選当時の菅直人は、直前の参院選マニフェストで「総理、閣僚のトップセールスによるインフラ輸出」をうたうほどの超積極的な原発推進派だったから、民主党代表時代の2006年に民主党のエネルギー政策を「原発慎重論」から「原発積極推進論」へと転換させた小沢一郎との代表選では、原発政策に対するスタンスは両者とも同じであり、代表選では原発推進を軸とするエネルギー政策については全く議論されなかった。しかし、福島原発事故後の菅と小沢の政策転換競争は、現在のところ完全に菅が先行している。とはいえ、今後菅は党内の原発推進派によってがんじがらめにされ、自民党谷垣禎一同様、発言を後退させることが予想される。

それでも小沢一郎は動かないのか。