山本元号新選組はもうすっかり多くの人々から興味や関心の対象外になっているが、中道改革連合(中改連)もその域に迫りつつあるようだ。
その中改連について、私が全く評価しないアエニキというXアカが下記のポストを発信した。
選挙前の野田・安住・馬淵の心境は、
— ㋐㋓㋥㋖ (@aenk20251029) 2026年4月23日
公明が連立離脱という後にも先にも無いほどの好機、ここで公明を抱き込まないとどうせ適当な理由つけて公明は連立復帰するに決まってる急がねば。
こうだろう。俺も完全にこう思ってた。#HearVoice #中道改革連合https://t.co/xFUrKekw6p @jijicom
上記ポストに対して下記のやりとりがあった。
宗教対立だから、公明の離反は長引くと読んだ自分。 今でもそう間違ってないとおもってる。
— 元枝厨三🇺🇦 (@Edano_tyu_2020) 2026年4月23日
すげーな 俺はどうせ公明のことだからなんらかの合意が得られたとかいって連立復帰ありきですぐに高市と自公維連立に戻るとばかり思ってた
— ㋐㋓㋥㋖ (@aenk20251029) 2026年4月23日
高市じゃなきゃ戻る気まんまんとおもうけど、法華経にカルト気味神道系の支配は許容できないんじゃないかね。と。
— 元枝厨三🇺🇦 (@Edano_tyu_2020) 2026年4月23日
ただ高市ももうすぐやめるだろ
— ㋐㋓㋥㋖ (@aenk20251029) 2026年4月23日
それはある。 あるがはたしてそうなるか、また、すぐなるかは不確定だし、その時高市が自民党に留まるかも不確定。
— 元枝厨三🇺🇦 (@Edano_tyu_2020) 2026年4月23日
この「元枝厨三」というアカの意見とも普段は合わないことが多いが、このアエニキとのやりとりでは良い線を行っている。この件に関してはほぼこの人に同意できる。
私の元々の読みは、自民党は既に政権担当能力を実質的に失っているから、公明党の連立離脱はいつかは必ず起きるが、それは自民党政権が終わる前の最終段階で起きるというものだった。
それが昨年10月に起きた。いうまでもなく、高市が自民党総裁に選ばれたからだ。
高市は、自民党の最後の切り札だった。しかし高市本人の政治的能力は昨今の言動を見ていれば明らかな通り、全くないと言っても過言ではない。昨年の自民党総裁選で自民党が高市を総裁にしてしまったことが自民党の崩壊を早めた。公明党の連立離脱のニュースで思ったのはそのことだった。
しかし高市が総理総裁を辞めてしまえば公明党は連立に復帰する気満々であろうとは私も思う。また高市が辞めれば自民党政治終焉の日の到来は少し先送りされるだろう。とはいえ、高市は公明党にとっては絶対に許容できない政治家だ。そのことも読めないようではどうしようもない。
アエニキにはこれが理解できなかったようだ。あんなに当たり前のことなのに。そんな政局勘の鈍さだからアエニキは選挙の予測を外しまくるのだ。あれは止めた方が良い。
問題は本当に「高市ももうすぐやめる」かどうかだ。
最近の地方選の結果と2月の衆院選の結果を考えれば明らかな通り、あの衆院選は高市が総理総裁だったから自民党が圧勝できた。他の総理総裁ではああはならなかった。
ということは、仮に高市が辞めたくなっても辞めることができない。自民党はむしろ高市を羽交締めしてでも総理総裁の座にとどめようとすると思われる。
ただ、それでも高市が辞める可能性はある。それは高市の健康状態が悪化して職にとどまることができなくなった場合だ。その可能性は決して小さくない。
高市が総理総裁を辞めた場合には自民党が分裂する可能性が出てくる。そうなったら、自民党の総理総裁を辞めた後の高市が健康を取り戻した段階で自民党を出て参政党と組む可能性が高まる。この場合は非常に厄介なことになるので、十分に警戒しなければならない。
とりあえず高市政権批判側に必要というか喫緊の課題は、土台のしっかりした政党を形成することだ。今の反高市政権系4野党のように、ことごとく権威主義が強まった体質の政党では、どうやっても高市や参政党の極右ポピュリズムには対抗できない。
レバ子さんが例によって良い指摘をしている。
以下に一部を引用する。
(前略)右派特に極右の勢力は明らかに左派の運動論を真似ています。アントニオ・グラムシの運動論を極右のトロツキストであるスティーブ・バノンが参考にしていると言い切ったように、極右は基本的にかつて左派が得意とした大衆動員や草の根運動を重視し、むしろ左派政党の方が運動論の右傾化を起こしています。真の意味で政治勢力と市民の共闘を達成するには、あまりに貧弱な地方組織を強化することが勢力再建のまず一歩ですが、誰もそう言う議論にならないのは、それこそwokeの党になってしまいました。左派票を固めないうちに中間層なんて切り崩せるわけがないのに、そう言う物語を作ろうとした策士が策に溺れたのが今回の野党完敗選挙でした。それに固執するなら消えていくだけ。そして固執するなら消えてほしいです。もはや新しい勢力の出現の邪魔になります。
(中略)ましてや密室での謀議によるボス同士の会話で政党の生き死にが決まってしまう現状はもっとダメです。(略)そもそも公約もダメだったのですが、もっと格差社会に対して怒りを露わにしなければ人の心は動かせないです。常に怒ってばかりいる人ではダメですが、怒りを持って是正したい問題がある場合は感情を込めないと、本当に実現する気があるのか疑われます。
そして目指す社会像をいい加減具体的な案が出ないと「神話」は語ることすらできないです。累進課税を行いながら、政府系ファンドで消費税を恒久的に減税できる仕組みに整えるで見えてくる社会像を少なくとも前の衆院選で中道改革は示す事ができませんでした。小さな政府か大きな政府かも応えられない政党に信頼があるはずがないです。そして変革を主張するには、やはり現状の国際資本が逃税を屁とも思わないグローバル資本主義に対して批判的でないと、保守的どころか守旧派のように見なされます。現状において右派も左派も一定の新自由主義的な政策を実行してきました。そうしたものを総括して、次は違う方向性を目指さないといけません。永久的に通用する体制なんてものはないのですから、やはり自前でシンクタンクのようなものを持つべきです。(後略)
URL: https://laborkounion.hatenablog.jp/entry/2026/04/23/143139
そうだよなあ、と思わずにはいられない。今の中改連は、そもそも新しい勢力の勃興に対する阻害要因になってしまっていると私も思う。