読売が高市の衆院解散を「スクープ」したら、朝日が立民と公明の合併新党構想を「スクープ」してお返しするという、乱世の混迷状態になった。
第一報は昨夜(1/14)放たれた。
速報:立憲民主党と公明党は、新党結成を視野に調整に入ったhttps://t.co/2JZm5SaVM7 pic.twitter.com/KnSBG9Sy7c
— 朝日新聞デジタル速報席 (@asahicom) 2026年1月14日
えっ、新「新進党」かよ、と思った。シンシンシン党。前にも同じ表現をブログで使った記憶があるからブログ内検索をかけたら、5回も使っていた。そのうちの第1回目が2012年11月末に公開した下記記事である。
今回もおそらく首謀者は当時と同じ政治家だろう。その人は私のもっとも嫌いな政治家の一人だったが、今の総理大臣はその「剛腕」氏よりももっと激しく嫌いだ、というより、今の首相を止めなければ今後の日本は社会とこの国に住む人々の生活がめちゃくちゃになるばかりか、世界にもとんでもない迷惑をかけると思っている。
上記朝日のXからリンクされた記事を見ると、立民と公明との合同はほぼ間違いなさそうだ。以下に引用する。
立憲と公明が新党結成へ、15日に党首会談 公明は小選挙区撤退方針
2026年1月14日 20時58分(2026年1月15日 0時29分更新)
立憲民主党と公明党は14日、新党を結成する方針を固めた。23日召集の通常国会冒頭での衆院解散が迫る中、15日に両党首が会談し、合意を目指す。ともに「中道」を掲げる両党が新党を結成することで、衆院選の構図を変え、将来的な政界再編につながる可能性がある。
複数の両党関係者が明らかにした。両党は早期の解散・総選挙に危機感を募らせており、新党結成で与党に対抗し、巻き返しを図る。立憲と公明両党の参院議員は残したまま、衆院議員のみで新党を立ち上げる方向だ。
公明はこの日、次の衆院選で小選挙区から撤退する方針を固めた。複数の公明関係者が明らかにした。早期解散で選挙の準備が整わず、連立を解消した自民党の支援も見込めないことから、撤退を判断した。
斉藤鉄夫代表(広島3区)を…
(朝日新聞デジタルより)
URL: https://www.asahi.com/articles/ASV1G3VCBV1GUQIP021M.html
上記は有料記事である。無料プレゼントのリンクは本記事の末尾に張る。
記事を読んで思ったのは、そりゃ公明党も生き残りに必死だろうからな、ということだ。
その公明党に対して、高市早苗はあまりにも冷酷だった。自身が自民党総裁になったら、普通はまず連立のパートナーだった公明党と連絡を取るところだが、維新だの民民だのとばかり話をするから、公明が切れてしまい、連立解消になった。
しかしその後、高市内閣支持率が高止まりしたら、代表の斉藤鉄夫が連立に復帰する可能性を云々するようになった。それで高市や自民党が、「これは衆院選をやっても公明の票が一定程度期待できる」と油断したのだろうが、今にして思えば斉藤は「三味線を弾いていた」。つまり高市や自民を謀(たばか)ったのだった。油断した自民党は、公明票が一定程度乗ると仮定して衆院選の獲得議席260議席以上を弾き出し、高市はそれに舞い上がって通常国会冒頭の衆院解散を決めた。
高市はまんまと罠にはまったといえる。
もし朝日の「スクープ」の通りに立民と公明の新党が結成されたら、自民候補に乗る公明票はガクンと少なくなる。そうなれば自民党の獲得議席がどうなるかは、昨年末に三春充希氏が試算してnoteに計算結果を発表した。
朝日の「スクープ」通りになった場合、260議席を超えるような自民圧勝の可能性はほとんどなくなる。それどころか、普通に自民が勝てる可能性も怪しい。
まず上記記事についたブコメから。
立憲と公明が新党結成へ、15日に党首会談 公明は小選挙区撤退方針:朝日新聞
これはダメだと思う。公明は宗教政党だ。立憲の支持が減ることはあっても公明票以上に増えることはない。無党派層の宗教アレルギーを理解していない
2026/01/14 21:14
どうだろうか。歴史を振り返ると、新進党は1995年の参院選で躍進したが、1996年の衆院選で自民党に敗れて当選者も自民に「一本釣り」されまくった。この時に真っ先に自民党に釣られた議員が高市早苗だった。そして新進党は翌1997年には解党に追い込まれた。しかしとにもかくにも、最初の国政選挙では躍進した。二度目はダメでポシャったけれども。
立憲と公明が新党結成へ、15日に党首会談 公明は小選挙区撤退方針:朝日新聞
もしかして 小沢
2026/01/14 21:08
もちろんそうだ。野田佳彦にできる芸当ではない。
立憲と公明が新党結成へ、15日に党首会談 公明は小選挙区撤退方針:朝日新聞
2026/01/14 21:05
石破茂(私は中道とも左派とも思わないが)あたりが合流する可能性もゼロとはいえない。石破にも新進党在籍歴がある。
立憲と公明が新党結成へ、15日に党首会談 公明は小選挙区撤退方針:朝日新聞
コメ欄の3連シン新進党でクソ笑った
2026/01/14 21:11
それくらい誰でも思いつく。弊ブログは前述の通りこれで6回目の使用だ。
またXより。
対抗馬集中モデルで自民150議席割れ視野
— あずきこおり🍧 (@OmmhuzE4q8449) 2026年1月14日
(公明500万票, 離脱度70%, 自民1,650万票想定) https://t.co/vrOCjlnH2o
三春充希氏の試算によると、公明票が70%離れたら寺院党の獲得議席は150議席を割る可能性があるとのこと。
新新進党?
— 三春充希(はる)⭐第51回衆院選情報部 (@miraisyakai) 2026年1月14日
弊ブログはごくたまにしかリンクしない「世に倦む」御仁のXもリンクしておく。
本来、政党は理念を同じうする同志が結集する団体で、本来的意味からは逸脱に映るかもしれない。だが、今は緊急事態で非常事態。今われわれにとって必要な政治理念と目標は ”高市をこの選挙で敗北させること"。それが最優先。それ以外は二の次。背に腹は代えられない。高市を敗北させた後に考えよう。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2026年1月14日
上記Xには100%同感だ。私も30年前には新進党が大嫌いだった(そもそも小沢一郎を昔も今も徹底的に嫌っている)。今回の「新党」も平時であれば批判の対象でしかない。しかし高市の危険性は小沢の比ではない。高市を打倒するためには今回限りでこの「シンシンシン党」を容認するしかない。それくらい、高市は絶対に打倒しなければならない対象である政治家だ。高市を退陣に追い込んだあかつきには、私は「チュードー」政党になど用はない。社民主義の理念をはっきりさせた政治勢力の結集を願う。
これマジで野田と斉藤どんだけ食わせ者なんだよ。あいつら月曜の会談で相当突っ込んで話しただろ🥺
— 軍畑先輩 (@ixabata) 2026年1月14日
立憲民主と公明、新党結成を視野に調整 15日に両党幹部が協議へ(朝日新聞)https://t.co/KlbuHkwH8a
まあ小沢の差金なんだろうけど。手口に「小沢」の刻印はっきり押されているからな。
どういうルートかさっぱりわからんが創価の奥の院と話出来てるんだろう https://t.co/bLW7VhyTzz
— 軍畑先輩 (@ixabata) 2026年1月14日
「創共協定」ならぬ「創民協定」やってたかもってことか。そうかもしれない。それを明るみに出さないところがキモなのかもしれない。
げに恐ろしきは公明よ
— 軍畑先輩 (@ixabata) 2026年1月14日
自民との連立にまだ未練があると誰だって思う。自民と立憲二股かけると誰だって思う。それが裏じゃこれよ
怖い公明を初めて見たわ https://t.co/bLW7VhyTzz
私も「公明は自民との連立に未練がある」とか「自民と立民の二股かけてる」と思った。しかしどうやらそうではなかった可能性が強まった。もっともまだわからないが。
とにかく、これで衆院選がどうなるかは全くわからなくなった。
最後に、上記朝日新聞デジタル有料記事の無料リンクを以下に張る。
リンクの有効期限は16日午前2時01分。