kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

予算があるのに解散の噂が出てくる時点で慎重に判断する余地皆無だろ。今選挙やらないともう勝つ可能性が一切なくなるくらいのレベルで経済状況が厳しくなるという前提なんだろうな。国を沈めているという意識はあるんだ。(kazukazu氏のXより)

 不愉快千万な高市の解散話に関するkazukazu氏のX。

 

 

 昨夜遅くというより今日(1/10)未明に毎日が読売の「スクープ」(実は政府要人からのリークの垂れ流しに過ぎない)を後追いする記事を出し、それに高市が「慎重に判断する」と書いてあったのだった。

 

mainichi.jp

 

 高市の作り笑いが本当にむかつくが、以下に記事を引用する。

 

衆院解散案が浮上 23日の通常国会冒頭で 高市首相は慎重に判断

毎日新聞 2026/1/10 01:02(最終更新 1/10 01:50

 

 23日召集の通常国会冒頭で、衆院解散するとの案が政権内で浮上した。党内基盤や連立関係に不安を抱える中、「強い経済」などを掲げて選挙で国民の審判を仰ぎ、政策実現の推進力を得る狙いだ。一方、内政・外交ともに多くの政策課題を控え、早期解散に否定的な意見も根強く、高市早苗首相は慎重に判断するとみられる。

 

 首相は今月5日の年頭記者会見で「国民に高市内閣の物価高対策、経済対策の効果を実感いただくことが大切。目の前の課題に懸命に取り組んでいるところだ」と述べ、早期解散に慎重な考えを示唆していた。

 

 一方、報道各社の世論調査では昨年10月の高市内閣発足以降、6~7割の内閣支持率を維持。政権内には高い支持率が続くうちに早期解散に踏み切り、政権基盤を強固にすべきだとの意見が根強くあった。

 

 衆院では昨年11月、自民会派に「改革の会」3議員が入り、日本維新の会と合わせて、与党がぎりぎり過半数(233)を回復した。しかし、参院では過半数に6議席届かず、「ねじれ国会」が続いていた。

 

 自民内では、衆院議員定数削減法案を巡って維新との関係を不安視し、国民民主党の連立入りを期待する声も出ていた。

 

URL: https://mainichi.jp/articles/20260109/k00/00m/010/381000c

 

 

  1990年に小沢一郎海部俊樹に指示して1月解散の2月総選挙をやらせたことがあった。あの時は自民党が1986年の衆参同日選挙で得た大量の議席を少し減らしただけの実質的な大勝利を収め、社会党は正真正銘の議席増だったが、あの選挙のように二大政党がともに勝つ選挙にはもはやなり得ない。二大政党向きの小選挙区制なのに多党化が進んでいる。

 私は「また過半数割れ」どころか自民党議席を減らして高市政権に倒れてもらいたいと思っているが、そのための最大の必要条件は大部分の選挙区に候補者を立てない公明票が野党の票に乗っかることだ。

 この点は菅原琢氏や木下ちがや氏(こたつぬこ)が言う通り。

 

 

 

 

 ところが昨年秋の公明党の連立離脱劇が起きた時にテコでも動こうとしなかったのが立民代表の野田佳彦(野ダメ)だった。

 私は立民が首班指名玉木雄一郎から斉藤鉄夫に乗り換える一手だと思い、その旨ブログ記事にも書いたが、当時そう考えたのは私だけではなかった。ネットでかなりの数の論者が斉藤鉄夫首班指名論を語っていたことを覚えている。

 あの時に立民は公明との間に信頼関係を築かなければならなかった。

 しかし野ダメはそれをやらずに玉木首班にこだわり続ける一方、高市と面会して「よく寝てよく食べる。健康第一」などと励ましたり、メディアとの会見で松下政経塾の入塾面接で高市に二重丸をつけたという思い出話を嬉しそうに語ったりした。私がそれらに激怒したことはいうまでもない。

 いったいに野ダメほど政局勘が絶望的に鈍い政治家もそうそういない。民主党の前原政治代表時代の「偽メール事件」への対処(2006年)などその最たるものだった。あれからもう20年になる。あれは私がブログを始める少し前に起きた。

 その野ダメ代表下でまた立民は衆院選を戦うことになる。少し前に宿敵の「駅前は朝の七時」(泉健太支持者)がXに書いていた通り、野ダメに昨年の衆院選惨敗の責任を取らせて下ろしておかなければならなかった。

 

 

 

 「自民党議席を維持することは全くできない」というのは心強い御託宣ではあるけど、その場合でも衆院選で伸びるのは参政と民民であって、立民は減るだろう。

 高市政権になって参政と民民は支持率が下がったじゃないかと言われるかもしれないが、それは昨年の参院選と比較しての話であって、衆院選では24年秋の第50回選挙と比較しなければならない。そうすると参政と民民の躍進、立民の退潮はほぼ不可避だ。

 

 

 それでいうなら、東京15区は2024年秋の衆院選でそういう選挙戦の先鞭をつけていた。同年春の補選で「野党共闘」路線で酒井菜摘が勝ったために「駅前は朝の七時」に今も削除されていないデマポストを垂れ流されたが、秋の本選では「野党共闘」は成立せず、共産党候補が立ち、自民(大空幸星)と無所属ポピュリスト(須藤元気=現民民の浪人)の両方を相手に戦った。酒井が勝てるとは全く思えなかったが、高野勇斗都議ら陣営の力で薄氷の勝利を得た。手強かったのは自民候補ではなく須藤元気だった。今回はもし昨年須藤が民民から参院選に立候補せずに無所属のままだったらまた須藤が出てきて酒井の完敗は不可避だっただろうが、連合の縛りもあってまだ無茶をできる段階とは思えない民民が衆院選に改めて須藤を立てるかどうかはわからない。参政などが知名度の低い候補を立ててくるなら勝てるかもしれない(補選に出てきた参政の候補は現九州比例ブロック選出の衆院議員)。また、大空への公明票の乗り方はかなり悪かった。だから酒井は須藤とは大接戦だったが大空には一定の差をつけた。しかし現在は24年秋当時よりも立民の党勢が相当に悪いので(野ダメのせいだ)、間違っても楽な戦いにはならない。

 しかしまあこんな時期に解散総選挙をやろうとするとか、この混沌の時代には政治家たちが何をやらかすかわからない。トランプが66もの国際組織を脱退したら、ネトウヨたちが日本も脱退しろとか叫んでいるが、本当に1933年の「連盟よさらば」の再来になるかもしれない。それどころかトランプは気候変動対応を完全に投げ出したのだから、高市がそれに追随したら日本は人類滅亡に加担することになりかねない。

 どんな手を使っても高市にはストップをかけなければならないのである。いくら26年間の自公連立政権の悪行があるとは言っても、公明がそこから連立離脱に踏み切ったことは大いに評価しなければならない。惰性力を振り切るためには大きな力を必要とする。昨秋、斉藤代表は大変に価値のある仕事をやったのである。

 公明をこちら側に取り込んで高市を倒すしかないというのが私の信念だ。しかし野ダメにはそれはできそうにもない。