kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元日本テレビ「木下黄太」が大暴走。さすが読売系はクソ

一部「脱原発派」の暴走はここまできた。


他の人々を避難をさせないように主張する「避難経験母(?)」か工作コメント。許しません。 - 「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

他の人々を避難をさせないように主張する「避難経験母(?)」か工作コメント。許しません。
2012-02-08 13:41:29 | 福島第一原発


 下記が工作員でなく、本当に一時避難した母親が書いているとしたら、自分を言い訳でごまかすばかりか、他の人たちにも同調を求めて、「危険回避は意味がない」と、他の人たちを巻き込もうとする感覚です。こうした人間は本質的に僕は許せません。あなたが、どう思って、どうしても、それはあなたの人生判断で、なおかつあなたたち家族の判断で、それをわざわざ、ここで開陳してくる感覚が、人間としておかしいということです。

「何故かまだ関東にいる人にも」
2012-02-08 11:06:50 匿名母


理由があるとは考えないのですか?
私は昨年、子どもを守るため、遠方に避難しました。千葉県在住者です。
けれど、避難生活は容易ではありませんでした。
周囲の反対もあったため、縁も何もない土地に、ほぼ着の身着のままで
生活するのは、大変なんですよ。
かんたんに仕事も見つけられない、どうしても生活が立ちゆかなくなってしまい、
結局帰郷するしかありませんでした。
周囲の理解を得ることの難しさ、むずがゆさ、母子で遠方に生活する寂しさ、
子どもの心にも影響は大きく、例えば遠方で苦しんだ生活をするのと、
地元で被曝を続けて行くのと、どっちを取っても長生きは無理ですよ。
同じ一生なら、私はリスクを追ってでも、家族揃った暮らしを選んだ。
ただそれだけです。
私には、国以上に避難を呼びかける人達の言葉は無責任な言葉に聞こえます。
生意気承知で書き込ませて頂きました。


あなたたち家族が、どういう判断をしても自由です。僕は知りません。あったこともない、匿名投稿のあなたについて、関与しても仕方ないです。しかし、同じことは、あなたにも言えて、あなたの言い訳めいた話で、他の人を巻き込むこと自体、意味が分かりません。

「国以上に避難を呼びかけるのが無責任」。どこまで適当なことを言い募りたいのでしょうか。危険があり、避難を主張していることは、正当なことです。こういう言説まで、書き込むなら、それ相応の覚悟をなさい。人間として、本質的におかしい書き込みです。

ただし、こうした書き込みは、当然、避難したことのある母親という存在でなく、

  1. 奥さんに避難したいといわれて、対応できない夫が、うさばらしや「木下ブログに、こういう書き込みもある」という話の証左として、虚偽に書き込むケース。
  2. 本当に工作員のケース。

以上がありえますが。どの立場でも、本質的に、書き込んでいる人の、心の病は深いと思います。    

リアルも本質も見失っています。

あわれです。
(以下略)


これに続く部分もコメント欄も実にひどいが、これが「避難原理主義」と化した一部「脱原発派」の暴走の行き着いた先なのだ。このブログ主は元日本テレビの報道局社会部デスクだそうだが、さすがは読売系だけあって「クソ」そのもの。残る方がクソなら出て行った方もクソ。日本テレビ自体がクソで読売グループ全体がクソ。だって、こんなのに「デスク」が務まるんだもの。


おまけ。きまぐれな日々 原発「リスク厨」とは月とスッポンの猪飼周平氏の論考 のコメント欄より。晒してほしそうなのでリクエストにお応えする。


http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1240.html#comment13610

さる氏の以下の意見は冷静かつ論理的であると思え、賛同いたします。


> それに、放射線被曝のリスクはかなり把握されているって…、で、この原発
> 事故の場合は安全なんですか?。
> …だったら、メルトスルーでもなんでも、原発の事故なんて問題にならない
> はずじゃないですか。
> 過剰な煽りは禁物ですが、
> >福島の人々にとっての「違和感」
> これに遠慮して何も言わないことは正しいことなのですか?。
> 「福島に住んでいる人に失礼だから」という理由で現実を見ないようにする
> のは、実は誰のためにもならないと思いますよ。


>Black Joker氏
> 不誠実というなら政府よりも危険厨の方がずっとずっと不誠実で無責任ですよ。
> 指定された避難区域等の圏外の住民に対して「政府は嘘吐きだ、指定された
> 避難区域等の圏外の住民も避難しないと被曝して大変なことになる」とか
> 脅していたけど、その脅しこそ嘘だったことが明らかになっていますから。
> 被曝して大変なことになんか実際なってませんから。


アナタは福島の原発事故がもう片付いたと思っているようですね。なんて
バカな人なんでしょう。(笑)


> その脅しこそ【嘘だったことが明らか】になっていますから


はあ?(笑) 政府の想定していた「最悪シナリオ」を知らないんですか?
そして「それ」は今も生きているんですよ。
http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/01/26/6308269


断定的な言い回しは避けた方が良いですね。


アナタは野ダメの「冷温停止宣言」を信用しているようですが、
実際まだまだトラブル続きですよ。
http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/01/07/6281315
http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/02/04/6320619


先日も2号機に「ホウ酸水」が注入されました。
http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/02/07/6324899


いくらなんでも、「ホウ酸水が必要」=「ヤバイ状況」
くらいは知ってますよね?


> 被曝して大変なことになんか実際なってませんから。


被爆して被害が顕在化してくるのは事故から4年後以降です。
コレ常識です。なんて無知で「脳」天気な人なんでしょう。(笑)


「不誠実」で「無責任」なのはアナタですよね。


> 観潮楼氏
> 大体ろくに原発もなかった1930年代にショウジョウバエをサンプルにとった
> LNT仮説をいつまでワーワー教徒は有り難がるのか。
> いい加減利口になろうや。


アナタってホルミシス派なんですか?(笑)
LNT仮説がダメだと言うのでしたら何が正しいか教えて下さいな。
「利口」なアナタなら出来るんでしょ?


>故事他見氏
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120209/1328743417
> > 「危険な土地に住み続ける権利」なんてものはありません。緩慢な自殺
> > (ないしは殺人)を
> > 要求する権利など福島だろうが東京だろうがどこに住んでいたって主張
> > することは許されません。
>
> あーあ、ついにこんなこといい出したよ。
> これじゃ、「『汚染地域でのイベント』だのって
> 放射能浪花節や精神論で立ち向かうバカは自分だけで被曝してろ!」と
> 暴言を吐いた某元カリスマブロガーや、「福島の農家はオウム信者と同じ」
> とほざいた某火山学者と何も変わらない。


裏サイトで「さる氏」を晒し者にしていますが、こういうやり口は卑怯だと
思います。そういうアナタこそ「非国民通信氏」と何も変わらない
のではないでしょうか?最近「非国民通信氏」と似てきて悲しいですね…。


2012.02.10 00:27 マニゴルド


「裏サイト」とは失礼な(笑)。いまや、当ダイアリーの方が『きまぐれな日々』の約3倍のアクセス数があるのだ。現在ではこちらが「表」で『きまぐれな日々』の方は「別建ての議論サイト」という位置づけなので誤解なきよう。で、それでなくてもアクセス数が少ないブログのコメント欄での議論をここで紹介してやっているのだから、ありがたく思えよ(爆)

なお、「マニゴルド」氏の本論(笑)に関する論評は省略。

東京新聞の一面トップは「核燃サイクル 政府、慎重論無視し推進」。但し1991年の話。時の自民党幹事長は小沢一郎(笑)

東京新聞(2/10)の一面トップ記事は下記。自民党政権時代、1991年の話である。


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021090070722.html

核燃サイクル 政府、慎重論無視し推進


 使用済み核燃料を再処理して核兵器に転用可能なプルトニウムを取り出す核燃料サイクル計画をめぐり、通商産業省(現経済産業省)と旧科学技術庁(現文部科学省)の幹部らが一九九一年、日本の核武装に対する国際社会の懸念や、膨大な費用がかかることなどを理由に慎重な姿勢を示していた。本紙が入手した内部資料から分かった。 

 当時は九五年の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)ナトリウム漏れ事故前。政府が核燃料サイクルの研究開発を推進していた時期に、原子力政策の担当者が異論や疑問を抱えていたことになり、計画の無責任ぶりが浮かび上がった。

 内部資料は原子力政策の重鎮で、科技庁原子力局長などを歴任した故・島村武久さんが八五〜九四年に開いた非公式の研究会議事録。当時、原子力に関わった政治家や現役官僚、経営者、学者らの証言を掲載している。文科省が二〇〇八年に編集し、一部の関係者に配布した。

 九一年夏の会合に出席した通産省資源エネルギー庁技術課長(当時)の谷口富裕さん(68)は、核燃サイクルを「全体的展望なり戦略に欠けていて、経済的に引き合わない」などと批判。米ソ冷戦の終結直後という当時の国際情勢下で、プルトニウムの大量保有につながる再処理は「最近、各国が日本に(兵器転用への)警戒心を高めている中、(計画自体が)うまくいくわけがないのでは、という心配をしている」と話した。

 九一年六月の会合では、講師役を務めた科技庁核燃料課長(当時)の坂田東一さん(63)は、核燃サイクルの方向性を議論した政府の原子力委員会の専門部会を「リサイクルありき」と指摘。「(核燃サイクルの是非は)一回議論しかかったが、そこまで行くと収束できない」と、問題があることを知りながら、推進に回った事実を証言した。

 一方、電力業界も九四年夏の会合で、旧日本原燃サービス(現日本原燃)の元社長豊田正敏さん(88)が「資源の乏しい国で(プルトニウムは)ぜひ使わなきゃいけないと言うが、一割二割のところしか節約できない」と、核燃サイクルの採算性を疑問視していた。

 現在、東京工業大特任教授の谷口さんは本紙の取材に「当時は計画の進め方が性急すぎた」とした上で「適切な時間軸と国際的な視点が足りない」と話した。


 <核燃料サイクル> 通常の軽水炉原発で燃やしたウランの使用済み燃料からプルトニウムを取り出し、再利用する仕組み。政府、電力業界は「資源小国・日本の切り札」として期待するが、中核となる高速増殖炉は経済コストが高く、技術的な問題も多いことから主要先進国の米、英、仏、独は1990年代後半までに撤退している。福島第一原発事故を受け、日本でももんじゅを含めた核燃料サイクルの見直し論議が高まり、政府は今夏をめどに是非を判断する。


東京新聞 2012年2月10日 07時08分)


普通、通産省(現経産省)と科学技術庁(現文科省)、それに電力業界といえば、「原子力ムラ」の総本山とされるが、両省庁の幹部も電力業界も「慎重な姿勢」を見せていたのになぜ無謀な「核燃料サイクル」が推進されたのか。

浮かび上がるのが、「実は『政治主導』ではなかったか」という疑惑である。1991年といえば海部政権の頃で、時の自民党幹事長は小沢一郎。小沢は東京都知事選に敗れた責任などをとってこの年に幹事長職を辞したが、それにもかかわらず海部政権から宮沢政権に交代する際に悪名高い「小沢面接」を行なった。いわば小沢一郎が権力の「絶頂期」にあった年だ。

そして、この1991年に行なわれた青森県知事選は、まさに東京新聞が報じている「核燃サイクル」が選挙の争点となって、保守陣営が分裂選挙を行なった。この時小沢一郎は「核燃サイクル」推進派を推し、現地入りして地元の政財界人を締めあげて、下馬評では不利と見られていた「推進派」候補を逆転当選させてしまったのだった。

それを考えると、ますます「核燃サイクル推進は『政治主導』だったのではないか」という疑念が強まるのである。