kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

なつかしの川条志嘉(笑)

もうあの「郵政総選挙」から3年になるんだなあと思う。

川条志嘉を初めてテレビで見たのは、2005年の年末、大阪・読売テレビ辛坊治郎がやっている御用番組だったと思う。忘れられない印象を受け、「これがコイズミチルドレンの正体だ」と思った。この頃、私はまだブログをやっていなかったが、もしブログをやってたらクソミソに書いたに違いない。

ネット検索したら、こんな記事を見つけた。

「川条志嘉」という政治家 - 白央篤司の昭和系日記

 彼女(川条志嘉)が引き起こした「笑い」とは例えて言うとしたら、こうだ。

 どこのクラスにも、とっても正義感が強い女の子ってのがいたでしょう。学級の問題や疑問点を「そんなのおかしいよ!」とむきになって主張して、それをすればするほど、結果みんなの笑いを買ってしまうような、生真面目な子。彼女が巻き起こしていたのは、そんな「笑い」だったと思う。はっきり言って悪いが、ここまで「場」の読めない人を見たのは久しぶりだ。

 文字にして書くと残酷なようだが、その討論会において彼女は一人の大人としてはまったく扱われていなかった。

 そういわれても仕方のない結果だったと思う。三宅氏の冗談を真っ向からくってかかる川条氏。三宅氏に「そういうジョークも解せず、よく選挙通りましたね」といなされたり、おだやかな金氏からも「今日は選挙活動じゃないんです。少し控えてください、それからあなたは声が大きすぎます」と一蹴されてしまっていた。そう、彼女の取った笑いは結局「失笑」だったと思う。

 ハッキリ言って彼女の印象は良くも悪くも「お嬢ちゃん」な人だなあ、ということだけだ。まっすぐ、なのね。クソ真面目、なのね。自分の意見をとうとうと述べることには、ひょっとして長けた人なのかもしれません。それが選挙ではプラスに働いたのかもしれないが、テレビというメディアでは、もーのすごく、マイナスだった。

この文章を読むだけで、当時川条から受けた印象がまざまざと思い出される。そこまですごい議員だった。

でも、この人は東大の教養学部を卒業しているのだ。

あの頃は、臆面もないコイズミマンセーブログが幅を利かせていたが、そんな御用ブロガーでさえ川条には呆れ返った。

http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200512241102.html

今のマスメディアの現状では「コミュニケーション戦略チーム」や「広報戦略本部」の役割は重要だろう。政党の政策や方針をオモシロオカシクなる部分だけ加工して視聴率のネタにされるのは有権者にとっても損失だ。

なーんて、本日は自民信者の小泉マンセーブロガーとしてコミ戦と世耕さんについて褒めまくろうと思ったが今朝のウェークアッププラス観て腰抜かした!

少子化問題の討論で自民党川条志嘉衆院議員が出演していたが、彼女はヤバ過ぎる!噂では色々聞いていたがリアルで観たら失禁しそうになるくらい酷かった。話の内容はレベル低いし、空気読めないし、生理的にあの金切り声は嫌悪感だし、いやー何がどうって文章にするのが困難だけど、ちゃんとした教育もせずにあの状態で川条議員に「小泉チルドレン」とか肩書き付けてテレビの(しかも生放送に!)出演させるようじゃ、自民党コミ戦のメディア対策もまだまだと言わざるを得ない。三宅塩爺失笑、金さんに窘められ、辛抱さんなんて司会者なのに川条氏の存在黙殺だよ。コミ戦立ち上げニュースの翌日にこれかよ!

「何故この時期に!」と言うなら、今日の川条氏のテレビ出演はまさに「何故この時期に!」だな。自爆したいのか自民党

一方、コイズミ批判で名を売ったブログは、当然ながら手厳しい。

小泉チルドレンの政治 - 芸能と政治の溶解、お笑いキャラクター : 世に倦む日日

自己紹介の中で音楽プロダクションのオーディションへの応募と受賞の経歴を必ず披露する川条志嘉などにおいて、政治も芸能も世界は一つで区別はないのだろう。

この記事を読み返すと、2005年には川条志嘉は結構テレビに出ていたようだ。

だが、2005年末の辛坊の番組における川条のおしゃべりがあまりにひどかったために、自民党が川条のテレビ出演を制限したのか、その後私は一度もテレビで川条を見たことがない。

そして、川条志嘉のごときカス議員を、国民の税金で何年も養ってきたことに対し、湧き上がる怒りを抑えるのに苦労しながらこの記事を書いている今日この頃なのである。