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森田氏を吉田氏追う＝千葉知事選情勢
任期満了に伴う千葉県知事選は、２９日の投開票に向けて終盤戦に入る。無所属５新人による混戦の中、知名度で勝る俳優で元衆院議員の森田健作氏（５９）がややリードし、堂本暁子知事の後継指名を受けた前いすみ鉄道社長の吉田平氏（４９）＝民主、社民、国民新、新党日本推薦＝が追う展開。関西大教授の白石真澄氏（５０）が両氏に続く。（以下略）
（時事通信 2009/03/21-14:10）
この時期の「ややリード」というと、一昨年の東京都知事選や昨年の大阪府知事選を思い出さずにはいられない。実際には大量リードだろう。いずれも、「リード」している方はテレビの露出度が高い有名人だった。森田健作の場合は、「昔の名前で出ています」といったところだが、そこは東京・大阪と千葉の違いなのかもしれない（東京や大阪では旬を過ぎた森田健作は当選にははるか届くはずもない）。
政治家を能力で選ぶ時代には、はるか遠そうだ。子供の頃、NHKアナウンサーだった宮田輝が参院選選挙で自民党公認で立候補し、大量得票して当選したものの、何一つ実績をあげられなかったのを見て、なんで大人たちはこんなやつに喜んで投票するのかと不思議でならなかったが、何十年も経っても何一つ変わっていない。私が死んだあとはるか未来になっても、同じことが繰り返されるのかもしれない。
