kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

最悪! 大阪ダブル選、予想通り「大阪維新2勝」の世論調査結果

昨夜の早い段階では、「大阪ダブル選 情勢」でググっても新しい情報は出てこなかったが、昨夜遅く、各社が一斉に世論調査結果を公開したようだ。いつものタイミングではある。それによると、大阪府知事選、市長選ともに大阪維新の会が勝つ可能性が高いとのことだ。

大阪府知事選については、告示前に行われたメディアの世論調査松井一郎が「先行」とされていたが、大阪市長選は告示前の世論調査では接戦とされ、自民候補の名前を先に出したメディアもあったが、いざ選挙戦が始まると、大阪の選挙ではいつもそうであるように、維新が支持を伸ばした。というより、いつも以上に維新の伸びるのが早い。いつもは選挙戦終盤で脅威的な(あえて「驚異的」とは書かない)追い込みを見せて劣勢予想をはね返すのだが、選挙戦中盤でこのありさまなら、選挙結果は知事選・市長選とも維新の圧勝になるだろう。

橋下一派に加えて、身では橋下一派と戦っているふりをしていながら、本心では橋下一派に声援を送っているに違いない安倍晋三菅義偉らもほくそ笑んでいるであろうと思うと、今週も、そして来週も最悪の週明けとなることは確実だ。

以下、やはり喜んでいるであろう産経を筆頭に、世論調査結果をいくつかメモしておく。

【大阪ダブル選】「大阪維新」候補、市長選でもリード 産経など合同世論調査 - 産経WEST

大阪維新」候補、市長選でもリード 産経など合同世論調査

 22日投開票の大阪府知事大阪市長のダブル選について、産経新聞社など5社は14、15両日、府内の有権者を対象に電話による合同世論調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。

 市長選は、橋下徹大阪市長から後継指名を受けた大阪維新の会公認の新人、吉村洋文元衆院議員(40)が、自民党推薦の無所属新人、柳本顕元市議(41)をリード。10月24、25日に実施した前回調査では、両氏の接戦となっていた。

 知事選は前回調査同様、大阪維新公認の現職、松井一郎氏(51)が、自民推薦の無所属新人、栗原貴子元府議(53)を上回っている。

 また、5月に大阪市で行われた住民投票で反対多数となった「大阪都構想」の新たな設計図作りを大阪維新が公約に掲げていることの是非については拮抗(きっこう)しているが、大阪市民の回答が前回調査と逆転した。

 前回は「理解できる」が46・4%、「理解できない」が50・1%。今回は「理解できる」が48・8%、「理解できない」が45・6%となった。

 知事選には無所属新人の元高校教諭、美馬幸則氏(65)、市長選にはいずれも無所属新人の元北区長、中川暢三氏(59)、テーマパーク従業員の高尾英尚氏(33)も立候補している。

(産経ニュース 2015.11.15 18:37更新)


大阪ダブル選、大阪維新2氏が先行 本社情勢調査 :日本経済新聞

大阪ダブル選、大阪維新2氏が先行 本社情勢調査

 22日投開票の大阪府知事・市長のダブル選で、日本経済新聞社テレビ大阪は13〜15日に共同で情勢を調査した。市長選は大阪維新の会公認で前衆院議員の吉村洋文氏(40)が、自民党推薦の前市議、柳本顕氏(41)をやや先行。知事選は大阪維新公認で現職の松井一郎氏(51)が、自民推薦の前府議、栗原貴子氏(53)らより優位に立っている。

日本経済新聞 電子版 2015/11/15 22:30)


http://www.asahi.com/articles/ASHCH4VWLHCHPTIL006.html

大阪市長選、吉村氏やや先行 ダブル選、朝日情勢調査

 22日投開票の大阪府知事大阪市長のダブル選で、朝日新聞社は14、15の両日、府内と市内の有権者にそれぞれ電話調査し、取材と合わせて情勢を探った。知事選では、地域政党大阪維新の会」公認で現職の松井一郎氏(51)が優勢で、自民が推薦する前府議の栗原貴子氏(53)が追う展開。市長選では大阪維新公認で前衆院議員の吉村洋文氏(40)がやや先行し、自民推薦で前市議の柳本顕氏(41)が激しく追う。

 ただ、投票態度を明らかにしていない人が両選挙ともに4割おり、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人で分析すると、知事選では松井氏がすべての年齢層で幅広い支持を得ている。

 松井氏は、橋下徹大阪市長らと今月に設立を届け出た国政政党「おおさか維新の会」の支持層を固めた。無党派層からは7割の支持を得ている。

 栗原氏は自民支持層を固めきれておらず、松井氏の食い込みを許している。

 市長選では、吉村氏が20〜50代の年齢層に浸透。おおさか維新支持層を固め、無党派層も4割近く押さえている。

 一方、柳本氏は60代以上の高齢層の支持が厚い。自民支持層の8割近く、無党派層の5割をつかんでいる。情勢調査と合わせて実施した世論調査では、来月での「政界引退」を表明している橋下市長の支持率は44%、不支持率は36%。支持層の9割が、橋下氏が後継指名した吉村氏を支持した。

 両選挙のその他の計3候補は、いずれも苦しい。

     ◇

 〈調査方法〉 14、15の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、大阪府知事選は府内、大阪市長選は市内で、それぞれ別の有権者を対象に調査した。世帯用の電話と判明した番号と、有効回答、回答率は、大阪府知事選調査が1758件、1126人、64%。大阪市長選調査が1579件、1020人、65%。

朝日新聞デジタル 2015年11月15日23時09分)


なお、広原盛昭氏や私が、橋下に甘い顔を見せる湯浅誠を批判したことに対して、

左翼の非寛容さを感じる

と言い、

今、湯浅氏を罵倒している人は、私のようなヘタレサヨク『悩み、ブレ、揺らぐ』ことを許してくれますか?
許してくれないのなら、あなたの一本気でブレないマッチョ左翼スタイルこそ、橋下君の裏返しだよ。

と文章を締めくくる、自称「ヘタレサヨク」(私の言葉では括弧付きの「リベラル」)がいらっしゃるようだ。


上記の論を、湯浅誠を戦争中の日本の指導者や軍部に甘い顔をしたり屈服したりした当時の「リベラル」のリーダーと置きかえれば、おかしさは明白だろう。
橋下徹とは、「非寛容な敵」の親玉なのだ。それに塩を送る「リベラル」のリーダーは、厳しく批判されて当然である。