kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

民主党の自称「TPP反対派」のような連中がファシズムを育む

橋下徹とTPPが話題の11月だが、既に「野ダメ」(野田佳彦)がTPP交渉参加を表明し、大阪ダブル選挙の情勢報道はまだ出ていないけれども橋下(一味)の2勝に終わるだろう。そして12月には消費増税の政局になり、「野ダメ」政権は消費税増税を決める。政局騒動になるとしたらそのあたりからだろう。手を拱いていたら次の総選挙で壊滅する小沢一味はいずれ何らかの動きをする。だがボスの小沢一郎は「隠れTPP推進派」なのでTPPでは政局にならないし、自民党石原伸晃ともども「隠れ橋下支持」なので、小沢一味が「反ハシズム」の動きに協力することなど全くないわけだ。

特にTPPの政局で、誰がどう見たって「野ダメ」がTPP交渉参加を表明しているのに「あれは交渉参加表明ではない。総理はよく踏みとどまってくれた」などと民主党の自称「TPP反対派」がほざいた茶番劇は最低だった。下記のフレーズは何度でも書く。

民主党内に「TPP反対派」など存在しない


それにしても最近思うことは、ファシズムを育むのは民主党の自称「TPP反対派」のような連中ではあるまいか。そもそも彼らの最大の特徴は「小沢一郎の操り人形」であることだ。だからボスが本心では「TPP反対派」ではないと忖度して自らの行動にブレーキをかけている。離党や内閣不信任案提出への動きをするつもりなど全くないのである。

私は今から断言するが、いずれ総選挙が行なわれて、自公が政権に返り咲くなり、民主党が分裂して選挙後に自公と小沢一味がくっついた政権が成立したりしたところで、TPPは推進されるし、消費税率は10%に上がるし、原発は再稼働するのだ。たとえば税制の累進性を昔のように強化することなど、「共産主義」(笑)とレッテルを貼られて誰もそんなことはおくびにも出さない。

この予言が外れたらブログを止めたって良い。それくらいこの予測の確からしさには100%の確信を持っている。

そもそも、「小沢信者」になること自体、「強そうな者、頼もしそうな者」に全権を委ねるという心性に根ざしているわけであって、そんな人たちが橋下徹に歯向かったり教祖(小沢一郎)に異論を差し挟んだりするはずがない。そして彼らこそ日本にファシズムへの道を切り開く人々だ。