kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三の靖国参拝を擁護する「小沢信者」御用達の武田邦彦は、残念ながら(?)「東京都民」ではなさそう

秘密保護法で強引な国会運営をした安倍首相が靖国神社を参拝したので、心配している人は多いだろう。今朝の新聞には「失うものが多い」と論説にあったが、本当はどうだろうか?


まず第一にこのブログの「普通の歴史」のシリーズで書いたように、

  1. 日本は侵略戦争をしていない、
  2. 東京裁判というのは事実ではなく、東京リンチはあった、
  3. したがって、戦犯(犯罪人)はいない、
  4. 南京虐殺はなかった。朝日新聞の造語である、

ということだ。


日本が戦ったのは、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、中国(中国だけはアジアの国で白人側についたから)であり、アジア人とは戦っていない。朝鮮とも戦っていない。だから侵略戦争というのは中国人と朝日新聞の造語である。


戦争に負けて、アメリカ側が「裁判」という体裁をとって日本の指導層を殺したが、法律がなく、裁判所もないのだから裁判はない。勝ったものが単にリンチをしただけだ。裁判がないから犯罪人もいない。


南京虐殺というのも朝日新聞の造語で、普通の戦争が行われただけだ。先の戦争で日本人の犠牲者は軍隊が200万人、一般人100万人だが、南京戦役では軍隊10万人の犠牲で民間人は1万人ぐらいだ。普通の戦争より日本軍の規律は守られていた。


私たちの祖先は世界的に非難されるようなことはしていない。むしろアジアの人たちからは尊敬されるべきである。白人は日本に警戒しているのも当然である。


国民や国の指導層が、その国のために尊い命をささげた人に敬意を表するのは大切なことだ。中国との貿易(お金)気にして私たちが大切にしなければならない人をないがしろにすることこそが日本の文化を壊すことだ。


アメリカがどういった、中国がどうだということに左右されず、日本人は日本人自ら判断しなければならない。


今、原発にしろ、秘密保護法にしても、私たちが苦しんでいるのは「日本人としてのプライド、日本人の誠実さ」を失ったからで、「粗末なものを食べなければならなくなっても誠実さは失いたくない」という旧来の日本文化に帰ることがもっとも大切であり、その意味で、首相の靖国神社の参拝で、このブログにその論評を書かなければならないということ自体が哀しい。


(平成25年12月27日)


ナベツネ親米保守)も池田信夫新自由主義者)も批判する安倍晋三靖国参拝だが、「小沢信者」御用達の面々にはなぜか安倍晋三靖国参拝擁護派が多い。河村たかし然り、少なくとも3年半前には河村のブレーンだった武田邦彦然り。数年前に時を遡れば、「小沢信者」のうち少なくない人たちが平沼赳夫城内実を応援する旗を振っていた。

私自身は、武田邦彦への関心が最も高かったのは2009年頃であって、最近はすっかりご無沙汰だったのだが、上記の安倍晋三靖国参拝擁護論は、私が以前から知っている武田の思想的傾向から類推していかにも言いそうなことだという感想。

一瞬、さっき知ったばかりの、やはり安倍晋三靖国参拝大擁護派である田母神俊雄東京都知事選に立候補するというニュースとの連想から、武田邦彦が田母神応援団に加わるのではないかと思ったが、すぐに武田が愛知県の中部大学に飽食奉職していることを思い出して、野次馬的にはちょっぴり残念な気がしたのだった。