kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

近事断想

4日間日記を休んでいた。連休明けの先週火曜日から風邪を引き、今回は喉と鼻を長期間やられた。峠は越えたがまだ治っていない。連休中本気で遊びすぎた(=体に負担をかけすぎた)ためかもしれない。風邪を引いてもなかなか治らないのは歳のせいか。プロのスポーツ選手でも突き指が2か月近くも治らず引退を余儀なくされるくらいだから(プロ野球中日ドラゴンズ山本昌選手)、体を鍛えてもない凡人はなおのことかもしれない。

日記を休んでいた間のニュースについて簡単に触れておく。

TPP合意。なんで朝日から産経まで全部のメディアが翼賛してるんだよ。財政再建至上主義もそうだが、経済問題についての全メディア挙げての「偏向」のひどさを改めて思い知らされた。

ノーベル賞。受賞した学者たちは称賛されるべきだが、「日本人」云々を言われると白ける。えらいのは個々の学者であって「ニッポンジン」じゃないんだよ。「日本スゲー」みたいな言説はやめてくれ。

安倍内閣改造。TBS、細かい閣僚人事をいちいち「ニュース速報」なんかで流すな。内閣改造の時はこれまでもそうだったのかもしれないが、今回は特に安倍晋三にたいするお追従たらたらみたいな報道姿勢が実に不愉快。

プロ野球・読売球団の選手の野球賭博。もちろん問題だが、プロスポーツ選手や芸能人が暴力団とつながって賭博をやらかしている例は、露見していないだけで他にも多くあるのではないか。だからこの件で読売叩きをする気は正直起きない。むしろ、当該選手を読売球団が「告発」したことに時代を感じる。なぜなら半世紀近く前、読売新聞の九州における部数を増やすために、読売新聞はせっせと西鉄ライオンズの選手の八百長疑惑をかき立てたものの、読売(や阪神)の選手に疑惑の累が及ぶと、突如追及をトーンダウンさせたことがあったからだ。「他球団の不正には厳しく、自球団には甘い」当時のふざけた読売の体質と比較すると、読売も「普通の球団」に近づいたといえるのではないか。

そのプロ野球セ・リーグクライマックスシリーズは読売と阪神の対戦が決まった。広島は今年も勝負弱かった。読売は「野球賭博球団」、阪神は「負け越しながら誤審でAクラスになった球団」という悪口をつい言いたくなるが、とはいえヤクルトとどちらかが対戦するこの2球団は、いずれも調子に乗せてしまうとヤクルトを4タテしかねない潜在力があるのも事実。読売とも阪神ともやりたくないなあ、広島に出てきてもらいかったなあというのが本音。