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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

野球賭博:新たに読売2投手が関与 NPB中間報告(毎日)

仕事のスケジュールの関係でまたまた3日連続で日記を休んだが、休む前の17日に書いた直前の記事(ヤクルトスワローズが読売を破って日本シリーズ進出決定)に続いて、またも読売球団にとって都合の悪いニュースを取り上げる。朝日夕刊(10/21)も一面トップだが、ここではより詳しい毎日の記事を取り上げる。

http://mainichi.jp/sports/news/20151021k0000e050216000c.html

野球賭博:新たに巨人2投手が関与 NPB中間報告
2015年10月21日 12時02分(最終更新 10月21日 20時24分)

 プロ野球巨人・福田聡志投手(32)の野球賭博関与疑惑に関し、日本野球機構(NPB)の調査委員会(委員長=大鶴基成弁護士)が21日、熊崎勝彦コミッショナーに中間報告を行い、福田投手に加え、巨人の笠原将生(しょうき)投手(24)、同じく松本竜也(りゅうや)投手(22)が野球賭博を行っていたことを明らかにした。

 報告によれば、福田投手は5月から9月にかけて、笠原投手は昨年4月から今年8月にかけて、税理士法人勤務とされていた大学院生の男性A氏らとともにプロ野球高校野球などについて賭博を行った。さらに笠原投手は、昨年4月から今年9月にかけて飲食店経営の男性B氏とプロ野球高校野球の勝敗を賭けていた。松本投手は笠原投手の仲介でB氏と知り合い、昨年6月から10月にかけて、プロ野球十数試合について賭博を行った。金品の授受もあった。

 A、B氏は野球賭博常習者とされる。福田、笠原、松本各投手は野球賭博への関与や、野球賭博常習者との交際を禁じた野球協約第180条(有害行為)違反にあたり、1年間、もしくは無期限の失格処分が下される見込み。A氏、B氏がいわゆる反社会的勢力との関係があるかは調査中。

 調査委では選手や関係者からのヒアリングに加え、笠原投手の携帯電話を検査し、削除されていたメールなどを解析。その結果、松本投手の関与が明らかになった。現状では3選手以外に、巨人および他球団の選手の賭博への関与は確認されていない。また福田投手の賭博には巨人戦が含まれていたが、笠原投手、松本投手については巨人戦は含まれておらず、いわゆる八百長行為も行われた形跡はないという。

 大鶴委員長は記者会見で「関係者へのヒアリングは大体終わっているが、詰めが必要」とし、「1カ月以内に最終報告を出したい」とした。また調査委の一員である宮本慎也さん(元ヤクルト内野手)は「球界全体で重く受け止め、再発防止に何ができるか考えたい」と語った。

 福田投手の野球賭博関与については、今月7日に巨人がコミッショナーに告発を行っていた。当初、笠原投手は福田投手にA氏を紹介しただけとされ、野球賭博への関与は認めていなかった。【神保忠弘】

 野球賭博問題

 巨人の福田投手が高校野球や巨人の試合を含むプロ野球、米大リーグの試合を対象に賭けをしていた問題。巨人が内部で調査し、福田投手が知人男性から誘われて賭博を行ったと10月5日に発表した。球団は福田投手と、福田投手に知人男性を紹介した笠原投手を謹慎処分にした。NPBによると1969年に発覚した「黒い霧事件」で現役選手が永久失格処分を受けて以降、野球賭博などで選手に処分が下された例はない。巨人は7日には野球協約180条(有害行為の禁止)に基づき、福田投手をNPBに告発。NPBは、事実解明に向けて調査委員会(委員長・大鶴基成弁護士)を設置した。

 【略歴】

 笠原投手は福岡県出身。福岡工大城東高から08年のドラフト5位で入団。13年に4勝を挙げ、今回問題の14年は26試合に登板して2勝1セーブ。今季は1軍で20試合に投げ、勝ち負けなどはなく、通算成績は80試合7勝1敗1セーブ。

 松本投手は、香川県出身。香川・英明高から11年のドラフト1位で入団したが、これまでの4年で1軍登板はない。今季は2軍で9試合に出場し、1勝1敗だった。

毎日新聞より)


「ホニャララ軍は紳士たれ」とか何とか言ってなかったっけ。

ヤクルトを含む読売以外の球団の選手は大丈夫かとの不安もよぎるが、とりあえず読売球団の脇の甘さはひどいものだ、とはいえるだろう。

高橋由伸が読売監督を打診されているらしいが、高橋も球団に嫌気が差しているのではなかろうかと同情する今日この頃。プロ野球機構はいっそのこと、読売球団に対して来年1年間の公式戦出場を禁止する制裁を科してはどうだろうか。セ・リーグは5球団になるため1球団は試合がないが、2連戦システムにして毎日試合をするようにすれば、8日連戦して2日休みというスケジュールが組める。