kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

第193通常国会、きょう閉会

第193通常国会が16日に事実上閉会したが(今日18日が閉会日)、今国会中に明るみに出た森友学園問題及び加計学園問題、特に後者を通じて、安倍晋三というのはとことん小心な人間だなあと思った。

そして、この安倍の「小心」は、歴史上の多くの独裁者と共通する。

ヒトラースターリンポル・ポト。歴史上悪名高い独裁者たちは、ことごとく小心だった。安倍晋三もその例に漏れない。小心で自分に自信がないから監視社会で国民をがんじがらめにして、敵を片っ端からパージしていくのだ。

森友学園事件で安倍に対峙した役者だった籠池泰典は、自身も安倍と同じ極右であり、しかも問題発覚前には安倍を崇拝し、幼稚園児に安倍への崇拝を刷り込むトンデモ人間だったから、NHKや読売などによって極悪人に仕立て上げられ、安倍はそのおかげで決定できなダメージを蒙らずに済んだ。

加計学園問題で安倍に対峙している前川喜平とて、文科省事務次官在任当時は教育勅語に関して安倍の意に沿う答弁をしていた(前川氏自身の言葉を借りれば「面従腹背」していた)のだが、告発者として振る舞う前川氏は自信満々であって、NHKや読売などの御用メディアの悪意ある報道にもかかわらず、安倍などよりよほど信頼できるとの印象を国民(というかテレビの視聴者)に与えている。一方、安倍(下手人は菅義偉だろうが)は読売新聞に前川氏のスキャンダルを書き立てる謀略報道をさせたものの「印象操作」に失敗し、それどころか御用電波芸者・山口敬之の準強姦罪もみ消し工作まで露呈するに至った。これで安倍に対する印象がガタ落ちし、普段ニュートラルな立場をとる無党派層の間で、「安倍首相の人柄」に悪印象を持つ人たちが急増し、内閣不支持率が目に見えて上昇した。もっとも内閣支持率の低下は内閣不支持率の上昇より際立って鈍く、「安倍を支持or肯定or容認or否定しない」という思考様式をいまさら変えたくない、という惰性力が手がつけられないほど強くなっていることがうかがわれる。

また、安倍政権を終わらせたいと願う人間の中にも、「安倍以外の独裁者に任せたい」と考える人間は少なくなく、それが東京都知事小池百合子の高い支持率につながっている。

かくのごとき現状、特に「安倍一強支配」の害毒を示す具体的な事項についていちいち具体例を挙げるのも億劫だが、幸い『きまぐれな日々』にはずっと非公開コメント(鍵コメ)をいただいているので、このあとここ数日の間にいただいた鍵コメ情報を久々に公開する。