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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

財務省、森友文書の書き換え認める(共同通信)

ついに財務省森友学園の書き換えを認めるらしい。昨夕(3/10)、共同通信が報じた。

https://this.kiji.is/345139472235234401

森友文書の書き換え認める
財務省、12日に国会報告

 財務省は10日、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと認める方針を固めた。当初の記述を削除した例が複数判明したとの調査結果をまとめ、12日に国会に報告する。関与した近畿財務局の担当職員や本省幹部らの懲戒処分を検討する。野党は「政権の隠蔽体質」への批判を強める構えで、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相政治責任を問う声が与党で高まる可能性もある。

 決裁文書の国会提出時に担当局長だった佐川宣寿国税庁長官が9日付で辞任するなど混乱が拡大。財務省自らが書き換えの事実を認めることで政権への打撃は大きく、森友問題は重大局面を迎えた。

共同通信 2018/3/10 19:24)


この件に関して、自民党参院議員の和田政宗が「朝日新聞が文書を取り違えていたのではないか」との妄説を垂れ流し、それに高橋洋一だの上念司だの飯田泰之だのといった「リフレ派(りふれは)右翼」の経済学者やエコノミストの連中、さらに彼らに感化された物理学者の菊池誠らが乗っかって馬鹿騒ぎを繰り広げた。彼らが己の低能・無能を晒して踊り狂った醜悪極まりない光景には目を背けたくなるものがあった。願望を事実に一致させようとする空しい努力なのだろうが、傍から見れば、いったい何やってるんだこいつら、としか思えない。

また別の者たちは、このニュースに接するや、一瞬にして掌を返した。橋下徹や三浦瑠麗がその代表格だ。戦争を煽っていた政治家や知識人らが敗戦時にとった行動もかくやと思わせる。彼らもまた、「りふれは」やその尻馬に乗った者と同じくらい醜悪だ。

人間の本性(正体)はこういう「普通でない」時にあらわになる。

朝日新聞のスクープが正しかったことがほぼ確実になると、一転して彼ら(及び彼らが担ぐ御輿である安倍晋三)は、今度は財務省スケープゴートとして安倍政権の延命を画策しようとしているようにも思われるが、森友文書を(自発的に)書き換える動機は財務官僚にはなく、その動機を持つのは安倍晋三・昭恵夫妻だけである以上、それは無理筋だとしか言いようがない。

以下、『広島瀬戸内新聞ニュース』より。

財務省は決裁文書。書き換えを認める方針です。
財務省が、公文書偽造の犯罪を認めたのです。
もはや隠しきれない。
しかし、本当に悪いのは、財務省の官僚ではなく、安倍晋三・昭恵夫妻であることは明らかです。
昭恵さんがあんなことをしなければ、晋三さんが国会であんなことを言わなければ、こんな悪事を財務省はしないで良かったのは明らかです。